ふと日本ワインが飲みたいなぁと思い、国内のワインなら「ふるさと納税制度」の返礼品でいただこうと思い、楽天のふるさと納税をチェックしていました。
そこで見つけたのが、広島三次ワイナリーの「厳選TOMOEワイン3本セット」です。
寄附の使途は選べるようになっていましたので、「農業振興に関する事業」を選択し、今後も三次市のワイン造りが盛んになることを祈念しつつ、返礼品としてゲットしました。
そして今日抜栓するのは、3本の内の最後の1本、メルローです。
日本のメルローも美味しいワインがたくさんありますので、期待をふくらませつつ、いただきました。
追記 このワインは後日、ふるさと納税の広島三次ワイナリーのスパークリングとの2本セットで再度ゲットして抜栓しています。ワインの感想も追記していますので、ご参考いただければ幸いです。
ふるさと納税は所得税・住民税の寄付金控除の一つで、自治体に寄付をすると所得額や住民税が一部免除される制度です。ふるさと納税の場合は、ほとんどの寄付額が納税免除されます。(正確なところは国税庁のページなどでチェックしてください)
目次
日本ワインおすすめ広島三次ワイナリー TOMOEメルロー2017
ワインの情報はエノテカオンラインから引用しています。詳細はこちら(エノテカオンラインのページ)
外観はやや褐色がかったガーネット。 グラスに注ぐとブラックベリーやプラムなどの果実に加え、樽由来のバニラ香や、ナツメグ・シナモンといったスパイス香が広がります。口に含むとまろやかな舌触りでシルキーなタンニンが心地よく、程よい酸味と複雑味がお楽しみいただけます。
川の水が霧になり、霧が雲になり、雨が降りまた川に注がれるような、美しい水の循環の中で育まれたメルロを使用。低温マセラシオンによるエキスの抽出の後、マロラクティック発酵を行いまろやかさを引き出しています。更には複雑味を持たせるため、18ヵ月間のフレンチオークで熟成。丸みのある上品な口当たりが魅力的な1本です。
日本ワインおすすめ生産者広島三次ワイナリー
生産者の情報はエノテカオンラインから引用しています。
広島三次ワイナリーについて
三次ワイナリーは、広島県東部に位置する三次市の東酒屋、上井田、畠敷の3地区の広大な敷地に、自社農園と契約農家を所有しているワイナリー。自社農園では赤ブドウを、契約農家では白ブドウを育てており、丁寧な醸造によって理想の味を追求してワイン造りを行っています。
各農園で栽培方法が異なり、自社農園では垣根式を、契約農家では伝統的な棚式を採用。
収穫できる量は品種や樹の状態、粒の大きさによって様々で、自社農園のピノ・ノワールの場合、1枝に1房と収量を制限しているため1反あたりの収穫量は500kg。
契約農家においては、通常9月末から10月初旬に収穫するブドウを一部10月末まで引き伸ばすレイトハーベストを取り入れています。
品種やワインのイメージに合わせた栽培をすることで、より味わい豊かなブドウを収穫。
各農園で試行錯誤を繰り返しながら、日々品質の向上に努めているのです。
日本ワインおすすめ広島三次ワイナリー TOMOEメルローの感想
2020年7月抜栓
グラスに注いだ瞬間に、はっとさせられる美しく透き通るルビー色。
最近飲んだメルローの多くは、透き通らないか、辛うじてグラスを傾けて透き通るレベルのワインが多かったので、美しいなぁと見とれてしまいます。
この透明感はまるでマスカット・ベリーAのようです。
グラスを近づけると、ザクロ、チェリーなど、フレッシュな果実を思い起こす香り。
香りにも透明感があり、モカやカカオ、黒い果実というしっかりしたメルローの香りではなく、フレッシュな赤い果実、スパイスなどの香りを感じる。
口に含むと、クリーミーなカマンベールチーズのような食感と味の雰囲気が初めに思い浮かぶ。
タンニンは感じるものの、不思議と馴染んでいて舌触りとしては気にならない。
フレッシュなブラックベリーやアメリカンチェリーなどの黒系果実、チェリーなどの赤い果実、スパイスの味わい。
