エノテカのレンタルセラーで熟成させていたブルゴーニュ・ルージュの2014vtの6本の内の1本です。
抜栓するために、自宅セラーに移動してスタンバっていました。
そして、抜栓したのはクロード・デュガのACブルゴーニュです。
同じヴィンテージのワインを2017年と2018年の2度飲んでいますが、その後5年経ち、全く次元の違う香りと味わいになっていました。
非常に美味しかったです。
まさに美酒!と言える1本です。
そんなワインの感想です。
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目次
クロード・デュガのブルゴーニュ・ルージュ2014
クロード・デュガのブルゴーニュ・ルージュ’14の情報は、輸入元の株式会社ラック・コーポレーションの直営WEBショップ『Maison LUC』から抜粋・引用しています。
2020vtについて
ジュヴレ・シャンベルタンとモレ・サン・ドニの間にある、ジュヌヴリエールという区画から生まれるブルゴーニュ・ルージュ。しかし、このワインを飲んで単なるブルゴーニュと思う人がいるだろうか。豊かな果実味、何層にもレイヤーを重ねる複雑さ、さらに深みのある余韻。ジェネリックなブルゴーニュの枠を完全に抜け出し、村名ジュヴレ並みの風格がある。
詳しくはこちら(Maison LUCのページ)
ブルゴーニュ・ルージュ’14の生産者:クロード・デュガ
ブルゴーニュ・ルージュ’14の生産者、クロード・デュガの情報は、輸入元の株式会社ラック・コーポレーションの直営WEBショップ『Maison LUC』から抜粋・引用しています。
詳しくはこちら(Maison LUCのページ)
クロードの父モーリスの時代は出来上がったワインはほとんど全量、ネゴシアンに桶売りしていた。
ドメーヌ元詰めはクロードが1982年頃から少しづつ始め、1993年からは全量元詰めとなっている。
ワイン造りで特徴的なのは、今や一般的な発酵前の低温マセレーションを一切行わないこと。色調もしっかり、フレーバーも華やかなワインなのに意外である。
そればかりか発酵中の温度管理もマロラクティック発酵の分析もせずにあれだけ素晴らしいワインを造ってしまうのだから、やはりただ者ではない。
現在の当主は、長男のベルトラン。クロードはすでに2012年頃から半ば引退し、2015年頃から長男のベルトランにドメーヌ運営を任せていた。姉のルテシア、妹のジャンヌもワインづくりと運営に関わり、ドメーヌをしっかり支えている。
クロード・デュガのブルゴーニュ・ルージュ’14 まさに美酒!の感想
エッジにオレンジ色が見える、赤色がしっかりめの、やや淡いガーネット色。
抜栓直後から妖艶な出汁のような香りがしている。そして、バラなどの花束、柔らかいブランデーやリキュール、熟したプラムや赤系ベリー、少し爽やかで甘やかなスパイスなどの香り。
出汁のようなコクがあり、優しくまろやかで、妖艶な香りが支配的です。
そして、バラなどの花束がエレガントに香ります。
妖艶でエレガントな香りです。
うっとりとして、惑わされてしまいそうな素晴らしい香りです。
口に含むと、控えめな酸味、甘やかさ、極僅かな渋味を感じる。タンニンは溶け込んでいて感じません。渋味もないに等しいです。
熟した赤系ベリーの果汁エキスや出汁の風味、ミネラル、控えめに甘いスパイスや、熟したストロベリーのような甘やかさや旨味、そして、オレンジなどの味わい。
香り同様、熟成した旨味がたっぷり入った液体になっています。しかも、果実感も残っています。
全体的には旨味たっぷりの出汁と熟した果汁エキスという印象です。
薄口のコク旨感と複雑さがあり、薄口なのに芳醇です!
めちゃくちゃくちゃ美味しいです。
9年目を迎えるクロード・デュガのブルゴーニュ・ルージュ2014は、美しいガーネット色に目を奪われ、香りでうっとりとして、味わいでトロけてしまう、エレガントで妖艶なワインでした。
まさに美酒!
クロード・デュガのブルゴーニュ・ルージュ2014の抜栓は3本目です。過去2本は2017年と2018年に抜栓していますが、圧倒的に今の方が美味しいです。
2017年・2018年に抜栓した時も非常に美味しかったのですが、さらに5年程経ち、このような妖艶でエレガントな液体になるとは予想もできませんでした。
やはりワインは一定の年月を重ねると、変化があって面白いですね。
購入した約6年前は6000円前半で買えましたが、今や7000円台に⁈
クロード・デュガともなると、ACブルゴーニュもいい値段がしますね…。
しかし、その価値のある美酒だと思います。
可能なら2本買って、1本を若飲み、1本は何年か寝かせてからの抜栓をしてみていただきたいと思います。
超おすすめの1本です!
