今回のワインはイタリアのトスカーナ州のロゼワインです。
造り手はペトラです。フランチャコルタで有名なヴェラヴィスタがトスカーナ州に設立したワイナリーです。
ペトラのワインでは、過去にジンガリという赤ワインを飲み、非常に好みでした。その後ペドラというフラッグシップワインも購入してセラーに入っています。
今回は初めて、ペトラのロゼワインを抜栓してみました。
お気に入りのワイナリーだけに期待が高いワインです。
そんなワインの感想です。
目次
ペトラのジンガリ・ロザート2020
ペトラのジンガリ・ロザートの情報は輸入元兼購入先のエノテカから抜粋・引用しています。
主に粘土質と砂の土壌で構成され、鉄分を多く含む100haの畑のブドウを使用。ティレニア海近郊の涼しい風を受け、ブドウはゆっくりと熟します。
手摘みで収穫したブドウを一晩寝かした後に、温度を15度に保って発酵。熟成はステンレスタンクで4~5ヵ月間行い、瓶詰め後、さらに3~4ヵ月間熟成した後にリリースされます。
生み出されるワインは、豊満な果実味と甘やかなスパイスが感じられる軽やかな味わい。エスニック料理や魚介料理など、様々な料理と相性抜群です。 「時空を超え自然とともに品質を保ち続ける」というペトラの哲学を反映し、生命や進化の循環を表す渦が描かれたアーティスティックなエチケットも印象的です。
詳しくはこちら(エノテカのページ)
ジンガリ・ロザートの生産者:ペトラ
ジンガリ・ロザート生産者、ペトラの情報は輸入元兼購入先のエノテカから抜粋・引用しています。
詳しくはこちら(エノテカオンラインのページ)
フランチャコルタの名門、ベラヴィスタのオーナー・ファミリーが、「イタリアで最高のボルドースタイルのワインを造りたい」という志のもと、1997年に新たにトスカーナに設立。
土壌の学者、ブドウ畑の管理者、醸造責任者という3人のスペシャリストを迎え入れ、ワイナリーの大規模改革を実施。
最新技術を用いて、特に土壌に注目した新しい特性評価を実施。各区画ごとの個性を確認、テロワールをよりよく表現。
完全自社畑で栽培されたブドウ。オーガニック栽培。収穫は区画ごとに最適なタイミングを図って、すべて手作業で実施。手作業にこだわった手間をかけた畑作業。ブドウの生育がコントロール。
抽出を抑えた醸造や熟成のプロセスを改善し、よりエレガントで長期熟成が可能なワインに。
など。
ペトラのジンガリ・ロザート 視覚・臭覚・味覚を刺激するワイン!の感想
輝くような艶のある、薄いサーモンピンク。
控えめに、フレッシュなチェリーやラズベリー、白桃、ラフランスやトロピカルフルーツ、爽やかな胡椒や甘やかなスパイス、白い花などの香り。
フルーティで、爽やかで、甘やかで、上品な香りです。
口に含むと、酸味と甘味があり、控えめに苦味も感じる。
フレッシュな白桃、赤系ベリー、パッションフルーツやトロピカルフルーツの南国果実などの味わい。
余韻では、控えめに、トーストなどの香ばしさと、茶色系をイメージするキャラメル?のような独特な味わいが最後まで楽しませてくれます。
口に含んだ瞬間に、酸味を伴うフレッシュな果実味を感じて、次に甘味を伴う果実味、そして、ふくよかな南国果実のイメージを受けます。
このロゼワインはしっかりと冷やした状態でも、多彩なフルーティさを失うことなく、楽しむことができます。
様々なイメージが順次感じられ、そして調和しつつ、余韻にかけては、また違った表情を見せてフィニッシュしてくれます。
ボトルのデザインと色、香りと味わいの多彩さと移り変わりの妙、初めから最後まで視覚・臭覚・味覚を刺激して、楽しませてくれるワインです。
ペトラのジンガリ・ロザートは、期待通り美味しいロゼワインでした!
今回はトスカーナ州のペトラのジンガリ・ロザートを抜栓しました。
予想どおり、赤ワインに続いてロゼワインも素晴らしいワインでした。非常に多彩な印象で、フルーティです。
酸味と甘味、苦味のバランスも良く、温度はしっかりと冷やしていても、多彩さを堪能できます。
価格も2500円とお手頃ですし、しっかりと楽しめるロゼですので、おすすめです!
