今回は、『 COCOS WINE & WHISKY 』のリニューアルオープンに合わせて訪問し、同店の、ワインの有料試飲を3種類してきました。
30mlの試飲でしたが、感動的な出会いとなりました。
とにかく凄いの一言に尽きるワインでした。
さすがニュイ・サン・ジョルジュのプルミエ・クリュです。
そんなワインの感想です。
本ページにはプロモーションが含まれてい
また、お酒に関する情報が含まれているため、20歳以上の方を対象としています。
目次
ショーヴネ・ショパンのニュイ・サンジョルジュ プルミエ・クリュ オー・トレイ2016
ショーヴネ・ショパンのニュイ・サンジョルジュ プルミエ・クリュ オー・トレイの情報は、試飲先の『 COCOS WINE & WHISKY 』のネットショップのから抜粋・引用しています。
ショーヴネ・ショパンのワインは、もともと若いヴィンテージでもその魅力を発揮しやすく、それほど硬さがない傾向。それゆえレストランでも使いやすくソムリエに人気です。
2016年は2015年と同じく温暖なヴィンテージですが、夜の気温は少し低かったのか酸味はほどよくあるのが特徴。2023年時点では早すぎることはなくてもまだまだ若いでしょう。
《テイスティングノート》
ブラックベリー、ほのかにレーズン、タンスのようなアロマ。わずかに甘味を感じさせるようなよく熟した果実味があり、酸味は丸く穏やか。パウダー状のタンニンが穏やかに口を刺激します。
1級以上のブルゴーニュワインにありがちな気難しさは一切なく、親しみやすい赤ワイン。新世界のピノ・ノワール好きにも試してもらいたい1本です。
詳しくはこちら( COCOS WINE & WHISKY のページ)
ニュイ・サンジョルジュ 1級オー・トレイの生産者:ドメーヌ・ショーヴネ・ショパン
ニュイ・サンジョルジュ プルミエ・クリュ オー・トレイの生産者、ドメーヌ・ショーヴネ・ショパンの情報は、輸入元の株式会社ラック・コーポレーションから抜粋・引用しています。
詳しくはこちら(ラック・コーポレーションのページ)
ドメーヌを1975年に立ち上げ、10年後、ショーヴネ・ショパンと改名。14.5haの畑、14のアペラシオン。ニュイ・サン・ジョルジュにはミュルジェ、オー・ザルジヤ、オー・トレイ、そしてシェニョと4つの1級畑を揃えている。
芽掻きと夏季剪定で収量を制限し、除葉によりブドウの熟度を促進。除草剤は使わず畑を耕す一方、畑によっては草生栽培も試みている。
手摘みしたブドウは振動式の選果台の上で選別のうえ、完全除梗。ポンプを使わずにベルトコンベアでタンクへと送られる。
3〜4日の低温マセレーションを経てアルコール発酵。樽熟成は12〜18ヶ月。新樽率はヴィンテージとアペラシオンに応じて20〜40%である。
ショーヴネ・ショパンのニュイ・サンジョルジュ 1級オー・トレイの感想
非常に透明度が高く、美しく透き通る、淡いガーネット色。
熟成の予感がします!
熟した果実のエキス、少しツンとした酸味をメージする梅、少し出汁などの香り。
果実味は控えめで、既にエキスや出汁のような旨味を想像させるエレガントな香りに、少しツンとした刺激を感じます。
口に含むと、ふわっと優しい果汁エキスの香りと味わいが口内に広がり、余韻を残して、儚く消えていく。
熟して透明度の増した果汁エキス、少し出汁などの味わい。
熟成が進んだような果実味というよりは、透明になった果汁エキスや旨味と言うべき、奥深い味わいです。
凄い!の一言が口から洩れます。
7年の熟成とは思えない透明感と、熟した果汁エキス感です。
まるで形のないものを掴みに行くように、口内でふわっと広がり、儚く消えゆきます。
しかし、そこには旨味という、滋味深い美味しさを感じます。
ワインが絶妙な開き方で、プルミエ・クリュのエレガンスをたっぷりと堪能できました!
今回はショーヴネ・ショパンのニュイ・サンジョルジュ プルミエ・クリュ オー・トレイを試飲しました。
僅か 30mlという軽くふた口程度の試飲でしたが、これ程の感動を与えてくれるワインは本当に凄いと思います。
価格は7000円台~とプルミエ・クリュとしては、ブルゴーニュの価格高騰継続中であることを考えると、非常にお値打ちに感じます。
さらに、2016vtであること、そして、何よりこの美味しさからは、破格に感じます。
私が有料試飲した『 COCOS WINE & WHISKY 』(東大阪市)がお近くにあるならば、このワインの有料試飲が終わる前に、まずは試飲されるのがおすすめです。
僅かなコスト( 601円/30ml、1022円/60ml )で試飲できます。
試飲が難しくても、機会があれば、是非ブルボトルを手に取ってみてください。
非常におすすめです!
ショーヴネ・ショパンのニュイ・サンジョルジュ 1級オー・トレイの基礎情報
・ワイン名:ニュイ・サン・ジョルジュ プルミエ・クリュ オー・トレイ2016
・生産者:ドメーヌ・ショーヴネ・ショパン
・生産地:フランス>ブルゴーニュ>コート・ド・ニュイ>ニュイ・サン・ジョルジュ>オー・トレイ(1級畑)
・原産地呼称等:ACニュイ・サン・ジョルジュ・プルミエ・クリュ
・葡萄品種:ピノノワール
・気候や土壌:オー・ザルジヤに隣接する南東向き斜面にある1級畑。小石も多く、陽当たりが良い上に水捌けにも優れる。
・栽培・醸造法等:芽掻きと夏季剪定で収量を制限し、除葉によりブドウの熟度を促進。除草剤不使用。手摘み。振動式の選果台の上で選別し、完全除梗。ポンプを使わずにベルトコンベアでタンクへと送られる。3〜4日間低温マセレーション発酵。12〜18ヶ月間樽熟成。新樽率はヴィンテージとアペラシオンに応じて20〜40%。
・インポーター:株式会社ラック・コーポレーション(公式ページはこちら)
・参考価格(ネットショップ):7000円台~
・試飲時期:2023.11.
・試飲場所:COCOS WINE & WHISKY (公式ページはこちら、Instagram:cocos_osaka)
同店での有料試飲( 601円/30ml )
ニュイ・サンジョルジュ 1級 関連のおすすめ記事
今回は、ショーヴネ・ショパンのニュイ・サンジョルジュ プルミエ・クリュ オー・トレイ2016を抜栓しました。
熟成により透明になった果汁エキスや旨味の滋味深さ溢れるワインでした。
下記も同じくニュイ・サンジョルジュの1級クラスの非常に美味しいワインです。
・ニュイ・サンジョルジュ プルミエ・クリュ クロ・サンマルク/ドメーヌ・リオン
パトリス・リオンのドメーヌ、モノポールもの。ビオ手法で大切に育てた土壌と葡萄からAOCブルゴーニュや村名と一味違う味わいに。19,000円台~
ブラックベリーのような凝縮感のある果実と、グランベリーのような華やか果実の香りが同居。
それに加えて、白い花やハーブなどの香りが顔を近づけるだけで、グラスから漂ってきます。
味わいは、フランボワーズのようなフレッシュな赤系果実とスパイスなどの複雑な味わいがします。