ポイヤック(赤)

ラコスト・ボリー2000 熟成したポイヤックの芳醇さを堪能

今回はボルドーのメドック格付5級のシャトー・グラン・ピュイ・ラコストのセカンドワインのラコスト・ボリーです。ヴィンテージは秀逸な2000vtです。

ボルドーのグラン・ヴァンは若飲みがもったいないので、熟成させたい。しかし、ファーストだとリリース直後のワインを買うと、何十年も熟成を待つような場合もあります。

といって、熟成したグラン・ヴァンは非常に高価で、なかなか手が出せません。

そこで、セカンドワインのオールドヴィンテージを購入して飲むことがあります。ファーストとは別ものではありますが、それでも庶民には貴重な経験ができます。

今回は1993vt、1998vtとオールドヴィンテージを飲んできているラコスト・ボリーです。偉大な2000vtは20年超で、どうなっているか楽しみにしながら抜栓しました。

そんなワインの感想です。

 

ラコスト・ボリー2000 熟成したポイヤックの芳醇さを堪能

ポイヤックのラコストボリー2000の情報は購入先のエノテカから抜粋・引用しています。

2000vt

外観は深みのある美しいガーネット色。赤スグリやドライレーズンなどの果実のアロマとともに、熟成による森の下草や杉、スパイスの香りが立ち上ります。口当たりは非常に優しく、妖艶な果実味がゆっくりと広がる官能的なスタイル。その後、緻密なタンニンと落ち着きのある酸が感じられ、バニラやドライフラワー、黒コショウの風味が何層にも重なる深みのある余韻が続きます。

詳しくはこちら(エノテカオンラインのページ)

 

ラコスト・ボリー2000のファースト、シャトー・グラン・ピュイ・ラコスト

ポイヤックのラコスト・ボリーのファーストのシャトー・グラン・ピュイ・ラコストの情報は購入先のエノテカから抜粋・引用しています。

詳しくはこちら(エノテカオンラインのページ)

シャトー・グラン・ピュイ・ラコストは、ボルドーのワイン通たちから、長く愛されているお気に入りの銘柄のひとつ。その理由は、なんと言っても圧倒的なコストパフォーマンスの高さ。ポイヤックらしい豊かで力強いスタイルが魅力的で、常に安定した高い品質を誇っています。しかも、時には大きく期待を上回る優れた傑作を生み出しているにもかかわらず、価格は極めてリーズナブル。ポイヤックのみならず、ボルドー全体でも極めてお値打ちなワインなのです。

シャトーの起源は16世紀にまで遡ります。ポイヤック村の南にあるグラン・ピュイの丘に位置しており、昔の所有者の名前ラコストをつけ、現在のシャトー名になりました。先オーナーの故レイモン・デュパン氏は、ボルドー史上最高のグルメとして好評。そのデュパン氏は1980年に亡くなる前の1978年に、シャトーを人望の厚い現オーナー家の故ジャン・ウジェーヌ・ボリーに売りました。現在は息子フランソワ・グザヴィエ・ボリー氏が後を継いでいます。

ロバート・パーカー氏も「ジロンド河からはずいぶん内陸に入ったバージュの丘にあるグラン・ピュイ・ラコストは1kmほど離れた隣のランシュ・バージュと似ていなくもない、大柄で耐久力のある、フルボディのポイヤックを生産することで確固たる定評がある。(中略)1990年代半ばまでは価格が品質に追いつけなかったため、いまだに控えめな、いささか過小評価されているとさえ言える価格がついている。」 (ボルドー第四版)と言っています。

 