豊富なタンニンのしっかりとしたボディ、クリーミーさ、フレッシュな赤黒系果実、スパイシーさがあるワインという印象です。
そして、余韻にはスパイシーさとフレッシュな果実の風味を味わうことができます。
メルローにしては少し酸味が強めに感じます。
私の中では、昔の日本のメルローはボディが空洞のようで軽いイメージでしたが、このメルローは透明度の高い色合いとは裏腹に、骨格がしっかりとしています。
それでいてフレッシュな果実味で飲みやすく美味しいワインになっています。
メルローらしい果実の旨味は後半の方がより感じます。時間をかけて、スワリングして飲むのがおすすめです。
以前からお気に入りの生産者である広島三次ワイナリーは、このメルローでも楽しませてくれました。
先日飲んだ長野の五一わいんのメルローは、どちらかと言えば、ボルドー右岸のような濃厚な美味しいワインでした。
日本のメルローも様々なワインが造れられ、どんどん美味しいワインが増えてきて、ほんとに楽しみが増えます。
このメルローは3000円弱で買えますので、ネットやショップで買うもよし。
また、私のように楽天ふるさと納税の三次市で、広島三次ワイナリーTOMOEシリーズの25,000円3本セットを試すもよしです。
3本とも美味しかったので、おすすめですよ。
2021年2月抜栓
改めてふるさと納税でリピートした2017ヴィンテージの感想です。前回飲んだ時とはかなり印象が異なったため、改めてワインの感想を記載しています。
透き通る美しいワインレッド。
グラスから立ち上る甘い香りが何も言えない。これぞ美味しいメルローの香りです。バニラの甘やかさ、熟した黒系ベリーの美味しいそうな香りが漂います。雑味のない洗練された香りで、味わいも期待されます。
口に含むと、酸味はほとんどなく、上品な甘やかさがある。熟した黒系ベリーの果実、バニラ、ハーゲンダッツのバニラのようなくクリーミーさと甘やかさ、非常に上品な味わい。
タンニンはあるもののほとんど気にならない。ごく僅かばかりの渋味があります。液体は非常に滑らかに口の中を通り過ぎていきます。
抜栓直後から、香り・味わいともエレガントなメルローでした。2020年7月に抜栓した時よりもはるかに私好みの美味しさでした。
今回のワインは、前回同様ふるさと納税20,000円でゲットした2本の内の1本です。単品で普通に買うも良し、ふるさと納税制度で寄附の返礼品としていただくも良しのおすすめワインです。
日本ワインおすすめ広島三次ワイナリー TOMOEメルローの基礎情報
・生産地:日本>広島県>三次市
・葡萄品種:メルロー100%
・参考価格:3000円位~
・栽培・醸造法:マロラクティック発酵、フレンチオーク(18ヶ月熟成)
・購入先:楽天ふるさと納税
楽天ふるさと納税の返礼品『TOMOEワイン3本セット』
楽天ふるさと納税『スパークリングワインとTOMOEワイン赤セット』
日本ワインおすすめ広島三次ワイナリー関連の記事
トモエ・シャルドネ・リザーブ2018 広島三次ワイナリー
2400円台。熟れたバナナ、ナッツ類、蜂蜜、バター、マンゴー、パパイア、パッションフルーツ、洋梨、白い花の香り。口に含むと、ややフレッシュな柑橘系果実が、南国果実の少しまったり味わいを爽やかにしている。
トモエ・マスカットベリーA2018 広島三次ワイナリー
1800円台~。ベリーAらしいフレッシュ、かつ、チャーミングな赤系果実とハーブの香り。軽めで、爽やかに喉を通り過ぎる。少しだけ渋味を伴い、爽やかな野性味や草っぽさがあり、複雑な味わい!
三次シャルドネ・スパークリングNV 広島三次ワイナリー
2500円位。凝縮した南国フルーツ、ナッツなどの味わい、酸味がさっぱりと飲みやすくしている。香りは複雑で、トロピカルフルーツなどの南国フルーツとバニラがふわっと漂います。
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