今回は Firadis WINE CLUB 30 で購入した『4か国のピノ・ノワール赤ワイン飲み比べセット』(9396円。送料無料。2300円台/本)の1本です。
フランス、イタリア、ドイツ、アメリカの4つの産地のピノノワールを飲み比べできるお値打ちなセットです。
一度購入してから、気に入ってリピートしてしまい、5セットめです(笑)
セット価格からすると、1本あたりの価格がお手頃なので、気兼ねなく抜栓してしまいます。
今回はフランスのラングドックのピノノワール、ヴィンテージが2020年です。
そんなワインの感想です。
目次
ラングドックのワイン、シャトー・アルトニャックのクロズリー・デ・リ ピノノワール2020
ラングドックワインの、シャトー・アルトニャックが造るクロズリー・デ・リ ピノノワールの情報は購入先のFiradis WINE CLUB 30から抜粋・引用しています。
代表産地であるブルゴーニュ地方など、品質の高いものを探そうとすると必然的に価格が高いものになってしまうブドウ品種「ピノ・ノワール」、2,000円でここまでのクオリティを実現した南フランスの生産者「シャトー・アルトニャック」には、頭が下がる思いです。
彼らが所有するピノ・ノワールとシャルドネの畑は、ラングドック地方で最初に植樹された区画。そこから50年にもわたって創意工夫・試行錯誤を繰り返しきた彼らが、ワイン造りのロマンを追究し続ける旅の果てに見つけた、一輪の美しい百合の花・・・そんなワインだと思います。
決して派手ではない可憐な美しさの中にある、おおらかさや寛大さ。柔らかく充実した果実味は、誰でも近寄りやすく飲みやすい、南フランスならではのカジュアルなおいしさに満ちています。
フィラディスワインクラブの開業以来、ピノ・ノワール系ワインで大人気を誇るベストセラーの1本。ピノ好きならば、まずは一度試して戴きたいワインです。
詳しくはこちら(Firadis WINE CLUB 30のページ)
ラングドックのピノノワールのワイン、生産者:シャトー・アルトニャック
ラングドックワイン、クロズリー・デ・リ ピノノワールの生産者、シャトー・アルトニャックの情報は輸入元のフィラディスから抜粋・要約しています。
詳しくはこちら(フィラディスのページ)
ブルゴーニュに代々続くブドウ栽培農家出身。
南仏のシャルドネの聖地と名高いリムーのシャトー・アントニャック。リムーの中で最も標高が高く周囲の生産エリアよりも冷涼なオート・ヴァレ地区に1997年にシャトーを購入。
オート・ヴァレでも標高の高いこの地では、山の影響を受けた地中海性気候により、12-30度という昼夜の寒暖差ができることからブドウの成熟期間が長くなり、理想的な糖度・酸度が育くまれるだけでなく、このクローンの特性も最大限引き出される。
栽培は限りなくビオロジックで行い、土壌流出防止も兼ねて畑には自然の緑を残している。また、若樹のクオリティを確かなものにするため、独自の苗木場で培養した苗木を用いて植樹し、植樹密度も最大7千本/haまで高くしている。醸造においては、ブドウのフレッシュさを保つために気温の低い早朝に収穫を行い、自然酵母での発酵では温度を20度以下に抑えている。
ラングドックのワイン、シャトー・アルトニャックのピノノワールの感想
赤紫色が垣間見えるガーネット色。
スワリングすると、色の移ろいが美しく、ついつい見とれてしまいます。
フレッシュなストロベリー、プラム、少し熟したラズベリー、木苺、クランベリーなど多彩な赤い果実をイメージする香り。
そして、花々の芳しい香り。
フレッシュな赤い果実の甘酸っぱさと、酸味のない甘やかな赤い果実が混ざり合って、なんとも言えない美味しそうな香りがします。
口に含むと、木苺、フレッシュなラズベリーなどの赤い果実やミネラルを感じる瑞々しさ、程良い酸味と少しの甘味を感じる。
少し赤い果実のジャムっぽさも感じる。
たっぷりの果汁を飲んでるかのように、とにかく瑞々しくて、本当に新鮮な果実のようです。
香りは味わい以上に、多彩な果実や花々のイメージです。
香りも味わいも非常にフルーティです!
やはり味わいは、ラングドックらしいピノノワールをイメージします。但し、瑞々しさは抜きん出ているかもしれないです。
素晴らしい香りの、ジューシーでフルーティなピノノワールです!
