今回は輸入元テラヴェールの直営ショップである、ワイン見聞録で購入した1本です。
ラ・メゾン・ロマネ・オロンシオが造るブルゴーニュ・ルージュ、オー・コート・ド・ニュイ・ルージュです。
圧倒的なボリューム感のあるピノノワールで、個人的にはサプライズを受けたワインでした。
そんなワインの感想です。
本ページにはプロモーションが含まれてい
また、お酒に関する情報が含まれているため、20歳以上の方を対象としています。
目次
ラ・メゾン・ロマネ・オロンシオが造るオー・コート・ド・ニュイ・ルージュ2018
ラ・メゾン・ロマネ・オロンシオが造るオー・コート・ド・ニュイの情報は、購入先のワイン見聞録から抜粋・引用しています。
オート・コート・ド・ニュイらしく繊細で冷涼感のある個性。決して力強くはないが、毎年バランスのとれた味わい。
収穫後、100%全房のまま、足で踏んで発酵。発酵途中で古バリックに移し変えてそのまま3ヶ月発酵を続ける。澱引きして12ヶ月熟成後、ノンフィルターでボトリング。
詳しくはこちら(ワイン見聞録のページ)
オー・コート・ド・ニュイの生産者:ラ・メゾン・ロマネ・オロンシオ
オー・コート・ド・ニュイ・ルージュの生産者、ラ・メゾン・ロマネ・オロンシオの情報は、輸入元のテラヴェール株式会社から抜粋・要約しています。
詳しくはこちら(テラヴェールのページ)
2004年にヴォーヌ・ロマネで最も古い建物の1つメゾン・ロマネを購入する。
ドメーヌ・ゴビー、コント・アルマン、その後、馬師であるモルヴァン氏の下で学び、ビオディナミでの畑作りにおいて重要な馬での耕作をコント・ラフォン、クロ・デ・ランブレイ、ティボー・リジェ・ベレール等の有名生産者から請負いながら畑の勉強をしていた。
その頃の顧客や知り合いから、現在、普通は手に入らない高品質な葡萄を購入してワイン造りをしている。
葡萄は基本的にビオディナミのもので、農薬や除草剤は使われていない。
全房発酵と醸造時に酸化防止剤を使用しないことがオロンスのワイン造りの最大の拘り。
全房発酵はゆっくり進むので抽出が優しく、繊細で立体的な味わいを実現してくれる。
ストレスがかかるのでワインの移動にポンプは使わず重力を利用している。
ラ・メゾン・ロマネ・オロンシオが造るオー・コート・ド・ニュイの感想
ピンク色がかった、やや明るい赤紫色。
赤と黒の果実の味わいや香りをイメージする色です。
熟したラズベリーやブラックチェリー、ブルーベリー、プラム、バニラ、スミレの花、甘いスパイスや爽やかなスパイス、カシス、クレームドカシス、甘く漬け込んだシソ(紫蘇)ジュースなどの香り。
甘やかで、濃厚な香りが豊富に漂います。
そして、スパイシーな香りが果実などの甘やかな香りをより引き立てます。
圧倒的な量の香りに包まれてしまいそうです。
濃密で甘やかな果実や甘く漬け込んだシソなどの中で、プラムのような酸味をイメージする果実感もあり、少し刺激や変化を与えて、濃密過ぎない魅力的な香りになっています。
個性的で、素晴らしい香りです。
口に含むと、程良い酸味、甘やかさや渋味があります。
繊細で豊富なタンニンは甘やかさです。
また、密度の高い液体になっていて、熟成にも耐える印象を受けます。
クレームドカシス、ブラックチェリー、プラム、バニラ、甘く漬け込んだシソ(紫蘇)ジュースなどの味わい。
非常に密度があり、タンニンも豊富ですので、滑らかに飲めるイメージではありません。
こんなにぎっしり詰まった甘やかなブルゴーニュもあるんだと驚かされます。
非常に甘やかで美味しい!
飲んでいるというより、甘やかなタルトを食べてるようなイメージが湧いてきます。
そして、香り・味わい共に確かに感じる、甘く漬け込んだシソのイメージが良いです。
子供の頃にいただき飲んだ自家製のシソ・ジュースを思い浮かべます。
全体として甘味はありますが、甘ったるいイメージではなく、濃密な甘やかさのイメージに近いです。
また、表現はできていませんが、鼻腔に抜ける独特な香りに惹きつけられます。
サプライズを与えてくれるブルゴーニュです。
圧倒される美味しさです!
今回はラ・メゾン・ロマネ・オロンシオが造るオー・コート・ド・ニュイ・ルージュ2018を抜栓しました。
今回飲んだのはACオー・コート・ド・ニュイですが、甘やかなタンニンが美味しい、圧倒的なボリューム感のあるワインでした。
このボリューム感は、長期熟成用のタンニンをたっぷり含んだグラン・クリュを若飲みした時に感じるようなイメージです。
といっても、個人的にはグラン・クリュを若飲みしたことはほどんどありませんし、若いグラン・クリュも必ずしもボリューミーとは限りません。
あくまでイメージです。
それ程、凄いボリューム感でした。
また、樽は使用していますが、古樽使用でもあり、新樽と違い、そこまで樽が効いている訳でもありません。
熟成に入る前の発酵段階までで、ブドウそのものから生み出されているボリューム感なのでしょうか…
いずれにしろ、是非一度試してみていただきたい、サプライズを与えてくれるブルゴーニュ・ルージュでした。
今回はワインセットに入っていた1本ですが、単品価格は価格は5000円台~です。
このブルゴーニュならこれ位はするだろうなぁと感じた、納得のポテンシャルと美味しさでした。
ラ・メゾン・ロマネ・オロンシオが造るオー・コート・ド・ニュイの基礎情報
・ワイン名:オー・コート・ド・ニュイ・ルージュ2018
・生産者:ラ・メゾン・ロマネ・オロンシオ
・生産地:フランス>ブルゴーニュ>コート・ド・ニュイ>オー・コート・ド・ニュイ
・原産地呼称等:ACオー・コート・ド・ニュイ
・葡萄品種:ピノノワール
・栽培・醸造法等:100%全房を足で踏んで発酵。発酵途中で古バリックに移し、3ヶ月発酵。澱引きの上、12ヶ月熟成。無濾過で瓶詰め。
・インポーター:テラヴェール株式会社(公式ページはこちら)
・参考価格(ネットショップ):5000円台~
・購入時期/抜栓時期:2023.02./2023.05.
・購入先:ワイン見聞録(公式ページはこちら)
ワインセットに入っていた1本。
※インポーターのテラヴェールの直営オンラインショップ。
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今回はラ・メゾン・ロマネ・オロンシオが造るオー・コート・ド・ニュイ・ルージュ2018を抜栓しました。
甘やかなタンニンが美味しい、圧倒的なボリューム感のあるワインでした。
下記は同じくおすすめのブルゴーニュの白ワインです。
・シャブリ・プルミエ・クリュ・ヴォロラン2007(マグナム)/ジャン・マルク・ブロカール
12,000円台/1500ml。6000円台~/フルボトル
ややフレッシュな南国果実感と熟した柑橘類、清涼感のあるスパイス、緑をイメージするフレッシュハーブ、バターやナッツなど多彩な香り。
口に含むと、熟した柔らかい酸味の柑橘系果実、ややフレッシュな南国果実、爽やかなスパイス、フレッシュハーブを含む様々なハーブ、ミネラルの味わい。