今回はJulie(ジュリー)の「ワインクーポン3000円が当たるキャンペーン」に当選して、クーポンに1400円を追加して2本購入した内の1本を抜栓しました。
購入した2本はJulie(ジュリー)のWEBページで『ワイン診断』を受けて提案されたものです。ワイン診断では、いくつかの簡単な質問に答えると、最近、まさに興味を感じるワインが複数本提案されました。面白いので、是非試していただければと思います。
妻は私のJulie(ジュリー)のワイン診断の話を聞いて、一時に何度も診断を受けていました。診断の都度、異なるワインが紹介されるようになっており、ワインのラインナップが豊富なことが伺われます。ワインとは関係ありませんが、同じワイン診断を受けるにしても何度も試すのは妻の性格だなぁと感じました。
私のお気に入りのカリフォルニア州のジンファンデルで造る濃厚で甘やかなワインです。凝縮感があり濃厚ですが、滑らかさがあり、フルーティで親しみやすい、おすすめワインです!
そんなワインの感想です。
目次
カリフォルニアワインのジンファンデル ブリック・メイソン・レッド・ブレンド2017
クリンカー・ブリックがジンファンデルで造るカリフォルニアワイン、ブリックメイソン・レッド・ブレンドの情報は購入先のJulie(ジュリー)から抜粋・引用しています。
2017vt
赤系果実の深いアロマが、しっかりとしたタンニンと力強い構成の芳ばしいバニラのノートへ繋がります。
ブリックメイソンとはレンガ職人のことで、20世紀初頭、ローダイの農家のために建物を建てる際、クリンカーブリックを敷いたことがワインの名に由来しています。ついつい杯が進む、ほんのり果実由来の甘みが感じられるブレンド。
おすすめ料理:ステーキ、焼肉、焼き鳥、すき焼き、ハンバーグ、ローストビーフ、角煮、牛肉赤ワイン煮込み、ビーフシチュー、ジンギスカン、サムギョプサル、照り焼きチキン、たこ焼き
カリフォルニアワインのジンファンデルの生産者:クリンカー・ブリック
ジンファンデルで造るカリフォルニアワインの、ブリックメイソン・レッド・ブレンドの生産者、クリンカー・ブリックの情報は輸入元のセレスタから抜粋・引用しています。
詳しくはこちら(セレスタのページ)
ローダイでブドウ栽培を行って5代目のスティーヴとローリは、所有する土地とブドウの古木に対して、自らを執事のような存在とし情熱を注いでいます。
彼らが設立したワイナリー名「クリンカー ブリック」は、焼きすぎたレンガ( Over-fired bricks)が地面に落ちる音( klink-ing)に由来し、そのレンガを使用して家とワイナリーが建てられました。
街の中で一番古い施設とのことですが、醸造技術は最新を求めている。カリフォルニアという土地柄、やはりブドウはジンファンデル種がメイン。造りにおいては、樽はあえて旧樽を主に使い、香りがあまりつきすぎないことを意識している。
アメリカのジンファンデルといえば、果実味しっかり骨太タイプの赤ワインを想像しますが、優しい飲み口に仕上がっています。畑や樹齢違いで、同じ品種でもここまで違うのかと驚きも感じていただけるワインとなっています。
カリフォルニアワインのジンファンデルbyクリンカー・ブリックの感想
予想に反して透き通る美しいルージュ。
イタリア、トスカーナ州のサンジョヴェーゼとメルローのブレンドしたワインの色のイメージに似ているかもしれません。
抜栓1時間後からスタート。
フレッシュなブラックベリーやブラックチェリーなどの黒系果実、バニラ、シナモン、オーク、コーヒーなどの香り。
スワリングすると、フレッシュな黒系果実が強くなり、少し間を空けて、甘い香り、さらに、コーヒーやローストした香りなどが香ばしく漂う。
素晴らしい香りです。
口に含むと、程良い酸味と甘やかさがあり、タンニンは豊富ですが、非常に繊細で、僅かに渋味があります。
ブラックチェリー、クレームドカシス、少しリコリス、シナモン、バニラ、コーヒー、カカオなどの味わい。
ボディは非常に濃厚ですが、滑らかです。ブラックチェリーのような甘やかな果物などの味わいがして、後半ではコーヒーやカカオを感じます。香りの印象と近い味わいです。
濃厚で甘やかで、そして、フルーティで美味しい!
