ナバーラ州(赤)

ドメーヌ・ルピエールのエル・テロワール 華麗なガルナッチャ

今回のワインはスペインのガルナッチャ(グルナッシュ)100%で造られるエル・テロワールというワインです。

このワインの輸入元の株式会社パナバックさんが行っていたキャンペーンにインスタグラム上で応募して、抽選で引き当てたワインです。素敵なラッピングをしていただいた上、メッセージもいただきました!

あとで調べて知ったのですが、なんと4000円以上もするワインでした。ガルナッチャ(グルナッシュ)で造る4000円台のワインは、恐らく私にとって初めての経験だと思います。

いい機会をいただいたパナバックさんに感謝しつつ、美味しくいただきました。

ドメーヌ・ルピエールのエル・テロワール2015

ワインの情報は輸入元のパナバックから要約しています。

詳細はこちら(パナバックのページ)

土壌・日当たり・降雨量・風通しなどのテロワールと共に、コンタミネーション(汚染)の被害を全く受けない地形を区画の選定基準として、樹齢70年~100年以上の27の最優良区画を買い取りました。

彼らの畑はすべてひとつひとつが丘や林に囲まれ他農家の畑から隔絶されています。

ぶどう栽培においては大型トラクターや重機を畑に入れず人口灌漑を使わない自然農法に徹し、ワイン醸造においては熟成のための新樽率を抑え、ガルナッチャ本来のエレガンスとフィネスを表現することに集中しています。

エル・テロワールの生産者:ドメーヌ・ルピエール

生産者の情報は輸入元のパナバックから要約しています。本記事後段でもパナバックから直接いただいた情報も掲載しています。こちら

詳細はこちら(パナバックのページ)

大学でぶどう栽培と醸造を学んだ エンリケとエリーサは理想的なワイン造りを忠実に実践するために放棄された数千の区画の中から自分たちだけでしっかり管理できる範囲に限定して、樹齢70年~100年以上の27の最優良区画を買い取りました。 そして惜しみない労働と湧き上がる情熱を以て荒地を見事に蘇らせました。

ぶどう栽培においては大型トラクターや重機を畑に入れず人工灌漑を使わない自然農法に徹し、ワイン醸造においては熟成のための 新樽率を抑え、ガルナッチャ本来のエレガンスとフィネスを表現することに集中しています。

農学博士であるエンリケは何から何まで自分でやります。彼は世界を見渡しても稀少な本物の醸造家であると言われています。
またエリーサは類い稀な向上心と行動力によってワインの頂点に向かって駆け上がっています。彼らの情熱は尽きることがなく、 どんなことをも楽しむ笑顔の輝きは褪せることがありません。
彼らは24時間ワインと一緒に暮らしています。 ワイナリーが彼らの家です。彼らのワインは年々進化し続けています!!

ドメーヌ・ルピエールのエル・テロワールの感想

透き通らない濃厚なワインレッド。少し紫色も入りが、ボルドーとは一味違い、もっと生き生きとした色合いです。

抜栓直後の香りは完全に閉じていて、カシス、少し胡椒のようなスパイス、土っぽさなどが控えめに香ります。

口に含むと、フレッシュな黒系ベリーの果実、野イチゴ、スパイスなどの味わいを感じます。余韻ではブラックチェリーのような甘味、カシスのスパイス感、黒系ベリーの旨味を感じます。

また、黒系ベリーを煮詰めたような凝縮感と共に、果実味が豊富でジューシーです。控えめな酸味があり、タンニンが豊富で少し渋味を感じます。

抜栓1時間後、タンニンがこなれてきて、非常にまろやかな、口当たりの柔らかいガルナッチャであることが分かります。

果実を煮詰めたような感じから、少し落ち着いた黒系果実の旨味に変わって来たように感じます。スパイシーさも健在です。

口の中で味わっていると、酸味の角が取れた柔らかな黒系果実を感じつつ、スパイシーさに移り変わっていきます。

香りにも大きな変化があり、黒いベリー系果実の香りが沸き上がっていきます。抜栓直後では想像できないような香りが立ち上がります。

抜栓2時間後、熟したブルーベリーのような甘味が感じられる。渋味もあまり感じなくなり、エレガントなガルナッチャになってきています。

黒系べリーのジャムのような甘い香りがふわっと湧き上がり、スパイスも感じます。しかしギューギューに詰まった凝縮感ではなく、上品な黒系果実の延長線上にある香りです。

抜栓4時間後、抜栓直後の控えめな香りとは全く異なり、黒い果実や華やかな花の香りがたっぷりと溢れてきます。

舌触りは滑らかで、タンニンはかなり溶け込み、渋味ほとんど感じません。上品な黒系ベリーの果実の華やかな旨味が味わえます。ブルーベリー、ブラックベリー、カシス、少しザクロっぽさなどの味わい。

