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トスカーナ州(赤)

ガヤ(カ・マルカンダ)のプロミス2018 三種のブドウの競演

今回のワインはイタリアのガヤがトスカーナ州でカ・マルカンダとして造るプロミスです。

プロミスは以前、2014&2015ヴィンテージ(以前本ブログの記事にしています)を当時に何度か飲む機会がありました。

サンジョベーゼとメルローのアッサンブラージュが素晴らしく華やかで、私の非常にお気に入りのワインの1つです。

久しぶりのプロミスですが、2018ヴィンテージです。非常に楽しみです。

さて、今回のワインはコート・ドールおもろまち店で、妻が「1500円のワインくじ」で1等(4000円超)としてゲットしたワインです。なんと約3倍です。

以前にも妻はエノテカ大阪店でも「正月の1万円の福袋」で1等を引き当て、38,500円のランシュ・バージュ2009をゲットしたことがあります。

なんて引きが強い人なんだろうと、ちょっと引く位に驚きますが、今後も「ワインくじ」は妻にワインを選んでもらうことに決めています。

 

ガヤ(カ・マルカンダ)のプロミス2018

ワインの情報は輸入元のエノテカから引用しています。

2018ヴィンテージのコメント

口に含むとブラックカラントやブラックベリーなどの黒系果実のアロマが広がりながら、ほのかにハーブやミネラル、スモーキーなニュアンスが漂い、複雑で芳醇な印象。緻密に構成されたストラクチャーで、凝縮感のある果実味が感じられます。スパイシーな風味を帯びながら続いていく長い余韻は魅惑的。ボリューミーでありながらも柔らかさを備えた、親しみやすい味わいです。

詳細はこちら(エノテカオンラインのページ)

 

プロミス2018の生産者:ガヤ(カ・マルカンダ)

ガヤも土壌を大切にし、可能な限り自然のままにを目指しているようです。花を植えて、鳥や益虫を呼び寄せたり、逆に害虫予防に天然の拮抗薬を栽培したり、さらには自前の自然な堆肥、蜂の巣や木々を植えたりと、生態系そのもののを造り出して実践しているようです。

こんな手間暇をかけたワインは美味しいに違いないと想像してしまいますね。

カ・マルカンダ(ガヤ)の情報は輸入元のエノテカのページから抜粋・引用しています。

詳細はこちら(エノテカオンラインのページ)

icon 「イタリアワインの帝王」と呼ばれ、間違いなく世界でも頂点に君臨するスーパーワイナリー、ガヤ。本拠地であるピエモンテのほか、トスカーナ州・ボルゲリでもワイナリー、カ・マルカンダを設立し、徹底した品質主義によりサッシカイアなどのスーパータスカンに並び称される素晴らしい品質のワインを生み出しています。

「カ・マルカンダ」とはピエモンテの方言で「望みのない交渉」という意味。アンジェロ・ガヤ氏はボルゲリの地でワインを造るため、最高の土壌を求めて研究に研究を重ね、ついに理想の土地を見つけました。しかし、彼は何度も交渉に出かけるものの、その土地の所有者はなかなか首を縦に振らず、18回に及ぶ交渉の末、やっとその念願の土地に畑を取得しました。

カ・マルカンダが近年特に力を入れているのが畑の生物多様性。ボローニャ大学をはじめ複数の大学と共同で研究を進めるほか、植物学者、生物学者をコンサルタントとして雇い、ブドウの樹や畑全体の潜在的な能力を最大限に引き出すよう努めています。
中でも近年世界中の生産者の課題となっている地球温暖化については、早熟なメルロの植樹を減らす一方で、遅熟でよりフレッシュ感のあるブドウ、カベルネ・フランの植樹率を増やす取り組みを開始。カベルネ・フランのもつ花の香りやフレッシュさによって、ワインの味わいやフィネスを高めています。何年も前からカベルネ・フランの作付面積を増やしてきたカ・マルカンダでは2015年ヴィンテージより、マガーリのセパージュはカベルネ・フラン主体となるほか、フラッグシップのカ・マルカンダも2015年ヴィンテージからセパージュの変更しています。

ガヤ(カ・マルカンダ)のプロミス2018の感想

フレッシュなブラックベリーやブルーベリーなどの黒系果実、少しシナモン、爽やかなスパイス、少し野生的で、タバコやスモーキーな雰囲気も感じる香り。

抜栓直後で、まだ閉じているようですが、それでもフレッシュな黒系ベリーの豊富な香りがします。

口に含むと、フレッシュなカシス、ブラックベリー、ブルーベリーなどの黒系果実、スパイスなどの味わい。

珍しいアッサンブラージュで、シラーが入っています。結構スパイシーさがあり、シラーっぽさが出ていて、逆にサンジョベーゼの華やかさが少し抑えられている印象です。

その後開いてくると、抜栓直後に加えて、リコリスや花の香り、そして、味わいにもサンジョベーゼらしい華やかさが出てきて、本領が発揮されてきます。

メルローとシラーから始まり、開いてくると徐々にサンジョベーゼやメルロー、シラーの華やかさが現れてくる、そんな印象のワインでした。

やはり香り・味わいともに華やかで、素晴らしいワインです。

 

抜栓から1時間程かけてゆっくり1杯目を飲めば、開きつつあるこのワインの本領を楽しめる印象でした。

やはりプロミスは美味しいワインです。価格はそれなりにしますが、でもこの価格で精魂込めて造るガヤのワインを飲めるなら、やはりお値打ちと感じます!

ガヤ(カ・マルカンダ)のプロミス2018の基礎情報

・生産地:イタリア>トスカーナ州>ボルゲリ・エリア

・葡萄品種:メルロー、シラー、サンジョベーゼ

・原産地呼称等:IGTトスカーナ

・土壌や気候:テッレ・ブルーネ(ロームと粘土を含む黒土土壌)。できる限り人が触れないように土壌を手助けする(花を植え、鳥や花粉媒介者を引き寄せ農薬・除草剤を不使用、害虫予防の天然の拮抗薬の栽培)、土壌の健康状態のバランスを取る(大麦、穀類、ソラマメなどの緑肥の輪作、牛糞を利用した独自の堆肥)、ブドウ畑を囲む蜂の巣や木々の配置など。

・栽培・醸造法等:品種ごとに発酵し、熟成前にブレンド。一部新樽で12カ月熟成、瓶で数カ月熟成。

・インポーター:エノテカ

・参考価格:4200円台~。

 

・購入先:コートドールおもろまち店(コートドールの公式ページはこちら

 コートドールおもろまち店の1500円の「ワインくじ」の1等としてゲット。

 

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