目次
赤身肉にマリアージュ コスティエール・ド・ニーム・ルージュ2014
東京出張に合わせて、予約して听屋・六本木(ポンドヤ) (食べログ)でディナーとともにワインをいただきました。真ん中の写真は、赤身肉3種類を100gずつ焼いてもらいました。部位ごとに味わいが違うのは非常に楽しめました。また、グリル野菜とフレッシュ野菜のバーニャカウダもかなり食べ応えがあり、二人でお腹一杯になります。
ワインはお肉と良く会う南仏のシラー主体の赤ワインを合わせました。獣臭はあまり感じず、エレガントなワインでしたが、お肉にも良く合い、また、バーニャカウダソースともケンカすることもなく美味しくいただきました。
ラングドックのワインは、安くて美味しいワインが多い印象がありますが、改めて過去に飲んだワインリストを見ると、それ程記録していませんでした。ラングドックは赤ワインが多い産地ですので、赤ワインを意識して探究してみようと思います。
お店で飲むときの良い点の1つに、普段飲まないワインがラインナップに並んでいて、新しいワインを探求できることですね。今回もこの生産者は初めてで、しかも後で調べて価格もかなりお値打ちでしたので、今後、デイリーとして採用できそうな美味しい赤ワインを発見することができました。
ラングドックの生産者:ドメーヌ・ド・ペリリエール
生産者について株式会社ラシーヌさんのページから引用しています。
本ドメーヌは、コート・デュ・ローヌ南部に隣接しガードン河を境とする固有なエリア、コスティエール・ド・ニームにある。ニーム南部に広がる、ガリーグ(地中海沿岸特有丘陵地帯を覆う野性の雑木林)とカマルグ(ローヌ川下流の三角地帯)の間にある傾斜の緩やかな台地という特徴からコスティエールと名付けられている。このエリアには川由来の、小石が多く砂を含む粘土質土壌がみられる。ドメーヌ・ド・ペリリエールの畑はSernhac地区の東・南東向きの丘の斜面にあり、こうした土壌の特徴を持つ。1999年よりワインを造っている。オーナーであるフレデリック・ヴァンサンはリュットレゾネによる栽培を重んじ、テロワールの価値向上に努めている。
赤身肉にマリアージュするラングドック ワインの感想
華やかな花と赤い果実の香り。抜栓直後から良い香りがしている。口に含むと、控えめな酸味のふくよかな赤い果実味、ジューシーな黒系果実、ハーブ、スパイスの香り。骨格はそれなりにあるが、タンニンは邪魔をせず、ミディアムボディで滑らかな舌触り。
骨格はちゃんとしているのに、どっしりとした濃厚ボディとは異なります。どちらかというと滑らかで柔らかさがある感じです。そして、シラーだと本領を発揮するまで時間がかかるイメージを持っていましたが、抜栓直後から綺麗に開いた状態のような印象を受けました。ラングドックだからというよりは、グルナッシュとのブレンドの妙といったところでしょうか。香りも良く非常に美味しいワインです。
ネット価格を後で調べると、1000円半ば!コスパも非常に良いワインでした。
赤身肉にマリアージュするラングドック ワインの基礎情報
1 生産地: フランス> ラングドック・ルーション> コスティエール・ド・ニーム
2 葡萄品種:シラー70%、グルナッシュ30%
3 参考価格:3000円台(お店価格)、1000円半ば(ネット価格)
4 栽培法: リュットレゾネ
5 ショップのリンク
お店:
听屋・六本木(ポンドヤ) (食べログ)
听屋・六本木(ポンドヤ) (ぐるなび)
听屋・六本木(ポンドヤ) (ホットペッパー)
赤身肉にマリアージュするラングドックワインに関連するおすすめ記事
価格が少し異なりますが、いずれも試す価値ありのワイン達です。
・アメリカのお気に入りのシラーです。ゴードン・エステート・シラー2013
・オーストラリアのお値打ちシラーズ。ドッグ・リッチ ザ・パップ シラーズ2016 ドッグ・リッジ