クロード・デュガのワインは生産量も少ないので、今後はますます手に入れにくくなる予感がします。
クロード・デュガのブルゴーニュ・ルージュ’14 まさに美酒!に合わせた料理など
・豚バラ肉のバルサミコ煮 / ビストロ フィル
「豚バラ肉をバルサミコ酢で煮込みサッパリと仕上げました。」(Uber eats ビストロ フィルのページから引用)
私の定番の豚バラ肉のバルサミコ煮です。
少し酸味を残して、まろやかになったバラルサミコ酢の風味と、少しトロッとして、脂を落としてパサっとした豚バラ肉とはよく合います。
相変わらず美味しい!
クロード・デュガのブルゴーニュ・ルージュと合わせると、煮込んだバルサミコ酢のソース煮負けるかな?と想像していましたが、意外にも美味しくいただけます。
僅かに酸味とフルーツ感がアップしますが、その変化した味わいも美味しい上、料理とよく合います。
バルサミコ酢の酸味は少し控えめになり、豚バラ肉の美味しさも感じます。
フィニッシュに近づく程、ワインの出汁の風味が完全に戻って来て、ワインのエレガンスと妖艶さを楽しみつつ、フィニッシュします。
豚バラ肉のバルサミコ煮の料理とでも、薄口コク旨感たっぷりで、ちょっとやそっとでは負けそうにありません。
薄味なのに凄いですよね。
・パテ・ド・カンパーニュ キャロットラペ付き / ビストロ フィル
同じく我が家の定番の1品です。
クロード・デュガのブルゴーニュ・ルージュと合わせると、熟した果汁のエキスは果実味に近い味わいになりますが、果汁エキスや出汁感も一定程度残ります。
変化後に感じる果実味も、控えめとなった果汁エキスや出汁感も美味しく味わえます。
そして、パテのお肉の味わいも美味しくいただけます。
良いペアリングでした!
【ビストロ フィルの実店舗】
・気軽にフレンチとワインが楽しめるビストロ 『Repas (ルパ)』
「本町駅徒歩3分、ビルの2階で営業しています。平日ランチ2,000.土曜日ランチは3,500円。
ディナーはアラカルトのみでの営業です。各国ワインを全てグラス🍷でご提供しております。カウンター席もありますので、お一人でも気軽にご来店下さい。天満橋に系列店、 」(公式ページから引用)
公式URL | 食べログ上の公式ページはこちら
Instagram公式アカウント:bistr_fil Repas ルパ【大阪 本町】 |
住所 | 大阪市中央区本町4-8-8 リズム本町 2F |
TEL | 050-5600-0699 |
営業時間 | 【ランチ】 11:30〜13:30(L.O.) 【ディナー】 17:30〜21:00(L.O.) |
定休日 | 水曜日ランチ、日曜日、祝日 |
アクセス | 御堂筋線・四ツ橋線 本町駅徒歩3分 |
グルメサイト | 食べログはこちら |
クロード・デュガのブルゴーニュ・ルージュ2014の基礎情報
・ワイン名:ブルゴーニュ・ルージュ2014
・生産者:クロード・デュガ
・生産地:フランス>ブルゴーニュ>ジュヌヴリエール(ジュヴレ・シャンベルタンとモレ・サン・ドニの間)
・原産地呼称等:ACブルゴーニュ
・葡萄品種:ピノノワール
・気候や土壌:石灰粘土質
・栽培・醸造法等:手摘み。天然酵母。セメントタンクで発酵。マロラクティック発酵。14ヶ月熟成。ノンフィルターで瓶詰め。事実上のビオロジック。
・インポーター:株式会社ラック・コーポレーション(公式ページはこちら)
直営webショップ『Maison LUC』はこちら
・参考価格(ネットショップ):7000円台~
・購入時期/抜栓時期:2017.05/2023.01
・購入先:エノテカオンライン(公式ページはこちら)
エノテカオンラインのクラブエノテカプレミアム(VISAカード)の特典であるケースオーダー20%割引で、6200円台で購入。
ブルゴーニュ・ルージュ2014関連のおすすめ記事
今回はクロード・デュガのブルゴーニュ・ルージュ2014を抜栓しました。
約8年経過したワインは、ガーネット色のエレガントで妖艶な美酒になっていました!
下記は同じ時期に抜栓した他の造り手のブルゴーニュ・ルージュ2014です。年数を重ねたなりの個性の違いを垣間見れて面白いです。
・ブルゴーニュ・ルージュル2014/ルーデュモン
時と共に、ますますエレガントで、透き通る美しい宝石のようなワイン! 4300円。
甘やかな熟したストロベリーやラズベリーなど赤系ベリー、バニラ、甘く芳しい花々、スパイスなどの香り。
口に含むと、程よく熟したストロベリーなどの赤系ベリー、バニラ、スパイス、少しヨーグルトなどの味わい。
・ブルゴーニュ・ルージュ2014/ロシニョール・トラペ
熟成による滋味深い旨味があり、芳醇さとエレガンスを感じるワイン! 4600円台。
バラなどの花々、熟した赤系ベリー、出汁、様々なスパイス、香水などの香り。
口に含むと、熟したラズベリーなどの赤系ベリー、控えめに出汁、スパイスなどの味わい。