本記事では沖縄に行く度に訪問しているワインショップ『ツチトイブキ』を紹介しています。
ナチュラルワインを中心に高品質なワインを取り扱っているワインショップです。
そして、同ショップの角打ちでは豊富な数をグラスワインとして試すことことができ、また、ワインに合う料理をいただくことができます。
訪問時に角打ちで提供されていたグラスワインと料理のラインナップや、実際にいただいたワインの感想も紹介しています。
目次
ツチトイブキ おすすめワインショップ＆角打ち＠那覇市松尾
本章では那覇市のおすすめのワインショップ＆角打ちのワインショップ ツチトイブキのポイントを紹介しています。
・ワインのラインナップ（本章）
・角打ち（次章）
ワインをディスプレイしているスぺースも、角打ちのテーブル＆テラス席とも、広くはありません。それだけに厳選したワインを揃えていると感じます。
ワインのラインナップはざっと見合わすと、私が知っているワインもチラホラ見かけますが、いずれも品質の高いのワインを造っているワイナリーワインのです。
・品質の高いワイン
・ナチュラルワインが中心 ビオディナミやビオロジックのワインも多数
・その他、自然との対話を大切にした製法のワイナリーのワイン多数
ex.リュットレゾネ、化学肥料不使用、サスティナブル農法、天然酵母使用、SO2不使用や最小限など
全てナチュラルワインではないですが、ナチュラルワインを中心に、ビオロジックやビオディナミ、または認証を受けていない場合でも、リュットレゾネや化学肥料不使用であったり、サスティナブルな農法であったり、天然酵母のみを使っていたり、SO2使用を控えていたりなど、自然との対話を大切にした製法のワイナリーのワインが中心となっています。
また、私が知らないワイナリーも非常に多数取り揃えており、ゆくゆくは制覇してみたくなる楽しいラインアップです。
まさにショップの名称の『ツチトイブキ』（土と息吹）をテーマにしたワインのラインアップが多くを占めています。
角打ちについては次章参照。
「ワインショップ ツチトイブキ」の情報を公式ページから抜粋・引用しています。詳細は
こちら（公式ページはこちら）
| 店名『ツチトイブキ』の由来 | “土壌”を何より大切だと考え、葡萄を生産する農家さん。 葡萄のポテンシャルを最大限引き出す醸造家さん。 “息吹”とは、周辺の植物や動物、そこに人が共存することによって “自然な形”で命が生み出される様子を表しています。土と息吹、ツチトイブキ。 |
|---|---|
| ワインのラインナップ | ナチュラルワインを中心にグラン・ヴァンまで、400種類以上をラインナップ。オンラインストアは沖縄県内限定で販売。 |
| 角打ち | ・グラスワインは15種類以上。ナチュラルワインから高級ワインまで幅広いジャンルから。
・おつまみは和洋中から幅広いラインナップ。 ・カウンター（スタンディング）とテラス席（スタンディングが１テーブルと、テーブル＆チェアが２組） |
| 営業時間/予約可否/駐車場 | 小売販売・角打ち 13：00~21：00（L.O.20：30） /
角打ちの予約不可。/ 駐車場２台有り。 |
| 最寄り駅/所在地/TEL | 沖縄都市モノレール県庁前駅、徒歩１５分。/那覇市松尾2-7-27 プチメゾンド松尾１階 / 080-3906-9753 |
ツチトイブキ おすすめワインショップの角打ちメニュー
角打ち※、特にメニューについての紹介です。
※角打ちとは：酒屋の一角にスペースを設け、立ち飲みすること。最近では立ち飲み居酒屋を指す場合もある。
角打ちはレストランやバルのような食事や設備の充実もなく、買ったお酒をそのまま抜栓して酒屋で飲むようなイメージと思いますが、ツチトイブキの角打ちは一味違います。
・グラスワインの充実
まずはグラスワインを飲むことができます。そして、グラスワインのラインナップが下記のように非常に充実しています（訪問時）
| スパークリング：２種 | ザ・ファミリー・プロセッコ |
| ソレオ・ブリュット | |
| ホワイト：４種 | ダーレンベルグ・ザ・スタンプジャンプ・リースリング |
| ジェレミ・ユシェ・クロ・レ・モンティス | |
| モリッツ ハウスマルケ スーパーナチュラル | |
| カロリーネ | |
| レッド：５種 | ラ・マリオーザ・ロッソ |
| アモス・バニェレス/シン・ウイ・ダ・リェブレ | |
| ヴィニフィカテ アモロ ティント | |
| ビットナウアー・ザンクト・ラウレント | |
| ラルコ ロッソ・デル・ヴェロネーゼ | |
| ロゼ：１種 | アイン・クアントゥム・ロート＆ローザ |
価格は700円~1500円。中心の価格帯は900円から1000円位とリーズナブルです。
