今回はモラタメ.netがInstagram上で実施していた「モラタメフォト部 フォトモニター企画」に当選していただいたワインです。
ロジャーグラートのカヴァ・ゴールド・ブリュット・レゼルバ2019です。
カヴァでは珍しく、ヴィンテージ付きのワインです。
初めてのワイナリーですので、非常に楽しみです!
そんなワインの感想です。
目次
ロジャーグラート・カヴァ・ゴールド・ブリュット・レゼルバ2019
ロジャーグラート・カヴァ・ゴールド・ブリュット・レゼルバ2019の情報は輸入元の三国ワインから抜粋・引用しています。
2019vt
果実味と熟成感の絶妙なバランスで、多くの人に愛される辛口
ペネデス地区で収穫される3種類のぶどうから最高品質のもののみを厳選して贅沢に使用。それぞれの品種の持ち味を生かし、心地よいフルーティさとやわらかな酸味が見事に調和しています。平均18~24ヵ月の瓶内熟成を経て出荷されます。
詳しくはこちら(三国ワインのページ)
ロジャーグラート・カヴァ・ゴールド・ブリュット・レゼルバの生産者:ロジャー・グラート
ロジャーグラート・カヴァ・ゴールド・ブリュット・レゼルバの生産者、ロジャー・グラートの情報は輸入元の三国ワインから抜粋・引用しています。
詳しくはこちら(三国ワインのページ)
1882年、個人用としてスパークリングワイン造りを試みます。シャンパーニュと同じく、伝統的で最も磨き抜かれた製法に厳格に従ったそのスパークリングワインは、瞬く間に知れ渡り、公のものとして商品化されるようになりました。
創業より135周年を迎えた今でも、ラベル貼り等、一部の作業を除き、製造の大半を昔ながらの作業で行います。ロジャーグラートの醸造方法は創業当時から変わることなく、世界中で最もエレガントなスパークリングワインを生み出す、トラディショナル 製法を厳格に守り続けています。毎年、厳選した最高品質のぶどうをこの製法で丁寧に醸造することで、香り高く素晴らしい味わいのカバが生まれるのです。
ロジャーグラートでは、カバが年月をかけて熟成するためには、その元となるワインの品質が最も大事だと考え、厳選したぶどうの一番搾り果汁(ファーストモスト)の50%のみを使用します。シャンパーニュ地方の平均的なぶどうの使用料が、1Lにつき1.7kgであるのに対し、ロジャーグラートでは2.5kgものぶどうを使用します。そのため、必然的に通常のワイン造りより多量のぶどうを必要とし、大量生産はできません。
ロジャーグラート・カヴァ・ゴールド・ブリュット・レゼルバ’19の感想
非常に勢いよく湧き上がる泡。グラスに注いだ後も泡は、長く湧き続ける。
少しオレンジ色がかった、やや濃いめのイエロー。
フルーツコンポート、オイル、麦わらなどの香り。
まず、少し甘やかなコンポートのような香りに気付き、その後、フルーツが控えめに香るので、まさにフルーツコンポートのような香りです。
口に含むと、やや強めの酸味、控えめな甘味、僅かな苦味を感じる。
フレッシュなグレープフルーツやレモン、フルーツコンポート、酵母、蜂蜜、ハーブ、少しバニラなどの味わい。
酸味がやや強めですので、柑橘類をイメージして、苦味もあるので、グレープフルーツのイメージがピッタリとします。
また、酸味に隠れがちですが、控えめな優しい甘味があり、フルーツコンポートも思い浮かびます。
香りの印象とは異なり、かなりフレッシュでフルーティな印象です。但し、酸味が効いてはいますが、優しい控えめな甘味もあり、そこまで酸味の鋭さを感じません。
また、クリーミーな舌触りの泡で、バニラやフルーツの味わいとよくマッチして、ワインに柔らかい印象を与えてくれます。
泡、香り、味わいを色々と楽しめる、そんな美味しいカヴァです!
