今回はエノテカレンタルセラーで保管しいるワインから、自宅に迎えた濃いめのワイン4本の内の1本です。
・レッドワイン・ブレンド/ケンダル・ジャクソン(米)
・ヴィラ・アンティノリ・ロッソ/アンティノリ(伊)
・ムートンカデ・レゼルヴ・サンテミリオン/ロスチャイルド(仏)
・クラレンドル・サンテミリオン/クラレンドル(仏)
いずれもリピートしているお気に入りのワイン達です。
そして、抜栓したのは、イタリア、トスカーナ州のヴィラ・アンティノリです。
ボルドーブレンドにサンジョヴェーゼが加わるスーパータスカンブレンドは、トスカーナ州らしい美味しさのワインです。
お気に入りのワインです。
そんなワインの感想です。
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目次
トスカーナ州のアンティノリが造るヴィラ・アンティノリ・ロッソ2018
トスカーナ州のアンティノリが造るヴィラ・アンティノリ・ロッソの情報は、購入先兼輸入元のエノテカから抜粋・引用しています。
外観は、ルビーレッドの色調。グラスに注ぐと、レッドチェリーやプラムなどの果実のアロマに、スミレやチョコレートのようなニュアンスが漂います。口当たりは、柔らかさを持つメルロと、パワフルさを持つサンジョベーゼがブレンドされたことによって、しっかりとしたボディとコクのある印象。穏やかな酸味と凝縮した果実味を伴う上品な余韻が続きます。様々な食事のシーンに合わせられる、万能な1本です。
サンジョヴェーゼを主体に、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロ、プティ・ヴェルドなどを用いる、スーパータスカンの王道をいくブレンドで造られる赤ワインです。
収穫されたブドウは除梗後、優しく圧搾され、美しい色合いと柔らかいタンニンを抽出し、高貴な香りを保つためそれぞれのブドウにあった温度にて、ステンレスタンクの中で約7日間発酵。マロラクティック発酵を終えた後、フランス、アメリカ、ハンガリー産の3種のオークの特注小樽で12ヵ月間熟成し、その後更に8ヵ月間の瓶内熟成を経てリリースされます。
詳しくはこちら(エノテカオンラインのページ)
トスカーナ州のヴィラ・アンティノリ・ロッソの生産者:アンティノリ
トスカーナ州のヴィラ・アンティノリ・ロッソの生産者、アンティノリの情報は、購入先兼輸入元のエノテカから抜粋・引用しています。
詳しくはこちら(エノテカオンラインのページ)
はるか14世紀よりワイン史に足跡を残す、トスカーナ州フィレンツェの偉大なワインメーカー、アンティノリ。アンティノリのワインビジネスは1385年、ジョバンニ=ディ・ピエロ・アンティノリ氏がフィレンツェのワインギルドに加盟したことからスタートした。
1970年代には、かの有名なスーパータスカンの一つである「ティニャネロ」、「ソライア」を生み出し、その名を世界中に広く知らしめた。
そして現代においては、ベストワインメーカーやベストワインプロデューサーなど、数えきれないほどの賞を獲得している。
トスカーナ州に始まり、北のピエモンテ州から南はシチリア州に渡り、イタリア全土に10以上のワイナリーを所有。イタリア各地において、「その土地のスペシャリスト」とも言うべき、土地の個性をしっかりと表現をした素晴らしいワインを造り出し、イタリアワイン界のトップメーカーの名をほしいままにしている。
ヴィラ・アンティノリは、1928年に造られたワイン。当初は熟成可能な初めてのキャンティ「キャンティ・クラシコD.O.C.G」としてリリースされ、その3年後の1931年には、当時のトスカーナでは稀少だった白ワイン、「ヴィラ・アンティノリ・ビアンコ」を発表。
トスカーナ州のアンティノリが造るヴィラ・アンティノリ・ロッソの感想
中心部は透き通らないが、エッジは僅かに透き通る濃厚な液体。
赤色寄りの明るい赤紫色。
フレッシュなブラックチェリーなどの黒系果実、赤い花束、少し赤系ベリーやレッドチェリー、黒胡椒やタイム、僅かにスミレの花などの香り。
フルーティな黒系果実や花束が香り、少し控えめに赤い果実のニュアンスを感じます。
