今回は Firadis WINE CLUB で購入した『4人のワイン職人がブドウ栽培から醸造までを手掛けた、厳選ブルゴーニュ・ピノ・ノワール4本セット』の1本です。
以前にも購入したことがある、美味しいブルゴーニュ・ルージュをお値打ちに購入できるお気に入りのワインセットです。
そして、抜栓したのはカンタン・ジャノのブルゴーニュ・ピノノワール2020です。
カンタン・ジャノのワインは、同2018vtとマランジュVV2018を飲んだことがあり、いずれも非常に美味しかったです。
今回も楽しみにして抜栓しました。
そんなワインの感想です。
本ページはプロモーションが含まれてい
また、お酒に関する情報が含まれているため、20歳以上の方を対象としています。
目次
カンタン・ジャノのブルゴーニュ・ピノノワール2020
カンタン・ジャノのブルゴーニュ・ピノノワール2020の情報は、購入先(兼輸入元)の Firadis WINE CLUB 30(フィラディス)から抜粋・引用しています。
南東向きの日差しに恵まれた畑から収穫される完熟したブドウ。
瑞々しい苺やラズベリー、さくらんぼなど甘酸っぱい果実のアロマをしっかりと蓄え、華やかで素直、じつにクラシックなピノ・ノワールの醍醐味が楽しめるワイン。
渋い赤ワインは苦手、だけどしっかりとした味わいのフランスワインを、と言う方には是非飲んで戴きたい1本です。
詳しくはこちら(Firadis WINE CLUB 30のページ)
ブルゴーニュ・ピノノワール’20の生産者:カンタン・ジャノ
ブルゴーニュ・ピノノワール’20の生産者、カンタン・ジャノの情報は、輸入元のフィラディスから抜粋・引用しています。
詳しくはこちら(フィラディスのページ)
1995年に設立されたフィリップ・ジャノ(※現在はフィリップ・ジャノ氏の子息の名前『カンタン・ジャノ』の表記となっています)は、所在地こそ近隣のサン・セルナン・デュ・プランとなるが、サントネを中心にワインを手掛けるドメーヌである。
栽培では土壌の自然なバランスを尊重し、リュット・レゾネを採用。殺虫剤などの薬剤の使用は最小限に抑え、畑の余分な雑草は除草剤ではなく草刈り機で除去する。
また、収量制限のために、全ての区画でグリーン・ハーヴェストや除葉を実施している。健全でクオリティの高いブドウを得るためには、1年365日、畑仕事は欠かせないという。
醸造面では抽出はあくまでソフトに行い、単純な濃さではなく、素直な果実の風味を追及している。畑とセラーで計2回選果した後、完全除硬したブドウをステンレスタンクで約1週間低温浸漬させ、自然酵母で10-14日間アルコール発酵。低い圧力でプレスした後、バリックで10-12ヶ月間熟成させる。
カンタン・ジャノのブルゴーニュ・ピノノワール’20熟成も期待!の感想
イキイキとした美しいルビーレッド。少し紫色が加わる。
フレッシュな木苺やラズベリー、ブルーベリー、スパイス、スミレの花、土、釘、火打ち石などの香り。
色から想像する通り、フレッシュな果実が感じられます。
やや野生的な印象の果実感です。
そして、少し鉱物的な香りがあり、面白いです。
まだまだ若さをイメージする香りでもあります。
口に含むと、渋味、少し酸味があり、甘味は感じない。
タンニンはピノノワールにしてはよく感じられ、渋味に繋がっている。
ブルーベリーやカシス、木苺、ラズベリー、スパイス、土などの味わい。
フレッシュな黒系・赤系果実がぎゅっと詰まったような凝縮感が感じられ、タンニンも豊富で、濃厚な液体です。
しかし、若いワインだけに、非常にフレッシュ感があり、フルーティです。
酸味はあるものの強くないために、若くて酸っぱいピノノワールとは全く異なり、浮き足立たず、落ち着きのあるブルゴーニュルージュです。
このワインはタンニンが豊富で、しっかりとした骨格を形成しているので、熟成させると、甘やかでうっとりするようなブルゴーニュになりそうな予感がします。
好みの分かれるところですが、若く飲み、フレッシュで落ち着きのあるフルーティさを楽しむか、じっくり寝かせて、甘やかなエレガントさを身につけるのを期待するかですね。
個人的には今から5〜7年後にまた出会いたいようなポテンシャルのブルゴーニュです。
もし若くして抜栓する場合は、ゆっくりと時間をかけて、しっかりとワインを開かせながら楽しむのがおすすめです。
今回はカンタン・ジャノのブルゴーニュ・ピノノワール2020を抜栓しました。
以前、カンタン・ジャノのワインは、ACブルゴーニュ2018とマランジュVV2018を飲んでいます。
いずれも赤い果実のイメージで、どちらも非常に美味しく、お気に入りです。
特にマランジュは素晴らしかったです。
今回抜栓した2020vtは黒系果実が豊富で、以前飲んだものとはイメージが異なり、ヴィンテージによる違いが色濃く出ていたのではないかと思います。
以前、Instagramでカンタン・ジャノのワインをポストした際には、ドメーヌ・ジャノのアカウントからDMをくださり、少しやり取りをすることができ、親しみを感じました。
また、東アジアにもお客さんがいるようなお話もありました。
そんなこともあり、個人的には推しのカンタン・ジャノとそのワインですが、2018vtリリース当時はACブルゴーニュが2000円台、マランジュVVで3000円台で、美味しさからも超お値打ちでした。
しかし、例に漏れず、ブルゴーニュの価格高騰のため、カンタン・ジャノも価格がアップしています。
まだ3000円台とお手頃な価格に留まってくれています。
これ以上価格が上がらない内に、2本程買って1本は早飲み用に、1本は少し熟成用におすすめします!
