今回はタカムラ ワインハウスで12本まとめ買いをした内の1本です。
紅白で購入したルーデュモンのペイドック、ピノノワールとシャルドネの2本の内、ピノノワールを抜栓しました。
何度となくリピート購入している2本ですが、今回は2019ヴィンテージを初抜栓しました。
そんなワインの感想です。
目次
約2000円のルーデュモン ペイドック・ピノノワール2019
ルーデュモンのペイドック・ピノノワールの情報は購入先のタカムラ ワインハウスから抜粋・引用しています。
詳しくはこちら(タカムラ ワインハウス(楽天市場)のページ)
スタジオジブリのプロデューサーであり書家としても活躍中の鈴木敏夫氏が、フランス・ブルゴーニュ在住のワイン醸造家『ルー・デュモン』仲田晃司氏プロデュースのワインラベルを手がけました。
ラベルの『天地人』『Pinot Noir』『Chardonnay』の文字は、鈴木氏愛用の熊野筆にて書き下ろし。
ラベル右下の落款は、アニメーション映画監督・宮崎駿氏によるデザインです。
標高500メートルの粘土石灰質土壌の畑より。平均樹齢25年。ステンレスタンクでアルコール発酵後、50%をステンレスタンクで、50%を樽(うち新樽10%)でマロラクティック発酵&約半年間熟成。
約2000円のピュアな赤い果実のピノノワール 生産者:ルーデュモン
ルーデュモンは、日本人の仲田晃司氏がワインを造る志を抱き、単身フランスに渡り、各地の醸造家の下で修業を積まれ、自らのワイナリーを持ち、現在はネゴシアンもの(葡萄を買付、醸造はワイナリーで行う)とドーヌもの(葡萄栽培から一貫したワイン造り)と両方のワインをリリースされています。
また、「ブルゴーニュの神様」、故アンリ ジャイエ氏からもコメントをもらったと言う逸話も有名です。
そして、NHKの「仕事の流儀」で、ルーデュモンが紹介され、仲田さんの職人気質・プロフェッショナルさを感じたられた方も多いようで、さらに支持を受けている醸造家です。
詳しい情報はエノテカさんのページをご参照ください。
詳しくはこちら(エノテカオンラインのページ)
約2000円のルーデュモン ピュアな赤い果実のピノノワールの感想
フレッシュなチェリーやストロベリーなどの赤系果実、クランベリージャム、スパイス、少しスモーキーな香り。
生き生きとした赤い果実や、最近食べたクランベリージャムのような甘酸っぱい印象がありり、ほのかに煙のようなスモーキーな香りがあります。スパイスは爽やかさを演出しています。
ラングドックらしい赤い果実や、赤い果実のジャムっぽさが感じられます。生き生きしたいい香りです。
口に含むと、フレッシュなチェリーなどの赤系果実、プラム、野イチゴ、スパイスなどがあり、全体ではフレッシュでジューシーな赤い果実を口に頬張るような美味しさです。
樽由来と思われる風味が感じられ、複雑さを加えています。
やはり美味しい! 赤い果実を2000円位で飲みたくなったら、このワインですね!
香りにはジャムっぽさが感じられましたが、味わいにはなく、もっとピュアで透明感のある赤系果実のイメージです。
約2000円でブルゴーニュのルーデュモンの美味しいピノノワールを楽しめる、おすすめのワインです!
ラングドックのピノノワールは、ジャムっぽいニュアンスのワイン、樽がしっかりと効いているハードめなワイン、タンニンたっぷりの骨太なワイン、そして、ルーデュモンのようにピュアでジューシーな赤い果実のワインに、個人的には何となく分類しています。
ルーデュモンのラングドックのピノノワールは、どうしてこんなにジューシーな果実感が出るのか?
きっとルーデュモンのこだわりの部分がなせる技なんだろうといつも思っています。
度々リピートしていますが、今回もお値打ちで、美味しいピノノワールでした!
約2000円台のルーデュモン ピュアな赤い果実のピノノワールに合わせた料理
・チキンのトマトスープ:
・ピスタチオとドライトマトの鶏パテ:646円。ブッツ・デリカテッセン
・[100%フルーツ]クランベリーonカンパーニュ:378円。信州須藤農園/成城石井
チキンのトマトスープのトマトの酸味や様々なハーブに合いそうなワインということで、今回のルーデュモンのピノノワールを選択。
また、成城石井で買った鶏パテも合わせてみました。豚肉も原材料に含まれています。白ワインも使われている上、豚だけのパテのように肉々しくないので、白ワインに合わせてもペアリングはかなりいいかも。
また、実際にワインを飲み始めたところ、香りの中に先日食べたクランベリージャムを思い浮かべたので、クランベリージャムをパン・ド・カンパーニュに乗せていただきました。このジャムは原材料によると、甘味部分をブドウ濃縮果汁が担当し、酸味部分はクランベリーが担当しているので、ワイン、特に酸味のあるピノノワールにはピッタリです。
いずれも良いペアリングで、ワインも料理も美味しくいただきました。
約2000円台のルーデュモン ピュアな赤い果実のピノノワールの基礎情報
・ワイン名:ペイドック・ピノノワール2019
・生産者:ルーデュモン
・生産地:フランス>ラングドック・ルーション>ラングドック
・葡萄品種:ピノノワール
・原産地呼称等:IGPペイドック
・気候や土壌:標高500m。粘土石灰質土壌。
・栽培・醸造法等:平均樹齢25年。ステンレスタンクで発酵後、ステンレスタンク50%、樽50%(内、新樽10%)でマロラクティック発酵、約半年間熟成。
・インポーター:ヌーヴェル・セレクション
・参考価格(ネットショップ):2100円台~
・購入先:タカムラ ワイン ハウス(楽天市場内、公式ページはこちら)
約2000円台のルーデュモン ピュアな赤い果実のピノノワール関連のおすすめ記事
ルーデュモンの同じくピノノワールですが、下記1つ目がブルゴーニュのネゴシアンもののです。下記2つ目はドメーヌものです。それぞれ全く異なる特徴があり、非常に楽しめます。しかし、価格はもう少しします。
まずは約2000円でルーデュモンのピノノワールを楽しむのも1つの方法かなと思います。
ブルゴーニュ・ルージュ2017/ルーデュモン
3300円台~。エレガントな花、爽やかなスパイス、ややフレッシュなフランボワーズやチェリーなどの赤い果実、様々なハーブ、スモークの香り。口に含むと、ややフレッシュな赤い果実、少しバニラのニュアンスもあり、華やかで優しい甘酸っぱさのあるワイン。
ブルゴニュ・ピノノワール・ヴィエイユ・ヴィーニュ2014/ルーデュモン
7000円台。スモーク、燻製っぽさ、プラム、干しぶどう、紅茶、枯れた感のある赤い果実などの非常に様々な香り。口に含むと、控えめな酸味と甘やかさがある。丸みを帯びていて、優しく包み込んでくれるような味わい。木苺、出汁、紅茶、清涼感のあるスパイスなどの非常に滋味深く、そして、繊細なレースのようにエレガントです。
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