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レッチャイアのロッソ・ディ・モンタルチーノ2015
私の中で、イタリアの赤ワインの中で飲んでおかないといけないと思っていたのは、バローロ(&バルバレスコ)、アマローネ、ブルネッロ・ディ・モンタルチーノの3つです。これらはイタリア三大赤ワイン達です。
いずれも高価ですが、やっぱりいつかは三大赤ワインの一流生産者のワインを飲んでみたいと思ってしまいます。
その中で、バローロ&バルバレスコ、アマローネは10年位前に既に飲んでいますので、最後のブルネッロのみとなっていました。
そこで、ブルネッロを大枚はたいて購入しましたが、如何せん長期熟成ワインのため飲み頃がかなり先になっており、今抜栓しても本当にブルネッロを経験したことになるのか悩んだ末、ブルネッロのセカンドのロッソ・ディ・モンタルチーノをまずは飲もう。
そして、その中でも2000円台で飲める、このお値打ちのロッソ・ディ・モンタルチーノを買おうということで当時購入したワインです。
お値打ちのレッチャイアのロッソ・ディ・モンタルチーノを抜栓!
生産者のファットリア・ラ・レッチャイアについて
生産者の情報は、よく利用する楽天のトスカニーから抜粋・要約しています。
「ファットリア・ラ・レッチャイアのロッソ・ディ・モンタルチーノ」(イタリアワイン専門店「トスカニー」(楽天)ページへのリンク)。
詳細はリンク先をご参照ください。
1983年設立。
熟した果実とストラクチャーが魅力のモンタルチーノの丘の南側斜面の中でも第一級の生産者と優れた畑が集中する丘の中心付近は『正統派ブルネッロ』を育む地で、海抜350mにあるレッチャイアの畑もそのひとつ。ゆるやかな曲線を描く丘の南側斜面では、北側斜面よりも肥えた土壌と、惜しみなく降り注ぐ太陽、風通しの良さから最南端ほど暑くならない温暖な気候でブドウ栽培に恵まれています
東向きに開けた畑はあのビオンディサンティと同じ並びにあり、シストベースの古い粘土質土壌等、銘醸ブルネッロと非常に良く似たテロワールを持っています。この畑の力を活かすため、ワイン造りはいたってシンプルです。低収量の健全なブドウをステンレスタンクで温度管理をしながら発酵し、伝統的なスロヴェニアンオークの大樽でゆっくりと熟成することで、南側斜面の大らかなフルーティさを引き出します。
レッチャイアのロッソ・ディ・モンタルチーノ ワインの感想
赤スグリやベリー系の赤い果実、皮革やスパイスの香り。
口に含むと、熟した赤系・黒系果実の上品な甘味を伴う味わい。
非常に果実の凝縮感があり、タンニンは感じるものの、飲み易くスムーズな印象を受ける。
少し酸味があり、上品な甘味や豊富な果実味をエレガントな印象に落ちかせてくれる。
ロッソ・ディ・モンタルチーノは高価なブルネッロのセカンド・ワインです。そのため、まだ価格が抑えられていて買いやすいワイン。
さらに、レッチャイアのロッソ・ディ・モンタルチーノは、その中でも価格が控えめであることから、ブルネッロへの探究の第1歩にふさわしい、クオリティと価格と思います。
初めから高価なブルネッロは買いにくいので、このレッチャイアのロッソ・ディ・モンタルチーノからまずは味わってみる。
そして、ブルネッロの一端を垣間見て、好みのワインかどうかをチェックする。
その上で、さらに探究して行くかどうかを検討するのが私なりの方法です。
そんな第1歩に相応しいお値打ちなワインです!
レッチャイアのロッソ・ディ・モンタルチーノワインの基礎情報
・生産地:イタリア>トスカーナ州>モンタルチーノ
・葡萄品種:サンジョベーゼ・グロッソ
・参考価格:2500円位~
・原産地呼称:DOCロッソ・ディ・モンタルチーノ
・購入先:ワインセラー・ウメムラ(楽天)
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