ラングドックワインのシャトー・アルトニャックが造るクロズリー・デ・リ ピノノワールは、2019vtに続いてのリピートです。ちなみに2020vtは4本飲んでいます(笑)。
単品でも2100円台~と非常にコスパの良いピノノワールです。
造り手の才能と絶え間ない努力に感謝ですね。
また、そんなお手頃でクオリティが高いワインを発見して、日本に輸入してくれる Firadis WINE CLUB 30 にもエールを送りたいと思います。
今回のシャトー・アルトニャックのクロズリー・デ・リ ピノノワールはヴィンテージを跨いで5本目ですが、全て同じ下記ワインセットで購入しています。
単品でも2000円前半とお値打ちですが、セットで買うと、3000円クラスのドイツやイタリアのピノノワールもお値打ち価格で飲めるので、セットが圧倒的におすすめです!
ラングドックのワイン、シャトー・アルトニャックのピノノワールに合わせた料理など
・カカオトリュフ マール・ド・シャンパーニュ / 無印良品
マール・ド・シャンパーニュの中には、まろやかなアルコール感があり、非常に洗練された味わいです。
トリュフショコラらしい食感を楽しみつつ、甘すぎないビターな味わいも非常にいい!
ラングドックワイン、シャトー・アルトニャックが造るクロズリー・デ・リ ピノノワールと合わせると、ワインの酸味がアップして、少し感じたジャムっぽさがなくなり、クランベリーなどのフレッシュな赤い果実の印象になります。
様々な果実などのバランスが良いフルーティをワインだけで楽しみ、時折、マール・ド・シャンパーニュとペアリングして、フルーツの甘酸っぱさを楽しむも良しです。
ラングドックのワイン、シャトー・アルトニャックのクロズリー・デ・リ ピノノワールの基礎情報
・ワイン名:クロズリー・デ・リ ピノノワール2020
・生産者:シャトー・アルトニャック
・生産地:フランス>ラングドック・ルーション>ラングドック>リムー>アルトニャック>オート・ヴァレ地区
・葡萄品種:ピノノワール
・原産地呼称等:IGP.ペイドック
・気候や土壌:標高500m。粘土石灰土壌。
・栽培・醸造法等:バリック50%&ステンレスタンク50%で5ヶ月熟成。
・抜栓時期:2022.04.
・インポーター:フィラディス(公式ページはこちら)
・参考価格(ネットショップ):2100円台~
・購入先:Firadis WINE CLUB 30(公式ページはこちら)
『4か国のピノ・ノワール赤ワイン飲み比べセット』(9396円。送料無料。2300円台/本)の1本として購入。
「同じピノ・ノワールを100%使用した赤ワインでも、産地や造り手によって味わいの個性・スタイルに大きな多様性が生まれることをはっきりと感じて戴ける4本を選びました。
是非、世界のピノ・ノワールの飲み比べをご自宅でお楽しみください!」( Firadis WINE CLUB 30の公式ページより抜粋。こちら)
『4か国のピノ・ノワール赤ワイン飲み比べセット』関連のおすすめ記事
今回はラングドックワインである、シャトー・アルトニャックが造るクロズリー・デ・リ ピノノワール2020を抜栓しました。
たっぷりの果汁を飲んでるかのような瑞々しいピノノワールでした!
下記は今回のワインと同じFiradis WINE CLUB 30の『4か国のピノ・ノワール赤ワイン飲み比べセット』に入っていたドイツとイタリアのピノノワールです。
いずれも非常のおすすめのピノノワールです。
・シュペートブルグンダー・フォン・ロス/フランツ・ケラー
3000円位。非常にフルーティでたっぷりと熟したベリーの果汁や出汁が入った滋味深く、エレガントなワイン!
熟したフランボワーズなどの赤系果実、甘い花、生肉、バラなどの力強く、それでいて、エレガントさも感じる香り。口に含むと、熟した甘い赤系ベリーをたっぷりと感じ、オレンジ、スパイス、出汁、きのこ、土、ミネラルなど複雑で、滋味深く、薄旨系な味わいです。
・トラミン・ピノネロ2020/トラミン
3000円位~。華やかさやまろやかさ、優しさ、艶っぽさのあるピノノワール!
ドライフルーツ、やや熟したチェリーなどの赤系果実、ハーブ、爽やかなスパイス、華やかな花などの香り。
口に含むと、フレッシュさが残る、やや熟した赤系ベリーの非常にジューシーさが感じられる。