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ボルドー、ポムロールのシャトー・ド・サルについて
シャトー・ド・サル2010について
今回はボルドー右岸のポムロール地区のワインです。右岸ですので、土壌は粘土質、ブドウ品種はメルロー、私のイメージではカベルネ・ソーヴィニヨンよりも粘性が高く、とろみがある濃厚なワイン、または、シャトーによってはカベルネ・ソーヴィニよンにはないエレガントなワインだったりといったイメージです。
ACボルドー、ボルドー左岸にハマり、その後、右岸のサンテミリオンへと興味が移り、そして、ここ数年はポムロールやフロンサック、サンテミリオンやその衛星地区が気になって少しずつ飲んでいます。
ポムローも美味しいワインがたくさんあり、最近では価格は上がりつつあり、穴場とは言い難くなりましたが、まだロープライスのワインもありますので、今後も探究して行きたいと思います。
生産者にシャトー・ド・サルについて
生産者の情報はエノテカのページから抜粋・要約しています。
エノテカオンライン「シャトー・ド・サル」のページより
シャトー・ド・サルはポムロールで最も大きい畑を持つシャトーであり、アペラシオン唯一の壮大なシャトーを誇る。ポムロールで最も楽しめるワインとなりつつあり、純粋で、しなやかで、艶とまろやかさをもつ惜しみない熟した果実味と、みずみずしい、絹のような個性が評価されている。(『ボルドー・第4版』より)
※下記はアマゾンは第5版。楽天・ヤフーは第1分冊がヒットせず。
ボルドー、ポムロールのシャトー・ド・サル ワインの感想
カシス、ブラックベリーなどの黒系果実、スモーク、湿った土、トリュフ、キノコ類などの複雑で多様な香り。口に含むと、煮詰めたような濃厚な黒系果実味などの味わい。凝縮感があり、密度は高いが、滑らかな舌触り、少し酸味がある。
美味しいワインです。特にこの密度がしっかりしたボルドーらしい、そしてポムロールらしいワインです。ロバート・パーカーJr氏が好きそうな気がします。
今回抜栓した2010ヴィンテージはボルドー全般が良いヴィンテージですので、まだまだ熟成していけるポテンシャルを感じます。まだ、酸味もあり、フレッシュさもが残り、ボディは滑らかながらも凝縮感がありますので、まだまだ変化を楽しめそうでした。
やっぱりボルドーはやめられません。ポムロールもだんだん価格が高くなってきていますので、買えるときにちょっとずつ買ってセラーで熟成させた方が良いかもしれませんね。
ボルドー、ポムロールのシャトー・ド・サル ワインの基礎情報
1 生産地:フランス >ボルドー >ポムロール
2 葡萄品種:メルロ主体、カベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フラン
3 参考価格:5000円位
4 ポイント:パーカーポイント:84~86点
5 購入先:エノテカ
※下記はエノテカオンラインが2011&2016ヴィンテージ、以外は2013ヴィンテージで3600円程度で販売しています!
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同じポムロールのシャトー・ガザンのセカンドです。これも美味しいワインです。ド・サルよりエレガントな雰囲気がします。