今回はエノテカオンラインで日本ワイン4本をまとめ買いした内の1本です。
抜栓したのは、写真左の滋賀県のヒトミワイナリーが、山形県産マスカットベーリーA100%で造るソワフルージュです。
ヒトミワイナリーの無濾過・無清澄で造るにごりワインは以前からのお気に入りです。
今回も非常に美味しいワインでした。
おすすめの1本です。
そんなワインの感想です。
本ページはプロモーションが含まれてい
目次
ヒトミワイナリーのソワフルージュ2021
ヒトミワイナリーのソワフルージュの情報は、ワイナリーのヒトミワイナリーのページから抜粋・引用しています。
詳しくはこちら(ヒトミワイナリーのページ)
山形県産のマスカットベリーAのみを使用しています。滋賀より約1ヶ月程度収穫の遅い山形のベリーAは、綺麗なアロマと冷涼な酸が印象的で、その美味しさを素直にワインに表したいと思い、単一で醸造しています。
全量マセラシオン・カルボニックで仕込み、約3週間の醸し期間後に搾汁。その後、ホーロータンクで約2ヶ月半落ち着かせ、酸化防止剤無添加で瓶詰めしました。
ソワフルージュの生産者:ヒトミワイナリー
無濾過・無清澄のにごりワイン、ソワフルージュの生産者、ヒトミワイナリーの情報は、購入先のエノテカオンラインのページから抜粋・引用しています。
詳しくはこちら(エノテカオンラインのページ)
ヒトミワイナリーは、琵琶湖の南の滋賀県東近江(旧永源寺町)に位置する、にごりワイン専門のワインメーカーです。
ワイナリー創業当時、ブドウの仕込、除酸、清澄、濾過、瓶詰めまで、教科書通りにワイン造りを行っていましたが、納得の出来栄えのものができませんでした。そこで、試行錯誤を重ねるうちに思いついたのが、朝、自分たちがタンクからすくって飲んでいる「にごったワイン」でした。濾過をしていない、製品になる前の段階でしたが、作り手が素直に「美味しい」と感動したあの味。お客様からの反応も、今までにない好感触でした。
このことを受け、「ワイン作りは、いろんな国の伝統や技術があり、その土地ならではの味や、作り手の想いは、自分達の造るワインにしっかりと表現される。」それならば、やはり自分達が感動した、あの「にごりワイン」を作ろうと決心。
その後、京都の丹波ワイナリーや大阪のカタシモワリナリーと共にリリースした、田舎式微発砲にごりワイン「R3 Caribou」が一躍ヒット。それまで作っていた濾過ワインを作るのを辞め、「にごりワイン」のみの生産に切り替えたのです。
ヒトミワイナリーのソワフルージュ 無濾過・無清澄、にごりの美酒の感想
エッジ付近には少しピンク色がかって見える濃厚な赤紫色。
光にかざして辛うじて透き通る濃厚さです。
フレッシュな巨峰や、ストロベリーなどの赤系ベリーの酸味ややや濃厚な甘やかさのある上品な香り。そして、自然の中で逞しく育つ果実も思い浮かぶ。
フレッシュでジューシーで、濃厚な果実の芳しい香りです。
口に含むと、僅かにピリッとした感覚があり、控えめな酸味と甘やかさがある。
獲れたて新鮮でジューシーなストロベリーなどの赤系ベリーを頬張るような果実感が素晴らしい。
しかし、酸味も甘味も控えめで、フレッシュ・ジュースのような刺激はなく、穏やかで、まろやかな独特な味わいです。
この独特な味わいやジューシーさは、やはり、以前飲んだヒトミワイナリーのマスカットベーリーAと同じ印象です。
搾りたてのような新鮮さを持ち、それでいて、マイルドで親しみやすいマスカットベーリーAです。
グラスに注いだ時の濃厚な色や、香りの濃厚な甘やかさからすると、実際に飲んだ印象は予想外にスムーズで優しいです。
飲み口の親しみやすさは、無濾過・無清澄によるものです。成分がそのまま入っていることで、ワインのにごりが親しみやすい味わいにしてくれています。
また、にごりワインのため液体には一定の密度はありますが、いわゆる凝縮感は感じません。
タンニンも程々にはありそうですが、殆ど意識することはありません。
タンニンではなく、にごりを意識するからだと思います。
ヒトミワイナリーのマスカットベーリーAはにごりワインらしい、いや、ヒトミワイナリーらしい独特の美味しさがあります。
香りにも味わいにも無濾過・無清澄の良さが存分に表現されているワインです。
やぱり非常に美味しいです!