ペトラのジンガリ・ロザート 視覚・臭覚・味覚を刺激するワイン!に合わせた料理など
・カポナータ&冷製ポテトのスープ
・夏のクワトロ/ナポリの窯:粗挽きソーセージとセミドライトマトの太陽エスターテ。とろ~りチーズの牛カルビピッツァ。マルガリータ。ベーコンたっぷりコーンベーコン。
スープは冷製で涼しく飲める上、ポテトのコクと、ほっこりさあって美味しい。材料は玉ねぎとポテトのみでシンプルです。
カポナータは我が家の定番のワインのお摘みです。もちろんワインとよく合います!
ピザをペトラのジンガリ・ロザートに合わせると、
・粗挽きソーセージとセミドライトマトの太陽のエスターテ:ワインの上品な甘味を感じて、優しく酸味をアップさせ、スパイシーさが現れる。
全体ではワインをマイルドにしてくれるペアリングです。この組み合わせは非常にいい。
・とろ~りチーズの牛カルビピッツァ:照り焼きの甘味が美味しい。
ワインと合わせると、複雑さが増し、甘味は優しくほのかになり、酸味も優しい印象に変わります。
少し複雑な印象になりますが、ワインの酸味と甘味を優しくしてくれ、美味しくいただけます。
また、照り焼きの甘味もワインとよく合うことを確認できたペアリングでした。
・マルゲリータ:イタリアのロゼワインとの相性は非常にいい。やはり我が家の定番はマルガリータです。
ワインは少しクリアな印象になり、より味わいが鮮明になります。
ピザも大きな変化はなく、美味しく楽しめます。
ペアリングは非常に良いです。
・ベーコンたっぷりコーンベーコン:ポテト、チーズ、ベーコンの美味しさがよく感じられるピザです。
ワインと合わせると、より酸味がシャープになりつつ、透明感が増し、少し鋭角化します。
しかし、チーズのまろやかさやポテトが余韻にかけて、主役に感じられ、最終的には落ち着いた、まろやかな味わいになります。
少しフレッシュ感がワインに現れるイメージです。
このペアリングもいい!
・ナポリの窯:
「ナポリピザはとにかく生地が命です。ナポリの窯のピザ生地は、原材料にこだわった門外不出の配合で自社工場で手作り。宅配ピザ用のピザ生地の発酵・熟成は熟練のプロフェッショナルが行なっております。 焼き上がりは中はモッチリ、外側がパリッと焼きあがります。トッピングの素材にもこだわっており…(以下省略)」
(公式ページより抜粋・引用。こちら)
・冷凍ピザなら、ピザ・サルバトーレ・カーサもお気に入りです。
ペアリングした時の記事です↓
ペトラのジンガリ・ロザートの基礎情報
・ワイン名:ジンガリ・ロザート2020
・生産者:ペトラ
・生産地:イタリア>トスカーナ州
・葡萄品種:グルナッシュ、サンジョヴェーゼ
・原産地呼称等:IGT.トスカーナ
・気候や土壌:主に粘土質と砂の土壌。
・栽培・醸造法等:手摘み。15度で発酵。ステンレスタンクで4~5ヵ月間熟成。瓶詰め後、3~4ヵ月間熟成。
・抜栓時期:2022.08.
・インポーター:エノテカ
・参考価格(ネットショップ):2500円台
・購入先:エノテカオンライン(公式ページはこちら)
エノテカのクラブエノテカプレミアム(VISAカード)の特典であるケースオーダー20%割引で、2000円位で購入。
ペトラのワイン関連のおすすめ記事
今回はペトラのジンガリ・ロザートを抜栓しました。ボトルのデザインと色、香りと味わいの多彩さと移り変わりの妙、初めから最後まで感覚を刺激してくれるワインでした!
下記記事は同じくペトラが造る、トスカーナ州の赤ワイン、ジンガリです。
このワインは手頃な価格ですが、非常に美味しいです。私のお気に入りのトスカーナの赤ワインの1つです。
・ジンガリ2018/ペトラ
2200円台~。
熟した黒系ベリー、クレームドカシス、コーヒー、ココアなど甘やかで、まろやかな、なんとも言えない芳しい香り。
口に含むと、やや熟したの黒系ベリー、少しクレームドカシス、ハーブ、スモーク、ココアなどの味わい。余韻に僅かにモカが加わる。