今回は CAVE de L NAOTAKA(カーブドエルナオタカ)が、X上で実施していたキャンペーンに当選していただいたワインです。
カリフォルニア州のナパワインで、パルマッツ・ヴィンヤードのパルマッツ・カベルネソーヴィニヨン2019です。
カリフォルニアワインの経験で言えば、オーパスワン以来の感動を得ることができた、絶品のワインでした!
そして、香りや味わいはオーパスワンの華やかイメージとは異なり、ワインが開いた後は、まさに高格付けの熟成ボルドーを想い起こさせるような、複雑や芳醇さを持つ奥深いワインでした。
そんなワインの感想です。
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また、お酒に関する情報が含まれているため、20歳以上の方を対象としています。
目次
パルマッツ・ヴィンヤードのパルマッツ・カベルネソーヴィニヨン2019
パルマッツ・ヴィンヤードのパルマッツ・カベルネソーヴィニヨンの情報は、入手先の CAVE de L NAOTAKA(カーブドエルナオタカ)(楽天市場内)から抜粋・引用しています。
ワイナリーが毎年実施しているブラインドテイスティングでは、オーパスワン、ケイマス・スペシャル・セレクション、クインテッサ、ボンド、スケアクロウ、ハンドレッド・エーカーなど高級ワイン20種のなかで常にトップ5に選ばれる、まさに次世代のシンデレラワイン。
2019vt
開栓直後よりも、時間をかけて本来の特徴が表れる2019ヴィンテージ。グラスに注ぐと黒系果実とトーストしたオークの香りがふんだんに広がり、注いでからしばらく経過すると、カラント、スモーキーなオークの香りも感じることができます。口に含むと、しっかりとしたタンニンがあり、余韻は長く、トースト感のあるキャラメルの香りが残ります。
詳しくはこちら( CAVE de L NAOTAKA のページ)
パルマッツ・カベルネソーヴィニヨンの生産者:パルマッツ・ヴィンヤード
パルマッツ・カベルネソーヴィニヨンの生産者、パルマッツ・ヴィンヤードの情報は、入手先の CAVE de L NAOTAKA(カーブドエルナオタカ)(楽天市場内)から抜粋・引用しています。
詳しくはこちら( CAVE de L NAOTAKA のページ)
パルマッツ家による家族経営のワイナリー。1990年代、ナパ最古のワイナリー(Ceder Knoll Vineyard)を買取り再建。
ワイナリーはワイン作りに理想的な温度を保つため、山沿いにそった地下に埋め込まれて建設された。
建物の中心部にある24の発酵タンクは個別に設置されたセンサーにより。完全にモニタリング。
重力に従って優しくワインを移動させる❝グラヴィティ・フロー❞の手法をワイン作りのプロセス全体に取り入れている。ワイナリーの上層階で、除梗・選果を経て醗酵、ブレンド、樽熟成と段階が進むと共に、下へ、下へと移動する。ワインの移送にポンプを使わないことはもちろん、各プロセスで階層が異なるシステムは非常にユニークであり、世界でも例をみない。
所有する64エーカーの畑は高度の異なる3エリア(海抜120m~430m)に位置し、46の小区画に分かれている。
ナパという最高の環境と葡萄それ自体の特徴の両方を活かし、最高のパフォーマンスを実現すること。そのため畑のIT化を進める一方、実際に足をつかって畑を歩き回り、ブドウの木に触れることで微妙な状態をチェックするという伝統的なワイン作りにも手を抜かない。「畑」単位でなく、「1本の葡萄の木」単位での栽培を心掛けている。
パルマッツ・ヴィンヤードのパルマッツ・カベルネソーヴィニヨンの感想
光にかざすと辛うじて透き通る、美しく妖艶で、濃厚なルビーレッド。
一見は透き通らなさそうな濃厚さで、赤紫色の方が近い。
グラスをじっくりと眺め、そして傾け、光にかざしたりすると、実際にはそこまで濃厚な色ではなく、透明感も持ち合わせたルビーのような美しい色であることが分かる。
ブラックベリーと少し控えめにブラックチェリー、モカ、プラム、シナモン、バニラ、ローストした木、たばこの煙、ブルーベリー、リコリスなどの香り。
濃厚で複雑、そして、奥行きがあります。
甘やかなスパイシーさとフルーティさが中心で、上品なロースト香も綺麗に馴染んでいます。
美味しそうな芳しい香りです。
口に含むと、濃厚で、繊細なタンニンが非常に豊富です。
液体の隙間にまで、タンニンを詰め込んだような凝縮感、しかし、舌触りは柔らかく、ビロード、いや、シルクに近いかもしれない。
タンニンの豊富さに比して、渋味はそれ程気にならない。
繊細さと滑らかさのせいかもしれない。
口に含むと、ブラックチェリーやブラックベリー、ブルーベリー、控えめにカシス、リコリス、バニラ、シナモン、ローストした木、スパイス、少しクレームドカシス、モカ、ショコラ、トリュフ、ココアなどの味わい。
多彩な味わいが綺麗にまとまっています。
凝縮感があり、濃厚で、それでいて滑らかです。
控えめな甘やかさで、そして、黒い果実を中心としたフルーティさもしっかりと感じます。
味わいの甘やかさと濃厚さからすると、イメージ以上に、非常にフルーティです。
フレッシュな果実というよりは、少し熟した酸味のあまり感じない黒系果実の美味しさで、しかも、たっぷりとフルーツを楽しめます。
非常に魅力です!
