今回はオーストラリアのシラーズです。オーストラリアのシラーズ自体が約1年ぶりで、久しぶりです。
オーストラリアのシラーズのクオリティの高さと美味しさを再認識させられるワインとなりました。
そんなワインの感想です。
目次
チョーク・ヒルが造るアルファクルーシス・タイタン・シラーズ2020
チョーク・ヒルが造るアルファクルーシス・タイタン・シラーズの情報は、輸入元兼購入先の柴田屋酒店から抜粋・引用しています。
黒系果実、プラム、スパイス、香水、花、ダークチョコレート。
素晴らしい赤とダークフルーツのフレーバーに、スパイス、ダークチョコレート、コーヒーのヒントが加わった複雑なワインです。
フィニッシュは長く、なめらか。美しくバランスのとれたシラーズです。
詳しくはこちら(柴田屋酒店のページ)
アルファクルーシス・タイタン・シラーズの生産者:チョーク・ヒル
アルファクルーシス・タイタン・シラーズの生産者、オーストラリアのチョーク・ヒルの情報は輸入元兼購入先の柴田屋酒店から抜粋・引用しています。
詳しくはこちら(柴田屋酒店のページ)
チョークヒルは南オーストラリア州で6代に渡りブドウを栽培している家族経営ワイナリー。マクラーレン・ヴェールに6つの畑を所有しており、畑にはカンガルーが遊びにやってくることも。チョークヒルは、フレッシュで純粋な果実、活力を感じられるようなワインを造ることにこだわっています。オークなど複雑味が増す醸造技術は、味わいのバランスを取る目的で最小限行い、現代的なスタイルのワインに仕上げています。
チョーク・ヒルが造るアルファクルーシス・タイタン・シラーズの感想
光にかざすと微かに透き通る濃厚な赤系色、少しオレンジ色と紫色もイメージする。
カシス、ブラックチェリー、ブラックベリー、ブルーベリー、花々、サンダルウッド、ダークチョコレート、清涼感のあるスパイスなどの香り。
ややフレッシュなカシスなどの素晴らしい黒系ベリーや、非常に華やかな花々の香りが漂います。
そして、サンダルウッドやスパイスなどの清々しく、複雑な香りを感じます。
さらに、カカオやコーヒーなどの風味豊かで濃いめの香りを感じます。
華やかさとフルーティーさ、清涼感、濃厚さなどの様々な印象を受けます。
また、香りにはボリューム感もあり、非常に楽しめます。
口に含むと、タンニンが豊富ですが、意外にも繊細です。そのため、渋味はあるものの、あまり意識することがありません。
果実の甘やかさがあり、控えめな酸味があります。
ややフレッシュなブラックベリーなどの黒系ベリーやカシスの甘やかさがあり、プラム、カカオ、ダークチョコレート、スパイスなどの味わい。
香り同様にダークチョコやカカオなどのしっかりとした濃厚さも感じつつ、フルーティさが生きています。
酸味が控えめですが、黒系果実のフルーティさを感じさせてくれます。
非常に甘やかで、マイルドな口当たりです。
華やかさとフルーティーさ、清涼感、濃厚さなどが綺麗にまとまった香りも非常に素晴らしいですが、口に含んだ時の、濃厚な中にある甘やかさとフルーティさのバランスも素晴らしいワインでした。
今回はオーストラリアのシラーズは1年以上ぶりに飲みました。オーストラリアのシラーズは、かなり以前からお値打ちで、美味しいワインに出会うことが多いです。
中でも今回のアルファクルーシス・タイタン・シラーズ2020ように、4000円位のクラスになると、普段飲みするシラーズとは別格の素晴らしさを感じます。
久しぶりのオーストラリアのシラーズがクオリティの高い、美味しいワインでしたので、びっくりしながらオーストラリアのシラーズが素晴らしいワインだと改めて認識しました。
シラー・シラーズを抜栓する機会が少し減っていたので、今後は以前のようにもっと飲んで行きたいと思います。
チョーク・ヒルが造る今回のアルファクルーシス・タイタン・シラーズは、香り・味わい共にボリューム感があり、じっくりと向き合って楽しめるワインです。
なんとも言えない濃厚な中にある甘やかさやフルーティさのある味わいと、華やかさ、フルーティさ、清涼感、濃厚さなどが綺麗にまとまった香りを共に堪能できます。
濃厚系で華やかさのあるワインを試してみたい方、シラー・シラーズ好きの方、オーストラリアワインに興味のある方などにおすすめしたい、一味違うオーストラリアのシラーズです。
チョーク・ヒルが造るアルファクルーシス・タイタン・シラーズの基礎情報
・ワイン名:アルファクルーシス・タイタン・シラーズ2020
・生産者:チョーク・ヒル
・生産地:オーストラリア>南オーストラリア州>マクラーレン・ヴェール
・葡萄品種:シラーズ
・抜栓時期:2022.12
・インポーター:株式会社セレスタ (公式ページはこちら)
・参考価格(ネットショップ):4200円台
・入手先:柴田屋酒店オンライン(公式ページはこちら、instagram:@shibataya_sake.online)
今回は柴田屋酒店からワインの提供をいただきました。
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今回はチョーク・ヒルが造るアルファクルーシス・タイタン・シラーズ2020を抜栓しました。
非常に豊かな香りをまとい、濃厚な中にもフルーティさを感じさせてくれるワインでした。
下記は同じく、オーストラリアの一味違うワインです。
ザ・コミットメント・シラーズ2017/ランバート・エステート・ワインズ
オーストラリア。6,600円。
ややフレッシュな黒系果実、黒胡椒やナツメグ、クローヴなどのスパイス、ロースト香、すみれの花、リコリス、鉄分、スモーク、カカオ、野生味のある香り。
口に含むと、少し熟した黒系果実、煮詰めた果実、スパイス、バニラ、ダークチョコレート、ココア、生肉、ローストした香ばしさなどの味わい。
ヤウマ シーヴュー・バージ・カベルネフラン2017/ヤウマ・ワイン
オーストラリア。6490円。
フレッシュなカシスやブルーベリー、スミレやバラの花、チェリー、赤スグリ、リコリス、清涼感のあるスパイス、土っぽさ、草の茎を切った時のような瑞々しく少し青っぽい香り。
口に含むと、フレッシュな赤スグリなどの赤い果実やカシスやブルーベリーなどの黒系果実、豊富なスパイスなどの味わい。