目次
クロード・デュガ、ブルゴーニュ・ルージュ2014
クロード・デュガのブルゴーニュ・ルージュです。いつかはシャンベルタンのグラン・クリュのオールド・ヴィンテージを飲んでみたいと妄想しますが、若いヴィンテージでも5万円から10万円位はします。
そもそもオールドヴィンテージが出回ることがあるのでしょうか。仮に出回っていても10万円以上は軽くするでしょうから、やはり妄想の域をでません。
しかし、ACブルゴーニュ・ルージュなら何とか背伸びして、クロード・デュガの片鱗だけでも味わえないかと思い、購入しました。日常的には飲めないので、ゆっくり味わいたいと思います。
生産者のクロード・デュガについて
生産者の情報は購入先のエノテカさんのページから抜粋・要約しています。
ジュヴレ・シャンベルタンのトップドメーヌ。1980年から2009年までで、ロバート・パーカーが100点満点を付けたブルゴーニュの赤ワインはたった5本しかない。その内の1本がクロード・デュガの造る1993年グリオット・シャンベルタン。
クロード・デュガはあくまで自然なワイン造りを目指しており、化学肥料を与えず、岩草や海草を畑に与える。肥料というよりは土壌を刺激するためで、テロワールの個性が際立つ。また、ブドウの樹が病気にかかってもすぐには対処せず、極力自然の治癒力に委ねる。
クロード・デュガ氏曰く「自然治癒を繰り返したブドウの樹は自己治癒力が年々高まり、よりテロワールを表現したワインが造れるようになる」と言う。
クロード・デュガ、ブルゴーニュ・ルージュの感想
花々の華やかな香りがします。そして、赤い果実、黒い果実が漂い、アクセントにスパイスの香りがします。非常に奥行きや深みがあります。
口に含むと、ジューシーな赤系果実の厚みのある旨味を感じます。しなやかな口当たり、程良い酸味、上品な微かな甘味があります。
スワリングをしながら、少し時間をかけて楽しむと、段々と開いてきて、フレッシュなフランボワーズのような赤系果実の少し甘酸っぱい味わいが出てきます。
香りも香水のように素晴らしい香りが鼻腔に刺激を与えます。
やっぱり美味しいです。価格はするんですが、その代わりハズレることは無いですね。
クロード・デュガ2014は今回を含めて2本飲んでいます。1本目は2017年の春、リリースして1年以内です。
2017 年に飲んだ時は、もう少しフレッシュな生き生きした果実味がある印象でしたが、今の方はそのフレッシュさもありつつ、味わいや香りに奥行きがあるように感じます。
どちらも魅力的です。
クロード・デュガは2015ヴィンテージはまだ飲んでいないのですが、他のブルゴーニュ・ルージュとも考え合わせると、2014ヴィンテージの方が酸味があり、フレッシュでジューシーな印象を受けるブルゴーニュ・ルージュが多い気がします。
逆に、2015ヴィンテージは酸味が控えめで、果実味の凝縮感のある落ちついた、しっかりした味わいが多いような気がします。
それにしても、1本は傷有りの訳アリセールで安く購入しましたが、それでも5000円台。もう1本は6000円台で購入しています。
まだ、2015ヴィンテージは7000円位で購入してセラーインしています。
2015ヴィンテージの抜栓時期も悩むところですが。2本あるので、1本は早めに飲んで、2本目の抜栓時期はもう少し後を考えた方が面白そうです。
いやー、それにしても高いです。せめてACブルゴーニュ位は、もう少し安くならないかなぁ。
クロード・デュガ、ブルゴーニュ・ルージュの基礎情報
1 生産地:フランス>ブルゴーニュ
2 葡萄品種:ピノ・ノワール
3 参考価格:5000円~7000円位
4 購入先:ワインセラー・ウメムラ(楽天)、エノテカ
クロード・デュガのブルゴーニュ・ルージュ関連のおすすめ記事
同価格帯のACブルゴーニュ・ルージュだとこの辺りが買えますね。そんなに頻繁に買えませんし、飲めませんが…。
ブルゴーニュ・ルージュ2003 メゾン・ルロワ(赤)
クロード・デュガのブルゴーニュ・ルージュ関連のおすすめワイン
★ブログランキングに参加中です。よろしければクリックをお願いします!励みになります。
にほんブログ村