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トレンティーノ・アルト・アディジェ(赤)

ラヴィスの華やかなクラシック・ピノネロ(DOCトレンティーノ)

今回は2500円位までのイタリアのピノノワールを探し求めて、まとめ買いしていた頃に抜栓したワインです。

イタリアの北部にあたるトレンティーノ・アルト・アディジェ州の冷涼な気候で栽培されたピノネロで造るワインです。

色も美しく、香り・味わい共に非常に華やかで、美味しいピノネロです。

そんなワインの感想です。

 

ラヴィスのクラシック・ピノネロ2018

ラヴィスのクラシック・ピノネロ(DOCトレンティーノ)の情報は購入先のトスカニーから抜粋・引用しています。

新たに伝統と銘打ったクラシック シリーズは、国際品種とトレンティーノに根差すさまざまな地場品種を揃えた、ラヴィスに集うカンティーナ達の情熱の結晶です。

海抜400メートル以上の畑で栽培されています。細かいタンニンで繊細さエレガントさがあります。

チェリーやカシスのチャーミングなアロマ。一般的にフレッシュさは酸によってもたらされるが、このワインはフルーティーさがフレッシュさをもたらします。フルーティーなので少し冷やし気味の13度から14度に冷やしてもタンニンが嫌な感じになりません。

詳しくはこちら(トスカニー(楽天市場)のページ)

 

クラシック・ピノネロ(DOCトレンティーノ)の生産者:カンティーナ・ラヴィス

クラシック・ピノネロ(DOCトレンティーノ)の生産者、カンティーナ・ラヴィスの情報は輸入元のヴィーノフェリーチェから抜粋・引用しています。

詳しくはこちら(ヴィーノフェリーチェのページ)

1948年に設立されたラヴィスは、優良な栽培家のみによって構成された、いわばトップカンティーナの集合体。
畑はこの地を縦断するアディジェ川を臨む丘陵地(標高250〜800m)に広がり、希少な石灰岩土壌を持つ。
シャルドネやピノ・ネロなどの国際品種やトレンティーノを代表する地場品種を、「適地適品種」というゾーニング・プロジェクトに則り、最も適した区画に植えている。
同州はイタリア最北の州だが、北にそびえる山々がアルプス山脈からの寒さを妨ぎ、南部にあるガルダ湖から吹く暖かい風により、健全な葡萄を育む気候を持つ。
減農薬農法(対処農法)で丁寧に育まれた葡萄から、グラスワインユースに最適な「トラディション」シリーズ、新たな伝統と銘打ちラヴィスを代表する品種を揃えた「クラシック」シリーズ、厳選された葡萄を用いて一部に樽をきかせた「セレクション」シリーズの3つを主なラインアップとしてリリースしている。
いずれもガンベロ・ロッソ誌やルカ・マローニ・ワイン年鑑などで高い評価を得ている。

 

ラヴィスの華やかなクラシック・ピノネロ(DOCトレンティーノ)の感想

少しオレンジやピンクがかっているようにも見える、美しく透き通るルビーレッド。

抜栓直後から、華やかなラズベリーやストロベリーなどの赤系果実、甘やかな花、清々しいスパイスなどの香り。

全体では非常に華やかで、フローラルな香りです。そして、爽やかさが同居している。陽性の華やかなワインを想像する。

スワリングしていくと、少しスモークや生肉のような香りも感じる。

口に含むと、抜栓直後は意外にも陰性のワインの印象。少しの酸味がある。

控えめに、華やかな熟した赤系ベリーの旨味や甘やかさがある。ブルゴーニュのようなピノノワールの落ち着きも感じる。

華やかさ、落ち着き、複雑さも感じる。

非常に美味しいワイン!

抜栓から1時間もしない内に、ワインが開いてくると、程良く熟した赤系ベリーの果実の華やかさが前面に現れてきて、非常に華やかで甘やかです。

素晴らしく美味しいピノノワールです!

 

ラヴィスのクラシック・ピノネロは、ワインの本質は陰性ではなく、華やかさを身にまとった陽性のワインのようです。

抜栓直後にも華やかなベリーの美味しさを感じましたが、全体的に落ち着いていました。しかし、ワインが開くと、非常に華やかなベリーをイメージする味わいで、素晴らしいです。

香りは抜栓直後から、華やかで爽やかです。また、色も美しく、見栄えがします。

ラヴィスのクラシック・ピノネロの価格は2400円台と非常にお値打ちでもありますので、おすすめです!

ワインを開かせて、華やかになったところを楽しみたいワインです。

 

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ラヴィスのクラシック・ピノネロ(DOCトレンティーノ)の基礎情報

・ワイン名:クラシック・ピノネロ2018

・生産者:カンティーナ・ラヴィス

・生産地:イタリア>トレンティーノ・アルト・アディジェ州

・葡萄品種:ピノネロ(ピノノワール)

・原産地呼称等:DOC.トレンティーノ

・気候や土壌:海抜400m以上。クールクライメット(冷涼な気候)。ローム層砂質、斑岩、石灰土壌。

・栽培・醸造法等:ステンレスタンク発酵。バリック熟成5~6ヶ月。独自で開発の窒素還元環境醸造システムを使用し、SO2を70%カット(EU規制)

・評価:ラヴィス社は2012年度「オスカー・デル・ヴィーノ(※)」で38万社のトップ3。

※オスカー・デル・ヴィーノ〈ODV〉:、イタリアソムリエ協会が主催する、イタリアで最も権威あるワイン賞の一つ。厳正な審査を経て、各部門の最優秀賞〈オスカー賞〉が選出される。

・抜栓時期:2020.05.

・インポーター:株式会社ヴィーノフェリーチェ (公式ページはこちら)

・参考価格(ネットショップ):2400円台~

 

・購入先:トスカニー イタリアワイン専門店(楽天市場)

2020年当時2300円台で購入。

 

トレンティーノ・アルト・アディジェ州のピノネロ 関連のおすすめ記事

今回はラヴィスのクラシック・ピノネロ(DOCトレンティーノ)を抜栓しました。非常に美しく、華やかな味わいと香りのピノネロでした。

下記は同じくイタリアのトレンティーノ・アルト・アディジェ州の非常に美味しいピノネロです。但し、原産地呼称はDOC.アルト・アディジェであり、DOCトレンティーノとは地理的にも異なります。

 

・トラミン・ピノネロ2020/トラミン

華やかさやまろやかさ、優しさ、艶っぽさのあるピノノワール! 3000円位~。

ドライフルーツ、やや熟したチェリーなどの赤系果実、ハーブ、爽やかなスパイス、華やかな花などの香り。口に含むと、フレッシュさが残る、やや熟した赤系ベリーの非常にジューシーさが感じられる。

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