ロジャーグラート・カヴァ・ゴールド・ブリュット・レゼルバ’19は、香り、味わい、舌触りと3つとも少しずつイメージが異なりますが、全体では不思議とうまくバランスをとっていて、美味しいワインです。
グレープフルーツとコンポートの味わいが印象に残ります。スッキリとしつつ、控えめな優しい甘味のバランスも非常に良いと思います。
酸味がしっかりとあり、グレープフルーツのイメージなので、暑い夏場にスッキリしたいときに、美味しくいただけます。
そして、控えめな優しい甘味もあり、寒い冬場でも美味しくいただけそうです。
1500円位~と価格も非常にお手頃です。特に、今の季節に試してみていただきたい、美味しいカヴァです!
ロジャーグラート・カヴァ・ゴールド・ブリュット・レゼルバ’19の基礎情報
・ワイン名:ロジャーグラート・カヴァ・ゴールド・ブリュット2019
・生産者:ロジャー・グラート
・生産地:スペイン>カタルーニャ州>ペネデス地区
・葡萄品種:チャレッロ40%、マカベオ30%、パレリャーダ30%
・原産地呼称等:DO.カヴァ
・気候や土壌:粘土質と白亜質の混ざり合った土壌。保湿能力が高い土。
・栽培・醸造法等:1ヵ月半から2ヵ月かけて発酵。瓶内二次発酵の後、18~24ヵ月熟成。
・抜栓時期:2022.07.
・インポーター:三国ワイン株式会社 (公式ページはこちら)
・参考価格(ネットショップ):1500円台~
・入手先:モラタメネット (公式ページはこちら)
モラタメネットがInstagram上で実施していた「モラタメフォト部 フォトモニター企画」に当選していただいたワイン。
おすすめカヴァ関連の記事
今回はヴィンテージが付いているロジャーグラート・カヴァ・ゴールド・ブリュット・レゼルバ2019を抜栓しました。
グレープフルーツとコンポートのイメージの味わいで、香り、味わい、泡立ちの3つの異なる印象が、バランス良く感じられるカヴァでした。美味しいカヴァです!
カヴァは色々と飲んでいますが、本ブログで紹介しているおすすめのカヴァの記事を紹介します。
・サングレ・デ・トロ・カヴァ・ブリュット/トーレス
1500円位〜。
フレッシュな青リンゴ、柑橘系果実、ナッツ、少し緑のハーブなどのフレッシュで生き生きした香り。
口に含むと、フレッシュな柑橘系果実、青リンゴ、ハーブ、特に余韻にはレモンやグレープフルーツなどの味わいがじわじわっと広がり美味しい!
・カヴァ・グラン・レゼルヴァ・ブリュット/アルシーナ&サルーダ
1892円。
ライム、白い花、アーモンド、緑のハーブなどの香り。口に含むと、ライム、レモン、酵母、ナッツ、パッションフルーツ、緑のハーブ、レモンピールなどの味わい。スッキリとしているものの、フルーティで味わい深い印象です。
・プロジェクト・クワトロ・カヴァ プレミアム・レゼルヴァ/クロ・モンブラン
2000円台前半位。
りんご、トースト、ハーブなど非常に多彩な香りが、豊かに香る。
口に含むと、リンゴ、レモンやグレープフルーツなどの柑橘系果実、フレッシュでジューシーな果物とハーブがたくさん入っているバスケットをイメージさせる味わい。
・カヴァ・スビラト・パレント・ブルット・ナトゥーレ/フィンカ・ヴァルドセラ
5720円。既存の概念を変える美味しさの異次元のカヴァ!
フローラルな甘い花や金木犀、ビワ、杏、コリアンダー、カモミール、柑橘類、ハーブ、黄桃など様々な香り。
口に含むと、黄桃、りんご、麦わら、柑橘類、ビワ、杏、酵母、少し薬草っぽいハーブ、杏のリキュール、ミネラルなど味わい。