今回は2019vtに続いてリピートした、2021vtのアルマ・テッラという白ワインです。
イタリアのロンバルディア州のベラヴィスタというワイナリーのワインです。
有名なスプマンテのフランチャコルタを初めて飲んで以来、長らくベラヴィスタのワインは飲んでいます。
ベラヴィスタのワインはいずれもお気に入りですが、今回の白ワインはお手頃でクオリティが高いので、特におすすめです。
そんなワインの感想です。
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目次
ベラヴィスタがシャルドネで造る白ワイン、アルマ・テッラ2021
ベラヴィスタがシャルドネで造る白ワイン、アルマ・テッラ2021の情報は、購入先兼輸入元のエノテカから抜粋・引用しています。
外観はほのかに緑がかった淡い麦わら色の色調。
グラスからは、レモンやグレープフルーツなどの柑橘系果実のアロマが香り、シトラスや白い花、ミネラル感溢れるアロマも漂います。
ナッツやアカシア、ハチミツなどの風味を帯びながら、口いっぱいに広がる新鮮な果実味とミネラル感が魅力。
芳醇な香りとフレッシュな味わいが余韻まで長く続いていきます。アロマティックで爽やか、そしてエレガントな仕上がりです。
詳しくはこちら(エノテカオンラインのページ)
シャルドネで造る白ワイン、アルマ・テッラの生産者:ベラヴィスタ
シャルドネで造られる白ワイン、アルマ・テッラの生産者、ベラヴィスタの情報は、購入先兼輸入元のエノテカから抜粋・引用しています。
詳しくはこちら(エノテカオンラインのページ)
フランチャコルタの中でもトップクラスの品質を誇る生産者がベラヴィスタで(1977年創設)。イタリア有数のワイン評価誌、『ガンベロ・ロッソ 2008年版』において年間最優秀ワイン醸造家に選ばれた醸造家兼マネージャーを務める、マッティア・ヴェッツォーラ氏と共に、最高峰の品質を誇るフランチャコルタを生み出し、イタリアトップクラスのレストランや世界のワイン愛好家から人気を集めています。 現在ではミラノ、スカラ座のオフィシャル・サプライヤーにも選ばれており、実際にスカラ座の幕間や催し物の場で提供されている。
使用するブドウは完全自社畑での栽培。ブドウは有機肥料のみを使用して栽培し、収穫は区画ごとに最適なタイミングを図って、すべて手作業で行われています。 100以上に選別されたブドウはロット別に、それぞれ別々の樽(木・ステンレス)で発酵。そして、規定よりも遥かに長い、最低4年、最長10年という熟成期間を設け、その間、職人の手による動瓶を行うなど、他とは一線を画すこだわりのワイン造りをおこなっています。
ベラヴィスタがシャルドネで造る白ワイン、アルマ・テッラ’21の感想
僅かにグリーンがかった艶ややかな薄いイエロー。
レモンやライムなどの柑橘類、白い花、ナッツ、洋梨、ブリオッシュ、バニラ、緑のハーブや麦わらなどの香り。
爽やかでスッキリした印象ですが、ボリューム感がある香りです。
スワリングしていくと、洋梨やブリオッシュ、バニラなどの香りも加わり、ますます美味しそうな香りに!
ワインのポテンシャルが現れてきたようです!
口に含むと、控えめな酸味・甘味、少し苦味を感じる。
抜栓直後は、ややフレッシュな柑橘類、緑のハーブ、ピールが感じられ、時間が経過してワインが開いてくると、洋梨、バターやブリオッシュ、バニラ、蜂蜜、僅かにメロンなどの味わいが加わり、さらに美味しさがアップします。
抜栓直後でワインが冷えていると、控えめに南国果実感もあるものの、爽やかで酸味の控えめな柑橘類や緑のハーブが感じられます。
抜栓したまま、室温に放置して時間が経過すると、洋梨や僅かなメロン、バターやブリオッシュ、バニラ、蜂蜜など、ふくよかさ、コク旨感、甘やかさが現れてきて加わり、このワイン本来の味わいになってきます。
やはりこのワインは美味しいです!
抜栓直後、ワインの開いた後の変化も、しっかりと楽しめます。
ベラヴィスタが造る白ワイン、アルマ・テッラの飲み方は色々とありそうですが、今回の私の経験からは、下記のようなシャルドネで造る白ワインの楽しみ方を意識するとよさそうに感じました。
・スッキリめが好きな方は、よく冷やした状態で飲むのがおすすめです。
・このアルマ・テッラのポテンシャルを引き出すならば、温度を室温に近付けて、時間も少しかけて、ワインをしっかりと開かせた方がおすすめです。
料理と合わせるならば、
・ワインをよく冷やして、カルパッチョなどのさっぱりとした魚料理や、オレンジなど柑橘類を使ったサラダなどに合わせる。
・温度が高めのワインには、バターを使った白身魚のムニエルや、真鯛のポワレなどに合わせても美味しそうです。
どちらも美味しそうなペアリングです。
記事を書きながら、ペアリングをすぐに試してみたくなりました(笑)
今回、2019vtに続いて2021vtを抜栓しましたが、やはり美味しいです!