熟成したポイヤックの芳醇なラコスト・ボリー2000の感想

ラコスト・ボリーにしては、かなり透明感があり、エッジにはオレンジ色も見える。

華麗な花々、上品な出汁、少しスモーク、香ばしい木、バニラ、ココア、カカオ、クレームドカシス、カシスリキュール、アニスなどの複雑な香りです。

多様な香りが複雑に絡み合っていて、細かく香りを分解するのは非常に難しいです。

スワリングをする度に、素晴らしい芳醇な香りが湧き上がって来て、溜め息が漏れてしまいます。

口に含むと、僅かな酸味、上品な甘やかさがあり、タンニンはこなれていて渋味は感じない。少しトロっとしたような滑らかな舌触り。アルコール度数は高めに感じる。

熟したブラックチェリーなどの黒系ベリー、クレームドカシス、バニラ、モカ、カカオ、キノコ、アニスなどの味わい。

非常にコクがあり、出汁の旨味や熟れた果実のエキスが溶け込んだような複雑な味わいとなっています。

完全に溶け込んだタンニンが継ぎ目の無い液体を構成していて、液体は非常に舌触りが滑らかです。綺麗に溶け込んだタンニン、継ぎ目のない柔らかいボディ、一つにまとまった非常に芳醇で複雑な香りと味わい。

綺麗に熟成していて、甘やかでまろやかで、エレガントに感じます。

 

抜栓3日目、抜栓初日に引き続き、複雑な熟成香の芳醇な香りです。継ぎ目のない布のような舌触りです。

まだ僅かですが、ブラックチェリーなどの黒系ベリーのフルーティさを感じることができます。モカやカカオ、クレームドカシス、甘やかさもある芳醇な味わい。

抜栓初日と大きな変化はありませんでした。

初日同様、やはり芳醇で、エレガントで美味しい!

 

濃厚さを意識しない程滑らかですが、冷静に考えると、かなり濃厚だと思います。しかし、それを感じさせない熟成による滑らかさがあり、エレガントな印象になっています。

偉大な2000vtが20年超となり、頑強なポイヤックのラコスト・ボリーも流石に滑らかで、エレガントなワインとなっています。

芳醇で、エレガントな熟成したラコスト・ボリーでした。もし、当たり年のオールド・ヴィンテージを見付けたら、是非試してみてください。素晴らしい経験ができると思います。

若いヴィンテージをデキャンタで開かせて、さらに時間をかけて飲むとどうなるかも気になります。熟成したものとどう違うか、一度試してみたいですね。

 

熟成したポイヤックのラコスト・ボリー2000の芳醇さに合わせた料理

・和牛とポルチーニ茸の赤ワイン煮込み 自家製フォカッチャ添えオステリア ガウダンテ

「旨みの凝縮した和牛とポルチーニ茸のハーモニーは絶品!自家製のパン、フォカッチャを添えることでソースも余すことなくお楽しみいただけます」

 

赤ワインを煮込んだ旨味、溶け込んだ牛肉の旨味、ポルチーニ茸のコクがなんとも言えず、美味しい!

熟成したラコストボリーとのペアリングも、ワインと料理の旨味と旨味が重なり合うような印象です。

この組合せは絶対合うはずと思って、合わせただけあり、美味しいです!

なお、ワインの繊細さやエレガンスをより楽しむならば、料理とワインを交互に飲む方が複雑な芳醇さは楽しめました。長期熟成したような貴重なワインは、少しでも美味しくと、ちょっとこだわってしまいますね。

ちなみに、ポイヤックのような頑強なボルドーワインは、若いとタンニンが多くて渋味が強めだったりします。しかし、牛肉の赤ワイン煮などの料理と合わせると、渋味が気にならなくなって滑らかになり、ワインのコク旨を感じやすくなります。

若いポイヤックのボルドーワインと牛肉の赤ワイン煮はおすすめの取り合わせです。

・オステリア ガウダンテ:「気軽に楽しむ本格イタリアン。大切な記念日にも、お友達と賑やかに楽しむ日も。イタリアワインとともに本場イタリアの量と味を大阪と神戸でお楽しみください。」(公式ページより引用)