また、ラインナップも非常に充実しています。私が過去に飲んだことがあるワインもワイナリーも皆無でした。全部で12種類もラインナップがあって、１つも知らないというのは珍しことです。
実際、２人で４種類をいただきましたが、一味違う美味しいワインばかりでした。（ワインの感想は次章）
つまり、グラスワインで提供される機会が少ないワイン（やワイナリー）によるラインナップと言えると思います。それだけに様々なワインを手軽に試すことができ、非常に充実しています。
・料理の充実
メニューの写真を見て分かるとおり充実のメニューです（訪問時）。種類、数、ワインとの相性などいずれも充実しています。角打ちを越える角打ちです。
| 蒸しガキ檸檬 | きびまる豚 生ハムのポテトサラダ | イチゴの白和え |
| 野菜のピクルス | 菜の花のお浸し | トリュフサラミ・コッパ |
| ゴルゴンムーズ バゲット | NUCHIBUTAの猪豚パテorツンゲンロート | とうふのひろし屋の豆腐と鶏肉のソーセージ |
| 東江そばの焼き餃子 | タイロンの小籠包 | ハムカツ |
| 牛トリッパのピリ辛トマト煮込み | ボロネーゼ フェットチーネ | 豚タンの赤ワイン煮込み |
| PUZOのチーズケーキ | ピスタチオ | チーズ各種 |
| 宮崎キャビア | フレンチフライ ペコリーノ黒胡椒 | よつぼし いちご |
料理の種類が和洋中などバラエティ豊かに21種類。価格が200円~850円が20品と3200円が１品。中心価格帯は300円台です。
3200円のキャビアもあるなど充実度は角打ちを越えていますが、中心となる価格帯は300円台で、200円~420円で15品と非常にリーズナブルです。まさに角打ちスタイル！
実際、私は妻と２人でオーダーしたのは、NUCIBUTのツンゲンロート500円とボロネーゼ・フェットチーネ850円の２点で1350円。675円/人です。しかも、中心価格帯よりかなり高いものをオーダーしています。
ツチトイブキ おすすめワインショップの角打ちでオーダーしたワイン・料理
ツチトイブキの角打ちで実際にいただいたグラスワインと料理の感想です。
料理はワインとペアリングするものが用意されていて、非常に美味しくワイン共々いただきました！
今回はテラス席で椅子に座っていただくことができました。風が気持ちよくて、テラス席もおすすめです。
ザ・ファミリー・プロセッコ/トレンサム・エステート/700円
産地：オーストラリア＞ヴィクトリア州＆ニューサウスウェールズ州
ブドウ品種：プロセッコ
栽培・醸造法等：ナイトハーベスト、除梗・圧搾、ステンレスタンクで低温発酵、シャルマ方式
インポーター：ｋｐオーチャード
ワインの感想：
第１印象、青リンゴ、柑橘系果実、白桃、和梨、ミネラル、酵母などの香りと味わい。甘やかな香りもあり、清涼感のあるリースリングみたいな印象も受けます。清流のような清々しさも感じつつ、和梨のミネラルやジューシーさをイメージします。
参考価格：2100円台/フルボトル
アイン・クアントゥム・ロート＆ローザ/クアントゥム・ワイナリー/1000円
産地：オーストリア＞ヴァインフィアテル・マイッサウ
ブドウ品種：ロゼワインはブラウブルガー、メルロー、ブラウフレンキッシュなど３種類以上以上。赤ワインはゲミシュターサッツ・レッド（ボルツギーザー、ザンクトラウレント、ブラウブルガー、ツバイゲルト、メルロー）
栽培・醸造法等：手作業、ビオロジックまたはビオディナミ、潅漑・剪定等をせず自然のまま栽培。12時間から７日間スキンコンタクトの後、ソレラ・システム（ステンレスタンクとオーストリア産古樽30％~40％）で野生酵母で自然発酵。無清澄・無濾過。SO2は25mg/l以下。ロゼ・赤・白ワインを毎年継ぎ足してブレンドして造られる。
インポーター：日本グランド・シャンパーニュ
ワインの感想：
ロゼとは思えない、まるで骨格がしっかりとある赤ワインのような第一印象。フレッシュな赤系ベリーと、ブルーベリーやブラックベリーなどの黒系ベリー、ベルモット、酵母っぽさなどの香りと味わい。
華やかさ、フレッシュなベリー、酵母っぽさをイメージするワインです。
参考価格：3300円位/フルボトル
ハウスマルケ・スーパーナチュラル２０１８/モリッツ/1100円
産地：オーストリア＞ミッテルブルゲンランド
ブドウ品種：グリューナー・ヴェルトリーナー約80％、シャルドネ約20％、リースリング約１％
栽培・醸造法等：無透過、天然酵母
インポーター：ヘレンベルガーホーフ
ワインの感想:
独特な香りがする。黄桃、バナナ、ナッツ類、バニラクリーム、ブリオッシュやカヌレのような甘やかで、爽やかな香り。ザクロ、赤スグリ、柑橘系果実、甘やかな南国果実、ブリオッシュ、緑のハーブなどの味わい。