ヒトミワイナリーは、うん年前に参加したカタシモワイナリーのワイン祭りで飲んで以来のファンです。
マスカット・ベーリーAを無濾過・無清澄で造る濁りワインが非常にお気に入りです。
今回、ヒトミワイナリーのソワフルージュを購入して、無濾過・無清澄の良さや、無濾過・無清澄で造るマスカット・ベーリーAのワインの魅力を改めて感じました。
ベーリーAがあまり好きでない方も、ヒトミワイナリーの無濾過・無清澄のマスカットベーリーAは、一度は飲んでみて欲しいと思います。
ベーリーAのイメージが少し変わるのではないかと思います。
価格も1800円台とお値打ちです!
非常におすすめのワインです!
ヒトミワイナリーのソワフルージュ 無濾過・無清澄、にごりの美酒に合わせた料理など
・自家製能登豚のテリーヌ/購入先:グルメマーケット BIG BEANS(ビッグビーンズ)
我が家の定番の自家製能登豚のテリーヌです。
ヒトミワイナリーのソワフルージュと合わせると、テリーヌの味わいが少し変化しますが、豚肉の旨味はしっかりと味わえて美味しくいただけます。
ワインは繊細な部分が控えめになりますが、フレッシュでフルーティな果実の味わいは、そのままで楽しめます。
同時に口に含んだ時も共に美味しくいただけます。
非常に良いペアリングです。
ヒトミワイナリーのソワフルージュ 無濾過・無清澄、にごりの美酒の基礎情報
・ワイン名:ソワフルージュ2021
・生産者:ヒトミワイナリー(公式ページはこちら)
・生産地:日本>山形県
・葡萄品種:マスカットベーリーA
・栽培・醸造法等:全量マセラシオン・カルボニックで仕込み、約3週間の醸し期間後に搾汁。ホーロータンクで約2ヶ月半落ち着かせ、酸化防止剤無添加、無濾過・無清澄で瓶詰め。
・参考価格(ネットショップ):1000円台~
・購入時期/抜栓時期:2022.12./2023.01.
・購入先:エノテカオンライン(公式ページはこちら)
エノテカオンラインのクラブエノテカプレミアム(VISAカード)の特典であるケースオーダー20%割引で、1500円位で購入。
日本の赤ワイン関連のおすすめ記事
今回はヒトミワイナリーのソワフルージュ2021を抜栓しました。
香り・味わい共に、無濾過・無清澄の良さが存分に表現されているにごりワインでした!
・山幸2020/十勝ワイン
自然の草木を感じる、独創的で美味しいワイン! 北海道池田町。2000円台~。
クランベリーやラズベリー、ゼラニウム、ヒノキや松などの草木、爽やかなスパイスなどの香り。
口に含むと、木苺、赤系果実、ブラックベリー、木の皮、野生の草花、スパイスなどの味わい。
・トモエ・マスカットベーリーA2018/広島三次ワイナリー
広島県。1800円台~。
ベーリーAらしいフレッシュ、かつ、チャーミングな赤系果実とハーブの香り。
口に含むと、軽めで、爽やかに喉を通り過ぎる。少しだけ渋味を伴い、爽やかな野性味や草っぽさがあり、複雑な味わい!