抜栓2日目後、まだまだ元気ですが、エレガントというよりは、前日のイメージにある黒系果実を煮詰めたような、または、ジャムっぽさを感じます。甘味は感じません。胡椒などのスパイスの味わいも感じる。

香りはエレガントさのピークを超えて、控えめになり、少しリキュールも含む複雑な香りの印象に変化しています。

もちろんヘタってるわけではないので、まだまだ変化しそうな印象も受けましたが、ここでフィニッシュしました。

 

個人的には初日の3〜4時間超が最もエレガントな印象でした。黒い果実や花のたっぷりとした香りを堪能しながら、ブルーベリーやブラックベリー、少しカシス、ザクロっぽい味わいがあり、黒系果実をたっぷりと味わえるエレガントなワインです。

このワインはネット上ではほとんど見つかりませんでした。ひょっとして生産量・輸入本数が少なくあまり手に入らないワインなのでしょうか。

そういう意味でも非常に貴重で美味しい経験をすることができました。

少し高価なガルナッチャに興味ある方はぜひ!

ドメーヌ・ルピエールのエル・テロワールの基礎情報

・生産地:スペイン>ナバーラ州

・葡萄品種:ガルナッチャ(グルナッシュ)

・参考価格:4400円(インスタグラムのパナバックのキャンペーンで当選)

・評価:ワインアドヴォケイト94点、ギア・ペニン95点

・原産地呼称等:DOナバーラ

・栽培・醸造法等:自然農法(大型トラクターや重機を畑に入れない、人口灌漑を不使用)。新樽率は抑えている。

・インポーター:パナバック

・入手先:パナバック

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ドメーヌ・ルピエールのエル・テロワール パナバックからの追加情報

本記事アップ後、インポーターのパナバックさんから、さらに詳しい生産者のドメーヌ・ルピエールの情報をいただきましたので、抜粋して追加掲載しております。

インポーターのこの生産者への熱い思いが伝わってきます。

2019年、ラ・ダーマがロバート・パーカーとミシュランが選ぶ世界のトップ10ワインとなったことで一躍世界的スーパースターになったルピエール。彼らが手掛けるワインはラ・ダーマとエル・テロワールの2種類だけです。ルピエールは徹底した拘りと他に類を見ないほどの情熱に溢れています。ルピエールは仰る通り圧倒的な少量生産です。

夫のエンリケは農学博士、妻のエリーサはワインの最高峰であるマスターオブワインのステージ2。マスターオブワインになるのも時間の問題です👑

世界中の名だたるワイン評論家を唸らせているルピエール。繊細な彼らのワインは開くのに非常に時間がかかります。

イギリスやアメリカでは高品質でハイコストパフォーマンスのスペインワインは一番人気があります。また他のヨーロッパの国々でもスペインワインは大人気です。でも日本ではまだまだ💦歴史的な背景によりフランスワインが根強い人気です。イタリアはもちろんですが、カリフォルニア、ニュージーランド…とニューワールドの人気は高まってきていますが、日本でのスペインワイン人気はなかなか上がりません。私たちはこれからスペインワインの良さを日本にも広めていきたいと思っています。スペインワインは赤、白、ロゼ、スパークリング、チャコリ、シェリー…とあらゆるワインが揃っていてワイン界の宇宙とも言われています。そんなスペインワインの魅力をInstagramでも少しずつ発信していきますので、これからもどうぞよろしくお願いいたします🤍

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ABOUT ME
ワインの探究者ヴァンさん
★週末だけでもいいので、ちょっと美味しいワインを飲みたい!というタイプです。★必然的に家飲みが多めですが、ソムリエ・ソムリエールがサーブするワインバーも大好きです。 ★直近2年程で500種類を飲み、ワインセラーのストックは300本超に。 ★好きなコミック:『神の雫』