URL http://gaudente.jp/
住所 大阪店:大阪府大阪市北区梅田1丁目11−4 大阪駅前第4ビル B1F

神戸店:兵庫県神戸市中央区東川崎町1丁目6−1 神戸ハーバーランドumie モザイク 3F

アクセス 大阪店:大阪メトロ・谷町線・東梅田駅、JR・大阪駅、阪急・梅田駅より徒歩5分

神戸店:神戸高速鉄道・東西線・高速神戸駅より徒歩12分

グルメサイト 食べログ:こちら、ぐるなび:こちら、ホットペッパー:こちら

 

 

熟成したポイヤックのラコスト・ボリー2000の基礎情報

・ワイン名:ラコスト・ボリー2000

・生産者:シャトー・グラン・ピュイ・ラコスト

・生産地:フランス>ボルドー>ポイヤック

・葡萄品種:カベルネソーヴィニヨン、メルロー、カベルネフラン。

・原産地呼称等:AC.ポイヤック。メドック格付5級。

・栽培・醸造法等:平均樹齢30年超。手摘み。除梗の前後で2度の撰果。マセラシオンと発酵を約3週間。新樽45%のフレンチオーク樽で14~16ヶ月熟成。

・抜栓時期:2022.02.

・インポーター:エノテカ

・参考価格(ネットショップ):4600円台~(若いヴィンテージ)

 

・購入先:エノテカオンライン(公式ページはこちら

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熟成したボルドーワイン、ポイヤック関連のおすすめ記事

今回は2000vtの熟成したボルドーワインの中でも、ポイヤック地区のラコスト・ボリーを抜栓しました。熟成により非常に複雑で芳醇でエレガントなワインとなっていました。貴重な経験でした。

下記はラコスト・ボリーのファーストのオールドヴィンテージ1994vtを抜栓した時の記事です。2つめは同じくポイヤックのシャトー・ピション・ロングヴィル・コンテス・ド・ラランドのセカンドのオールドヴィンテージです。

 

シャトー・グラン・ピュイ・ラコスト1994

メドック格付け5級。25年の熟成により非常に複雑で、それでいてエレガントな芳しい香りを放っていました。開いてくると、濃厚で旨味たっぷりの滑らかで美味しいワインでした。

グラン・ピュイ・ラコスト1994 ポイヤック格付けシャトーフランス、ボルドーのポイヤックのシャトー・グラン・ピュイ・ラコスト1994。メドック格付け5級。25年の熟成により非常に複雑で、それでいてエレガントな芳しい香りを放っていました。開いてくると、濃厚で旨味たっぷりの滑らかで美味しいワインでした。...

 

レゼルヴ・ド・ラ・コンテス1994

6000円位~(若いヴィンテージ)ポイヤックの貴婦人と称されるメドック2級格付のシャトー・ピション・ロングヴィル・コンテス・ド・ラランドのセカンドワイン。熟した黒系果実、バニラ、ココア、お香、生肉、ホワイトチョコなど重層的で複雑さを感じる香り。口に含むと、良く熟したブルーベリー・ブラックベリーなど黒系果実、生肉、ココア、ホワイトチョコなど様々な味わい。全体のバランスは良く、熟成による独特な芳香と、濃厚にしてエレガントな味わいのワインとなっている。

レゼルブ・ド・ラ・コンテス1994 ラランドのセカンドレゼルヴ・ド・ラ・コンテス1994。6000円位~(若いヴィンテージ)ポイヤックの貴婦人と称されるメドック2級格付のシャトー・ピション・ロングヴィル・コンテス・ド・ラランドのセカンドワイン。熟した黒系果実、バニラ、ココア、お香、生肉、ホワイトチョコなど重層的で複雑さを感じる香り。口に含むと、良く熟したブルーベリー・ブラックベリーなど黒系果実、生肉、ココア、ホワイトチョコなど様々な味わい。全体のバランスは良く、熟成による独特な芳香と、濃厚にしてエレガントな味わいのワインとなっている。...

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ワインの探究者ヴァンさん
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