今回のワインは2年程前に沖縄旅行に行った際に、那覇市内を街歩きをしているときに見つけたワインショップで購入しました。
なかなかいい雰囲気の店構えだったので、どんなワインを置いているのか気になってふらっと立ち寄りました。
やはりワインショップが違うと仕入れ先のインポーターも異なり、知らないワインもかなりあり、いろいろとチェックしていた時に、たまたま見つけて衝動買いしたワインです。
購入したワインはイタリア、ピエモンテ州のネッビオーロというブドウ品種の2002ヴィンテージのワインです。ネッビオーロの古酒の経験が少ないので、経験を増やしたく、しかも2100円と破格でしたので、即決!
自宅のセラーで、さらに2年程寝かせて熟成させて抜栓しました。
目次
オールドヴィンテージ、ニコレッロのランゲ・ネッビオーロ2002
ワインの情報はフェリシティ(楽天市場)から引用しています。
2006ヴィンテージのコメント
イチゴやアセロラの果実香が広がり、加えてハーブや珈琲、トリュフ、腐葉土殿のニュアンスが感じられます。
滑らかな舌触りが楽しめる、飲み頃を迎えた貴重な1本。詳細はこちら(フェリシティ(楽天市場)のページ)
オールドヴィンテージ、ランゲ・ネッビオーロの生産者:ニコレッロ
生産者の情報はフェリシティー(楽天市場)から引用しています。
詳細はこちら(フェリシティ(楽天市場)のページ)
「ニコレッロ」社の歴史は古く、1900年初頭、ワイン造りの伝統が根付いたピエモンテ州のランゲとロエロの丘陵にワイナリーが設立されました。
とても勤勉で生真面目、先祖代々ブドウ農家だった二コレッロ社のオーナー、カゼッタ氏はこの地の気候・土壌・ブドウを熟知しており、ワイン造りと自然環境への配慮、ブドウの選別には常に心を砕き、より自然なワインをつくる為に熱心に技術革新と設備投資を続けています。
また、伝統的手法で熟成したネッビオーロの美しさを表現しています。
オールドヴィンテージ、ニコレッロのランゲ・ネッビオーロ’02の感想
グラスを傾けるまでもなく、透き通る茶色で独特な色あいです。でもまだ枯れているのではなく、生気は充分感じられる色あいです。
スパイス、熟した赤い果実と黒い果実、ミントなどのハーブ、熟成による、キノコ、土っぽさ、出汁、ブランデーのような洗練された香りなど。甘やかさと出汁の香りなどが複雑で、奥深く、グッと引き込まれるような素晴らしい香りです。凄いの一言しかでません。
口に含むと、熟成が進んだネッビオーロの味わいがする。ネッビオーロがブルゴーニュに類似点が多くあるように改めて感じる。
熟した赤系果実や黒系果実の甘やかで旨味たっぷり、また、出汁のような旨味などの味わい。少しだけ酸味も残っていて、口当たらりは非常に良い。
完全に熟して枯れた感じではなく、まだ若さも残っています。タンニンはそもそも繊細で気にならないですが、ほとんど溶け込んでいます。ただし、タンニンを僅かに感じることができます。
熟成ならではの奥行きがある滋味深い味わいです。とにかく美味しい!
繊細なネッビオーロですが、全くヘタっていず、非常に良いタイミングで抜栓できたようです。まだ数年は普通に持ちそうですが、抜栓時は熟成が相当進み、酸味が少し残ったレベルの美味しい状態で飲むことができました。
それにしても2000円ちょっとの破格の値段で、非常な貴重な経験ができました。また1つ成長できたような気にさせてくれる素晴らしいオールドヴィンテージのランゲ・ネッビオーロでした!
合わせた食事
レンズ豆と牛肉のトマト煮:牛すじ肉を柔らかく煮込むのがポイント。 ニュージーランドのオーガニック牛肉。
キャロットラペ:ニンジンを千切りにしてマリネにしたサラダに、クルミ、ケール、レーズンに自家製ドレッシング。フランスのニンジンのマリネサラダ。
茹で野菜:大根と鞘インゲン。
オールドヴィンテージ、ニコレッロのランゲ・ネッビオーロ’02の基礎情報
・生産地:イタリア>ピエモンテ州>ランゲ
・葡萄品種:ネッビオーロ
・参考価格:1600円台~
・原産地呼称等:DOCランゲ
・土壌や気候:砂質と石灰質の混成土壌
・栽培・醸造法等:ステンレスタンク発酵、オークの大樽で12カ月熟成し、6カ月の瓶内熟成。
・抜栓時期:2021.2
・インポーター:モトックス
・購入先:ワイン&インテリア クラシコ(Wine&interior CLASSICO 公式ページはこちら)
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ランゲ・ネッビオーロ2016 / グイドボーノ
ネッビオーロ100%で造るお値打ちワインを探し求めて、2000円程のこのワインに出会いました。酸味が強めの、果実や花の香り、しっかりとしたタンニンを感じるフレッシュなワインでした。
ランゲ・ネッビオーロ2015 / パオロ・スカヴィーノ
4500円位。スカヴィーノのバローロが高価で手が出ないので、ランゲで初挑戦。初めのアタックはバラのような花の香り、そして赤系果実、スパイスが香ってきます。口に含むと、ジューシーな果実の雰囲気と複雑さがあり奥深いように感じる。
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