やはりカリフォルニアのジンファンデルとイタリアのプーリア州のプリミティーヴォは好きですね。
ちなみに、数時間かけて飲みましたが、大きな変化はありません。
若くても抜栓してすぐに美味しく、そして、味わいや香りに大きな変化をみせず、抜栓時の状態をほぼ維持する、というカリフォルニアワインのイメージ通りの美味しいワインでした。
さて、テイスティングコメントとは別に感じた印象です。
今回のワインは大胆に例えると、ガトー・ショコラみたいな美味しさをイメージしました。もちろん実際にはガトー・ショコラのように甘くなく、チョコレートもそこまで強くなく、逆に、コーヒーっぽさやブラックチェリーなどのフルーティさや酸味もあるワインと感じるので、色々と異なります。
しかし、今回のカリフォルニアワインを楽しんでいると、ガトー・ショコラのイメージが思い浮かびました。飲まれたことがある方は、いかがでしょうか? 全然違うという声も出そうですが…。
今回のワインはカリフォルニアのジンファンデルのイメージ通りの味わいでした。
陽性のワインで、濃厚でも甘やかで、フルーティで親しみやすいワインです。そして、過去に経験したジンファンデルの中でも濃厚な印象に感じました。
しかし、濃厚でもボルドーの左岸のカベルネソーヴィニヨンのような、開かせないと非常に硬派なワインという訳ではなく、抜栓直後でも柔らかく、すぐに楽しめます。
やはりイタリアのプーリア州のプリミティーヴォに近い味わいで、より濃厚で甘やかな印象でした。フルボディが苦手な方でも、気にいる方は多いのではないかと思います。
少なくとも今後いろんなワインを楽しむ方は、こういう美味しさのワインもあるんだと経験していただいてはどうかと思うのが、カリフォルニアワインのジンファンデルやイタリアのプーリア州のプリミティーヴォのワインです。
価格も手頃で2800円台で購入できますので、ぜひ試してみていただきたいですね。
特にガトー・ショコラが思い浮かんだかを、このワインを試された方に聞いてみたい(^_^;)
カリフォルニアワインのジンファンデルbyクリンカー・ブリックに合わせた料理
・スペイン産栗豚のロースのグリル 自家製フォカッチャ添え:オステリア ガウダンテ
豚肉には脂っこさは皆無です。食感は非常に柔らかい。味わいは臭みが皆無で、非常に香ばしくて、まろやかな旨味があります。そして、噛むほどに、香ばしさと旨味を感じます。
さらに、ソースが濃厚でトロッとしていて、煮詰めて凝縮された甘やかさとコクがあり、これがまた、非常に栗豚に合う。
ソース無しでも非常に美味しいですが、ソースをつけていただくと更に美味しいです!
スペイン産栗豚は以前にもビストロで食べましたが、同様に臭みや脂っこさがなく、まろやかで美味しいかったです。
今回のクリンカー・ブリックのカリフォルニアワインに合わせると、栗豚の旨味がさらにジワジワと出てきて非常に美味しい。それでいて、ワインもジンファンデルによる濃厚な味わいなので、負けることなく、味わいをキープしています。
ペアリングとしては非常に良いと思います。
また、バルサミコソースの濃厚さと甘味がワインのイメージと近く、ソースとワインも良く合います。ちょっと乱暴ですが、このワインを少し煮詰めたソースと同じではと思うほど、方向性が近い印象でした。
・オステリア ガウダンテ:「気軽に楽しむ本格イタリアン。大切な記念日にも、お友達と賑やかに楽しむ日も。イタリアワインとともに本場イタリアの量と味を大阪と神戸でお楽しみください。」(公式ページより引用)
URL | http://gaudente.jp/ |
住所 | 大阪店:大阪府大阪市北区梅田1丁目11−4 大阪駅前第4ビル B1F
神戸店:兵庫県神戸市中央区東川崎町1丁目6−1 神戸ハーバーランドumie モザイク 3F |
アクセス | 大阪店:大阪メトロ・谷町線・東梅田駅、JR・大阪駅、阪急・梅田駅より徒歩5分
神戸店:神戸高速鉄道・東西線・高速神戸駅より徒歩12分 |
カリフォルニアワインのジンファンデルbyクリンカー・ブリックの基礎情報
・ワイン名:ブリックメイソン・レッド・ブレンド2017
・生産者:クリンカー・ブリック
・生産地:アメリカ>カリフォルニア州>セントラル・ヴァレー>ローダイ
・葡萄品種:ジンファンデル80%、シラー10%、プティシラー5%、カベルネソーヴィニヨン5%
・原産地呼称等:AVA.ローダイ
・栽培・醸造法等:旧樽を主に使用
・インポーター:セレスタ(公式ページはこちら)
・参考価格(ネットショップ):2800円台
・購入先:Julie(ジュリー)
当時、Julie(ジュリー)で購入しましたが、現在は柴田屋酒店Onlineで購入できます。(公式ページはこちら、instagram:@shibataya_sake.online)
カリフォルニアワインのジンファンデル関連のおすすめ記事
クリンカー・ブリックがジンファンデルで造るカリフォルニアワイン、ブリックメイソン・レッド・ブレンド2017を抜栓して、濃厚で甘やかで、そして、フルーティさを堪能しました。
下記は同じくジンファンデル他で造るカリフォルニアワインで、いずれも非常に美味しいワインです。香り・味わいともにブリックメイソンに近いのはロバート・モンダヴィのワインですが、さらに洗練度が高い印象です。
そして、最も素晴らしいのが、ザ・プリズナーでしょう。当然、価格もそれなりに…
プライベート・セレクション・ジンファンデル2018/ロバート・モンダヴィ
2000円位~。カシスやブラックベリーなどの黒系果実、カカオ、スパイス、ロースト香、クレーム・ド・カシスなどの香り。口に含むと、少し熟したカシスやブラックベリーなどの黒系果実、ココア、スパイスなどの味わい。柔らかいボディ、上品な甘やかさを感じ、さらに、オーク樽由来と思われるローストの風味とコク旨感があります。
コナンドラム・レッド2016/ワグナー・ファミリー・オブ・ワインズ
2800円台~。ブルーベリーやブラックベリーなどの黒系果実、森の下生え、シナモンなどのスパイスの香り。甘味のある黒系果実や甘い系スパイスを凝縮した味わい。若いためか、タンニンは柔らかいが馴染みきってはいない。全体として、芳しく複雑な香り、味わいは果実の凝縮感があり、甘いタンニンが美味しい。
ザ・プリズナー/ザ・プリズナー・ワイン・カンパニー
14,000円台~。生産地はカリフォルニアのナパ・ヴァレー。ジンファンデルなど様々なブドウをブレンド。凝縮感があり濃厚ですが、滑らかなボディをした、上品で甘やかな熟した黒系果実やバニラなどを感じる非常に美味しいワインです。
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