香りほどではないですが、甘やかで、爽やかな印象の味わい。柑橘系果実を感じるところが、香りとの一番の相違点。高価なシャルドネを飲んでいるようです。味わいには苦味もあり、酸味は程よい。
参考価格：4000円前後/フルボトル
ダーレンベルグ・ザ・スタンプ・ジャンプ・リースリング２０１９/ダーレンべルグ/700円
産地：オーストラリア＞南オーストラリア州＞フルーイオ・マクラーレン・ヴェイル＆アデレード・ヒルズ
ブドウ品種：リースリング
栽培・醸造法等：木製桶型バスケット・プレスで優しく圧搾、ステンレス槽で低温発酵。オーガニックとビオディナミへの転換中
インポーター：ヴィレッジセラーズ
ワインの感想:
白桃、和梨、ミネラル、草原っぽいハーブなどの香り。リースリングらしい甘やかでミネラリーで、ジューシーな香りです。瑞々しくジューシーな夏の果実を想像させる。
口に含むと、緑のハーブ、フレッシュな柑橘系果実、白桃、和梨、ミネラルなどの瑞々しく、ジューシーな味わい。リースリングにしては、さっぱりな印象ですが、ジューシーで瑞々しくて美味しい。
参考価格：1400円位~/フルボトル
NUCHIBUTAのツンゲンロート/500円
ヌチ豚、鹿肉を使用。ミミガーのようなコリっとした部位も入っている。香りはやや強めですが、味わいは部位の異なるロースハムやソーセージのような様々な味わいが楽しめる。
ワインのおつまみにピッタリです！
ボロネーゼ・フェットチーネ/850円
チーズたっぷりで、香りもたっぷり。大きめのミンチがゴロゴロ入っている感じで、お肉を噛み締めて食べることができる。味付けはそれ程濃厚ではないですが、しっかりしたお肉の味わいが楽しめ、チーズとパスタと非常によく合います。ミンチとチーズがワインのあてにちょうどいい。美味しいし、お腹も満たせておすすめです！
ツチトイブキ おすすめワインショップで購入したワイン
ツチトイブキのスタッフから推しのワイナリーとして紹介いただいたアルザスのアンドレ・ロレールを２本購入しました。
AB認証（仏農務省のオーガニック認証）、ユーロリーフ認証（EUのオーガニック認証）、デメテル認証（世界一厳しいと言われるオーガニック認証の１つ）を取得。そして、いずれもビオディナミ、SO2不使用です。
自然派ワインらしいピュアな味わいで、推しのワインだけあり、非常に美味しいです。
アンドレ・ロレール・リースリング２０１９/アンドレ・ロレール
2800円台~。産地：フランス＞アルザス。ブドウ品種：リースリング。ビオディナミ。ヴァン・ナチュール。
パッションフルーツ、デラウエェア、緑のハーブ、黄桃、甘い白い花、スパイスの香り。口に含むと、ライム、白桃、グレープフルーツ、ハーブ、ミネラルなど、いろんな要素が少しずつ複雑に混ざりあって完成されているような味わい。
クレマン・ダルザス・ブラン・ド・ノワール/アンドレ・ロレール
3600円台。産地：フランス＞アルザス。ブドウ品種：ピノノワール。ビオディナミ。ヴァン・ナチュール。
蜜がたっぷりのリンゴ、シードル、酵母っぽさ、ライム、様々なハーブなどの香り。口に含むと、ややフレッシュなリンゴやライム、麦わら、緑のハーブ、ミネラルなどの味わい。非常にジューシーで口の中にジュワッと広がる。余韻はリンゴや柑橘類の味わいが長く続く。
ツチトイブキ おすすめワインショップ＆角打ち＠那覇市の情報
店舗名：ワインショップ ツチトイブキ （公式ページはこちら）
住所/連絡先：那覇市松尾2-7-27 プチメゾンド松尾１階 / 080-3906-9753
最寄り駅：沖縄都市モノレール県庁前駅から徒歩15分
予約：不可
食べログはこちら
おすすめランチ関連の記事
『sakurazaka（桜坂）』（『ハイアット・リージェンシー那覇 沖縄』内）のおすすめのランチ
4200円の週末限定のウィークエンド・ブランチのレポートです。スパークリングワインを含むフリーフローのブッフェでいただいた料理とワインなど。
ダイニング・シェ・タイラ おもろまち
沖縄県那覇市おもろまちにあるフレンチのお店でいただいたランチのレポートです。味はもちろんのこと、見た目も素晴らしい素敵なフレンチです。前菜、魚、肉、デザートによるコースで、ワインは白、ロゼ、赤ワインをいただきました。
リストランテ・エ・フェスティバル・クロス４７
那覇市安里のお店でランチコースをいただいた際のレポートです。（東京と福岡にもグループのリストランテが有）。沖縄県産素材をふんだんに使い、素材の良さを引き出す調理で、非常に美味しくいただきました。
★ブログランキングに参加中です。よろしければクリックをお願いします！励みになります。
にほんブログ村
