今回はボジョレーワイン委員会が運営するボジョレーワインPressが、Instagram上で実施していたキャンペーンに当選していただいたワインです。
ボジョレーの中でも、クリュ・デュ・ボジョレーというワインランク上のワインです。
アペラシオンはブルイィです。
少しずつクリュ・デュ・ボジョレーのワインの経験を増やしていますので、今回のキャンペーンの当選では非常に良い機会をいただきました。
そんなワインの感想です。
本ページにはプロモーションが含まれてい
また、お酒に関する情報が含まれているため、20歳以上の方を対象としています。
目次
ボジョレーのブルイィ2021 byドメーヌ・ブラン・スール・エ・フレール
ドメーヌ・ブラン・スール・エ・フレールが造るクリュ・デュ・ボジョレーのブルイィの情報は、輸入元のエノテカから抜粋・引用しています。
外観は紫がかったルビー色。ラズベリーやクランベリーなどの果実のアロマと、シナモンやスミレなどの甘美な香り。口当たりは非常に柔らかく、赤系果実の生き生きとした風味が口いっぱいに広がります。緻密なタンニンを纏った深みのある余韻が、印象的に仕上がっています。
栽培ではどの区画も今までゴブレで仕立てていましたが、コルドン・ロワイヤルに変更。また、花崗岩質で痩せた土壌で古樹が育つのは厳しく、地球温暖化にもブドウが対応できるように、密植度を10,000本/haから7,000本/haに調整。
醸造においてはコンクリートタンクを採用。全房発酵を積極的に取り入れており、ほのかなスパイス感が感じられます。熟成はそれぞれのタンク内で8~12ヵ月間実施します。
詳しくはこちら(エノテカオンラインのページ)
ボジョレーのブルイィの生産者:ドメーヌ・ブラン・スール・エ・フレール
クリュ・デュ・ボジョレーのブルイィの生産者、ドメーヌ・ブラン・スール・エ・フレールの情報は、輸入元のエノテカから抜粋・引用しています。
詳しくはこちら(エノテカオンラインのページ)
ブラン・スール・エ・フレールで醸造・栽培を担当するのはマルク・アントナン・ブラン氏。広報などバックオフィスなどの業務は妹のルシー・ブラン女子が担当しています。彼らはシャサーニュ・モンラッシェ村でも高い信頼を寄せられるドメーヌ、ブラン・ガニャールのジャン・マルク・ブラン氏のご子息で、生まれながらにワインと接してきました。
栽培ではどの区画も今までゴブレで仕立てていましたが、コルドン・ロワイヤルに変更。醸造においてはキュヴェごとに木製タンクとコンクリートタンクを使い分け。ヴィンテージにもよりますが、全房発酵を積極的に取り入れています。
ボジョレーのブルイィbyドメーヌ・ブラン・スール・エ・フレールの感想
全体に赤紫色、エッジはガーネット色。
程良く透明感があり、妖艶で、美しいです。
野バラ、チェリー、木いちご、野生のハーブ、スモークチップ、花、皮ごと潰した赤い果実、スパイスなどの香り。
少し野生味があり、ブルーティさがあり、様々な要素を感じます。
多彩で、複雑で、いつまでも香りを楽しんでしまう。
口に含むと、酸味と渋味と甘味を少し感じる。
全体的に柔らかいため、タンニンはあまり意識しないです。
しかし、一定の密度を感じる、しっかりとしたボディです。
木いちご、チェリー、野生ハーブ、少し煮詰めた果実、スパイス、ブルーベリーなどの味わい。
香り共々、フルーツやハーブに野生味や、煮詰めたような果実感など、ガメイらしさを感じます。
上品な装いをしていながら、裸足で草むらをかけていくような元気の良さもイメージします。
木いちごが生り、自然のハーブが生えている林の中で、フルーツなどを入れたバスケットを持って、ピクニックをしているようなイメージでもあります。
自然を感じながら、美味しくいただけるボジョレーです。
野生味とエレガンスを持ち合わせた上質なワインでした。
今回はドメーヌ・ブラン・スール・エ・フレールのブルイィ2021を抜栓しました。
当然ですが、ボジョレー・ヌーボーとは異なり、タンニンがあり、しっかりとしたボディを持ったワインです。
そして、エレガンスと野性味も感じるワインです。
やはりクリュ・デュ・ボジョレーは、一味違います。
ヌーボーや、ACボジョレー、ACボジョレー・ヴィラージュしか飲んだことが無い方は、是非、クリュ・デュ・ボジョレーも試してみていただきたいです。
そんな美味しい1本です!
ボジョレーのブルイィbyドメーヌ・ブラン・スール・エ・フレールの基礎情報
・ワイン名:ブルイィ2021
・生産者:ドメーヌ・ブラン・スール・エ・フレール
・生産地:フランス>ブルゴーニュ>ボジョレー>ブルイィ
・原産地呼称等:ACブルイィ
・葡萄品種:ガメイ
・気候や土壌:花崗岩質で痩せた土壌
・栽培・醸造法等:コルドン・ロワイヤル仕立て。植樹7,000本/ha。コンクリートタンクで8~12ヵ月間熟成。
・インポーター:エノテカ(公式ページはこちら)
・参考価格(ネットショップ):2000円台~
・購入時期/抜栓時期:2023.12./2023.12.
・購入先:ボジョレーワインPress(ボジョレーワイン委員会日本公式サイト。URL:https://beaujolais-wines.jp/、Instagram:beaujolaiswines_jp)
ボジョレーワインPressが Instagram上で実施していたキャンペーンに当選していただいたワイン。
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今回はドメーヌ・ブラン・スール・エ・フレールのブルイィを抜栓しました。
野生味とエレガンスを持ち合わせた、クリュ・デュ・ボジョレーらしい上質なワインでした。
下記は同じくクリュ・デュ・ボジョレーです。
・サン・タムール2020/ポール・ボーデ
たっぷりのフルーティさと落ち着きがある美味しいボジョレー!
クリュ・デュ・ボジョレー。2000円台~。
控えめに赤系ベリー、花、ハーブ、少しブラックベリー、煮詰めた果実、木苺、ドライフルーツ、スパイスなどの香り。
口に含むと、煮詰めた黒系果実、ブラックベリー、控えめに赤系果実、スパイス、森の下草などの味わい。
・モルゴン1995/ルーデュモン・レアセレクション
ボジョレー・ヌーボーと同じガメイ種とは思えない、長期熟成したガメイ!
クリュ・デュ・ボジョレー。2000円台~。
土、きのこ、大地の香りをイメージする独特な長期熟成の香り。
口に含むと、少し酸味と渋味を感じる。そしてスパイスの要素がある。赤系・黒系果実の要素はあまり感じない。