今回ワインは Firadis WINE CLUB 30 の『4人のワイン職人がブドウ栽培から醸造までを手掛けた、厳選ブルゴーニュ・ピノ・ノワール4本セット』
何度かリピートしているおすすめのブルゴーニュ・ルージュのセットです。
お値打ちなセットでの購入がおすすめです!
カンタン・ジャノのブルゴーニュ・ピノノワール’20熟成も期待!に合わせた料理など
・クアトロフォルマッジ はちみつ付き/ピザ ストラーダ
「4種のチーズ(スモークモッツァレラチーズ、ゴルゴンゾーラ、タレッジオ、ペコリーノ)とはちみつは最高の組み合わせ! お腹がいっぱいでも食べられちゃうほどの美味しさ!」(ピザ・ストラーダの楽天市場公式ページから引用。こちら)
美味しい生地!
柔らかいけど、少しパリッととした食感で、厚さがちょうどいい!
焼いていると、青カビチーズが焼ける香りがして食欲をそそります。
しっかり焼きを入れると、香ばしいチーズの味わいを生地の香ばしさと共に、より美味しく楽しめます!
蜂蜜の甘さが、非常に良く合います。
蜂蜜は絶対使った方が美味しいです!
カンタン・ジャノのブルゴーニュ・ピノノワールに合わせると、ワインに少し複雑味が加わり、タンニンは感じなくなり、まろやかな舌触りになります。
果実味は豊富ですが、酸味が抑えられ、落ち着きのあるフルーティさになります。
チーズがいい働きをしてくれるので、今回のようなタンニンが豊富で骨格のしっかりとしたワインは、クアトロフォルマッジと合わせても美味しいです。
ピッツァはワインと合わせても、チーズのコクのあるおいしさ、鼻に抜ける青カビの香りがいい感じです。
良いペアリングでした!
カンタン・ジャノのブルゴーニュ・ピノノワール’20熟成も期待!の基礎情報
・ワイン名:ブルゴーニュ・ピノノワール2020
・生産者:カンタン・ジャノ
・生産地:フランス>ブルゴーニュ
・原産地呼称等:ACブルゴーニュ
・葡萄品種:ピノノワール
・気候や土壌:南東向き斜面。粘土石灰質。
・栽培・醸造法等:樹齢約40年。リュット・レゾネ。殺虫剤などの薬剤の使用は最小限。畑の余分な雑草は除草剤ではなく草刈り機で除去。収量制限のために、全ての区画でグリーン・ハーヴェストや除葉を実施。100%除硬し、低温浸漬。自然酵母でアルコール発酵。バリック10-12ヶ月熟成。
・インポーター:フィラディス(公式ページはこちら)
・参考価格(ネットショップ):3000円台~
・購入時期/抜栓時期:2023.01./2023.04.
・購入先:Firadis WINE CLUB (公式ページはこちら)
『4人のワイン職人がブドウ栽培から醸造までを手掛けた、厳選ブルゴーニュ・ピノ・ノワール4本セット』の1本として購入。
「スタンダードな地域名クラスの『ブルピノ』でも、ドメーヌが所有する畑の所在地や生産者が目指す「ワイン造り哲学」によって、こんなにも味わいの幅が広がるんだ…ということをはっきりと感じて戴ける4本を選びました。どれも個性豊かでスタイルが異なるのに、ブルゴーニュのピノに期待する要素は全て高い基準でクリアした逸品の4本。当店随一の人気セットで是非、飲み比べを楽しんでください!」(Firadis WINE CLUB 30の公式ページより抜粋。こちら)
カンタン・ジャノのブルゴーニュ・ルージュ関連のおすすめ記事
今回はカンタン・ジャノのブルゴーニュ・ピノノワール2020を抜栓しました。
フレッシュな黒・赤系果実がぎゅっと詰まった、濃厚で、フレッシュなワインでした!
下記は同じくカンタン・ジャノのおすすめのブルゴーニュ・ルージュ、マランジュ・ヴィエイユ・ヴィーニュの感想の記事です。
・マランジュ・ヴィエイユ・ヴィーニュ2018/カンタン・ジャノ
4000円台。
まろやかで華やかな赤いベリー、木苺、少しスパイシーな香り。
口に含むと、やや熟した赤系ベリー、ドライフルーツ、バニラのまろやかで甘やかな、うっとりする風味がありつつ、少しフレッシュさもある味わい。