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アレグリーニのヴェネト州の赤ワイン ヴァルポリチェッラ2017
イタリアの生産者アレグリーニはお気に入りで、その中でもアマローネがなんとも魅惑的で大好きです。
この生産者はイタリアの複数の州でワインを造っていますが、ヴェネト州のワインだけで、下記のようにいろんなワインを飲んでいます。
※文字のリンク先はこのブログの各ワインの記事です。
・アマローネ・デッラ・ヴァルポリチェッラ・クラシコ2010(10,000円位)
・パラッツォ・デッラ・トーレ2015、2014 (4000円位)
・ヴァルポリチェッラ2017、2016 (2000円台)
・コルテジャーラ・ヴァルポリチェッラ2014 (1000円台)
アマローネのブドウ品種は「コルヴィーナ・ヴェロネーゼ、ロンディネッラ(、オゼレータ)」で80%以上はコルヴィーナ・ヴェロネーゼです。
上記一覧のワインは「コルヴィーナ・ヴェロネーゼ、ロンディネッラ」が共通しています。
特にコルヴィーナ・ヴェロネーゼが主体となり、ロンディネッラ他のブドウ品種が含まれています。
そのため、アマローネに近い味わいが、もう少し購入しやすい価格帯で味わえるのではないかとついつい購入しているという感じです。
中でも、いろいろとアマローネと共通点のあるパラッツォ・デッラ・トーレだとアマローネの片鱗を感じることができました。詳しくは上記リンクから個別記事をご参照ください。
他の2種のワインは、アマローネというよりも、日常の中で飲めるようなフレッシュ感と凝縮感があり、飲みやすく飲みごたえもあるようなバランスの良い美味しいワインです。
やはり価格相応という感じです。
しかし、今回のヴァルポリチェッラも2016と2017ではかなり味わいが異なるので、ヴィンテージによっても楽しめますし、価格的にも手が出やすいので、引き続き購入し、探究して行きたいと思っています。
生産者のアレグリーニについて
生産者の情報は購入先のエノテカから抜粋・要約しておきます。
「アレグリーニ」について(エノテカオンラインのページへのリンク)
16世紀より続く歴史ある名家ならではの素晴らしいテロワールと、家族経営におる利益よりも品質を重視した手間暇をかけたワイン造りによって支えられている。
イタリアの権威ある評価誌「ガンベロロッソ」において最高賞トレ・ビッキエリを通算31個獲得し、ヴェネト州で第1位、イタリアで第5位に輝いている。
96年以降はワインスペクテーター誌では90点以上、パーカーポイントは4年連続の95点以上を獲得しており、アマローネの最高の生産者として世界に認められている。
アレグリーニのヴェネト州の赤ワインの感想
ストロベリーなどの赤系果実、スパイスやハーブの香り。
味わいは、華やかなベリーなどの赤系果実と、フレッシュなブルーベリーなどの黒系果実の濃密な味わいと、スパイスなどの複雑さもある。
タンニンは豊富で、凝縮感もあるので、飲みごたえがある。ミディアムとフルボディの間位に感じる。
2016ヴィンテージは甘酸っぱさの印象が強かったのですが、2017ヴィンテージは甘酸っぱさはあまり感じず、フレッシュな飲み口はありながら、果実の濃密で複雑な味わいが楽しめる。
どちらかと言えば、2017ヴィンテージの方が好みです。しかし、軽めに飲みたい場合や食事と共にいただくなら2016ヴィンテージも面白いです。
もちろんいずれもアレグリーニのクオリティです。高いレベルで維持しているので、軽めといってもスカスカのワインではなく、しっかりと味わいを楽しめるワインです。
アレグリーニのヴェネト州の赤ワインの基礎情報
・生産地:イタリア>ヴェネト州
・葡萄品種:コルヴィーナ・ヴェロネーゼ、ロンディネッラ、モリナーラ
・参考価格:2000円台
・購入先:エノテカオンライン
アレグリーニのヴェネト州の赤ワイン関連のおすすめ記事
やはりこのワインを飲んで行きつく先は、アマローネだと思います。アレグリーニのワインを2種。
アマローネ・デッラ・ヴァルポリチェッラ・クラシコ2010/アレグリーニ
パラッツォ・デッラ・トーレ2015/アレグリーニ