3500円台~購入できますので、手頃な価格で、非常にクオリティの高いワインを楽しめると思います。
個人的には、今回の造り手のベラヴィスタ、そして、ファミリーがトスカーナ州で設立したペトラのワインのいずれも非常にお気に入りです。
機会があれば、ベラヴィスタのフランチャコルタはもちろんですが、アルマ・テッラ、ペトラのジンガリ・シリーズとも、是非、試して欲しいワインです。
ベラヴィスタがシャルドネで造る白ワイン、アルマ・テッラ’21に合わせた料理など
・カカオトリュフ マール・ド・シャンパーニュ / 無印良品
「濃厚で香り豊かなカカオトリュフに、シャンパーニュ地方産の、ぶどう由来の蒸留酒「マール」を練り込みました。マールの華やかな香りと、なめらかな口溶けの良さが特長です。」(無印良品公式ページから引用)
ショコラの中には、角のない、まろやかなアルコール感があるマールの風味が感じらます。
ショコラと合わさると、非常に洗練された味わいです!
そして、トリュフショコラらしい食感と、カカオのビターな味わい自体も非常に美味しい!
ベラヴィスタのアルマ・テッラに合わせると、カカオのビターさがワインに加わり、複雑さがかなり増す印象になります。
この複雑さを楽しみながら、ワインのフルーティさを掘り下げていくような味わい方でした。
ショコラと白ワインのペアリングは奥が深そうです。
ベラヴィスタがシャルドネで造る白ワイン、アルマ・テッラ’21の基礎情報
・ワイン名:アルマ・テッラ2021
・生産者:ベラヴィスタ
・生産地:イタリア>ロンバルディア州
・原産地呼称等:DOC.クルテフランカ
・葡萄品種:シャルドネ
・気候や土壌:中高地の丘陵の南向き斜面。
・栽培・醸造法等:自社畑。伝統的なシャルドネの発酵方法、小樽で発酵。
・インポーター:エノテカ
・参考価格(ネットショップ):3500円台~
・購入時期/抜栓時期:2022.10./2022.12.
・購入先:エノテカオンライン(公式ページはこちら)
エノテカオンラインのクラブエノテカプレミアム(VISAカード)の特典であるハッピーワイン40%割引(2023.3.で終了)で、2500円位で購入。
ベラヴィスタとペトラのワイン関連のおすすめ記事
今回はベラヴィスタが造るアルマ・テッラ2021を抜栓しました。
優しい柑橘類から、コク旨感まで楽しめる上品な白ワインでした。
下記は同じくベラヴィスタが造るフランチャコルタ、そして、ファミリーのペトラが造るトスカーナワイン2種類です。いずれもお気に入りです。
・フランチャコルタ・アルマ・グラン・キュヴェ・ブリュット/ベラヴィスタ
下記は名称変更後。
イタリア、ロンバルディア州。4100円台~。
りんご、蜂蜜、ラ・フランス、レモン、白い花、バニラ、イースト香、ハーブなど多彩で、非常にふくよかで、爽やかさも感じる香り。
口に含むと、非常に繊細な泡が口いっぱいに一気に膨らむ。りんご、柑橘系果実、ラ・フランスなどの果実、わずかに果実の甘味、バニラっぽさなど多彩な味わい。味わいも香り同様、拾い切れない程、豊富。
・ジンガリ2018/ペトラ
イタリア、トスカーナ州。2200円台~。
熟した黒系ベリー、クレームドカシス、コーヒー、ココアなど甘やかで、まろやかな、なんとも言えない芳しい香り。
口に含むと、やや熟したの黒系ベリー、少しクレームドカシス、ハーブ、スモーク、ココアなどの味わい。余韻に僅かにモカが加わる。
・ジンガリ・ロザート2020/ペトラ
色、香りと味わいの多彩さと移り変わりの妙が、初めから最後まで感覚を刺激してくれるワイン! イタリア、トスカーナ州。2500円台。
控えめに、赤系果実、白桃、南国果実、爽やかな胡椒や甘やかなスパイス、白い花などの香り。
口に含むと、フレッシュな白桃、赤系ベリー、南国果実などの味わい。