そして、黒胡椒やタイムなどのスパイスの爽やかな香りが漂います。
どちらかと言えば、甘やかでフルーティな印象が強いです。
また、甘やかなフルーティさだけでなく、少し甘酸っぱい香りも感じます。
ボルドーブレンドにサンジョヴェーゼが加わるスーパータスカン・ブレンドだと言われると、なるほどと納得できる香りです。
口に含むと、やや繊細なタンニンが溶け込んでいて、少し渋味があり、控えめな酸味と甘やかさがある。
ブラックチェリーやブラックベリー、モカ、少しレッドチェリー、スパイス、ビターチョコなどの味わい。
香りの印象以上にメルロー寄りの味わいです。
しっかりとしたボディで、モカやビターチョコなどの濃いめの味わいの、かなり濃厚な印象です。
濃厚なボディですが、渋味はそこまで感じません。
少しレッドチェリーなどの赤い果実の酸味を含む味わいを感じます。このあたりはサンジョヴェーゼっぽいです。
以前飲んだ時はサンジョヴェーゼ主体らしい華やかさと少し軽やかさもある記憶でしたが、今回はかなり濃厚な印象です。
2018vtもサンジョヴェーゼ主体と書いてありますが、メルローやカベルネソーヴィニヨンのウェートが前回よりも大きい印象です。
ヴィンテージの違いによるものと思いますが、以前飲んだ時は非常に華やかさがありましたが、今回はしっかりと凝縮感のある濃厚なワインという印象です。
もちろん華やかさもあります。
ボルドーワインに華やかさを添えたような美味しいワインでした。
個人的には、トスカーナ州のボルドーブレンド+サンジョヴェーゼのスーパータスカン・ブレンドは、華やかな印象のワインが多く、非常にお気に入りです。
イタリアンで料理を食べるときも、よくオーダーしています。
そして、生産者はイタリアの名門アンティノリです。
アンティノリのワインも色々と飲んでいますが、お値打ちなものから高価格帯まで、納得のいく美味しさのワインのラインナップです。
今回のヴィラ・アンティノリ・ロッソも高品質で、お手頃なワインです。
まだ飲んだことがない方は是非!
トスカーナ州のアンティノリが造るヴィラ・アンティノリ・ロッソの基礎情報
・ワイン名:ヴィラ・アンティノリ・ロッソ2018
・生産者:アンティノリ
・生産地:イタリア>トスカーナ州
・原産地呼称等:IGTトスカーナ
・葡萄品種:サンジョヴェーゼ主体、メルロー、カベルネソーヴィニヨン、プティヴェルド
・栽培・醸造法等:除梗後、優しく圧搾。各ブドウの適温で、ステンレスタンクで約7日間発酵。マロラクティック発酵後、フランス、アメリカ、ハンガリー産の3種のオークの特注小樽で12ヵ月間熟成。8ヵ月間瓶内熟成。
・評価:ジェームス・サックリンク91点、サクラアワード2022ダブルゴールド受賞
・インポーター:エノテカ
・参考価格(ネットショップ):2000円台~
・購入時期/抜栓時期:2022.03./2023.01.
・購入先:エノテカオンライン(公式ページはこちら)
エノテカオンラインのクラブエノテカプレミアム(VISAカード)の特典であったケースオーダー40%割引で、2000円位で購入。
アンティノリがトスカーナ州で造るワイン関連の記事
今回はアンティノリがトスカーナ州で造るヴィラ・アンティノリ・ロッソ2018を抜栓しました。
黒赤系果実やモカ・ビターチョコを感じるスーパータスカンブレンドでした。
下記は同じくアンティノリ・グループがトスカーナ州で造るワインです。
・ヴィラ・アンティノリ・ビアンコ2019/ヴィラ・アンティノリ
1000円台~。
白い花、青リンゴ、ライムやレモンなどの柑橘系果実、白桃、バナナ、涼やかなスパイスなどの香り。
口に含むと、新鮮なパッションフルーツ、ライム、オレンジ、ラ・フランス、ハーブ、ミネラル、メロン、ピール、ミネラルなどの味わい。
・コントゥーゴ2017/グアド・アル・タッソ(アンティノリ)
5000円位~。
クレームドカシスのような甘やかでクルーミーな印象、ブラックベリーとブルーベリーなどの黒系果実、スミレの花、爽やか系スパイスの香り。
ブラックベリーの旨味、クレームドカシス、スパイスなどの味わい。非常に凝縮感があり、果実の旨味を楽しめます。