抜栓2日目、抜栓初日と基本的に要素は同じです。
しかし、1日置いたことによって、全体的に角が取れ、よりマイルドになり、非常にまろやかな味わい深さが現れています。
落ち着きのあるフルーティさを伴う、溜息が出る程の芳醇さです。
素晴らしい!
抜栓初日よりも抜栓2日目の方が明らかにこなれてきて美味しいです。
抜栓4日目、抜栓2日目からさらに渾然一体となった複雑で、非常に奥深い香りに変化しています。
まるでボルドーの熟成ワインのような、トリュフ、御香、シナモン、モカ、ローストした木、クレームドカシス、バニラ、タバコの煙などなどの素晴らしい芳醇な香りです。
口に含むと、クレームドカシス、シナモン、ブラックチェリー、トリュフ、少しリキュール、ハーブ、クローヴなどの味わい。
未だに少し果実味を感じつつ、芳醇で、奥深い味わいです。
ため息が出るほどの香りと味わいです。
果実味を少し残して熟成した、高格付けのボルドーを彷彿とさせる美味しさです!
ボディはボリューム感があり、しっかりとした密度がありますが、抜栓初日よりもタンニンがこなれて、シルクのような滑らかな舌触りで、濃厚さや渋味を全く意識させません。
シルキーな完成されたボディを持ち、混然一体となった複雑で奥深い、芳醇な味わいと香りのワインです。
絶品のカリフォルニアワインでした!
今回はパルマッツ・ヴィンヤードのパルマッツ・カベルネソーヴィニヨン2019を抜栓しました。
カリフォルニアと言えば、オーパスワンを何度か飲んでいますが、オーパスワンはしっかりとした密度がありながら、突出した華やかさを感じる印象です。
しかし、パルマッツ・ヴィンヤードのカベルネソーヴィニヨンは、少し果実味を残して熟成した高格付けボルドーのような、混然一体となった複雑で奥深い、芳醇さを持つワインに感じました。
特に抜栓4日目は絶品でした!
さて、価格は4万円台です。
格付上位の熟成したボルドーのような絶品の美味しさで、かつ、熟成を待つ時間が必要ないこと(若いヴィンテージでも熟成したような美味しさを楽しめる)を考えると、非常に割安感があります。
もしテイスティングできる機会があれば、是非試して欲しいワインです。
もしボトルを入手できる機会を得られたら、数日かけてゆっくりと開かせて飲んでみて欲しいですね。
私は抜栓4日目で飲み切りましたが、4日目が最高でした!
パルマッツ・ヴィンヤードのパルマッツ・カベルネソーヴィニヨンの基礎情報
・ワイン名:パルマッツ・カベルネソーヴィニヨン2019
・生産者:パルマッツ・ヴィンヤード
・生産地:アメリカ>カリフォルニア州>ナパ
・葡萄品種:カベルネソーヴィニヨン94.23%、カベルネ フラン 5.18%、プティ・ヴェルド 0.59%
・栽培・醸造法等:グラヴィディ・フロー。ポンプは使わない。
・インポーター:株式会社都光(公式ページはこちら。直営ショップ:都光ONLINEはこちら)
・参考価格(ネットショップ):40,000円台~
・購入時期/抜栓時期:2023.12./2024.01.
・入手先:CAVE de L NAOTAKA(カーブドエルナオタカ)(楽天市場内公式ページはこちら。X:NAOTAKA_rakuten。Instagram:cave_de_l_naotaka)
CAVE de L NAOTAKA(カーブドエルナオタカ)がX上で実施していたキャンペーンに当選していただいたワイン。
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今回はパルマッツ・ヴィンヤードのパルマッツ・カベルネソーヴィニヨン2019を抜栓しました。
特に抜栓4日目は少し果実味を残して熟成したボルドーのような、混然一体となった複雑で奥深い、芳醇さを持つワインでした!
下記は同じくカリフォルニア州の絶品ワイン、オーパスワンです。
・オーパスワン2013/オーパスワン・ワイナリー
カリフォルニア州。60,000円台~。
突き抜けるような華やかなバニラ、赤系果実と黒系果実の饗宴、涼しげなハーブ、花の香り。
口に含むと、程よく熟した赤い果実と黒い果実の純粋さ、滑らかで繊細なタンニンのエレガントな甘やかさを感じます。