今回はイタリアのロンバルディア州のベラヴィスタというワイナリーのワインです。
以前、ベラヴィスタと同ファミリーのペトラ(トスカーナ州)のワインをエノテカでまとめ買いしました。
写真右のフランチャコルタというイタリアの原産地呼称の最上位のDOCGのワインを抜栓しました。
このワインは名称が変わったのですが、以前飲んだのは名前が変わる前でした。
そのためリピートは久しぶりになりますが、以前以上の美味しさを堪能させてくれました!
そんなワインの感想です。
目次
ベラヴィスタのフランチャコルタ・グランデ・キュヴェ・アルマ・ブリュット
ベラヴィスタのフランチャコルタ・グランデ・キュヴェ・アルマ・ブリュットの情報は、購入先兼輸入元のエノテカから抜粋・引用しています。
外観は、きめ細かな泡が立ち上り、輝きのある黄金色。グラスに注いだ瞬間から華やかに香る、洋ナシなどの甘く熟した果実やバニラ、白い花などのフレッシュなアロマ。口に含むと、軽やかで強すぎず、非常にきめ細かく上品な泡がふんわりと広がります。程良く甘さのある果実味、そして美しい酸と、すべての要素が見事に整ったバランスの良さは、まさにベラヴィスタの目指す、「完璧な調和」という言葉そのものを表現した1本です。エレガントで洗練された格調高い味わいは、飲み手を至福のひと時へと誘います
その年に収穫されブドウを区画ごとに仕込んだ約60種のワインに、リザーヴワインを加えます。6年~9年熟成させた経たリザーヴワインを添加することで味わいに奥深さを加えています。
瓶詰されたワインは熟成され、熟成期間中はボトルを職人の手作業でルミアージュ(動瓶)を実施。4年以上もの熟成期間を経てから出荷されるという、大変手の込んだ造りとなっています。
詳しくはこちら(エノテカオンラインのページ)
フランチャコルタ・グランデ・キュヴェ・アルマ・ブリュットの生産者:ベラヴィスタ
フランチャコルタ・グランデ・キュヴェ・アルマ・ブリュットの生産者、ベラヴィスタの情報は、購入先兼輸入元のエノテカから抜粋・引用しています。
詳しくはこちら(エノテカオンラインのページ)
フランチャコルタの中でもトップクラスの品質を誇る生産者がベラヴィスタで(1977年創設)。イタリア有数のワイン評価誌、『ガンベロ・ロッソ 2008年版』において年間最優秀ワイン醸造家に選ばれた醸造家兼マネージャーを務める、マッティア・ヴェッツォーラ氏と共に、最高峰の品質を誇るフランチャコルタを生み出し、イタリアトップクラスのレストランや世界のワイン愛好家から人気を集めています。 現在ではミラノ、スカラ座のオフィシャル・サプライヤーにも選ばれており、実際にスカラ座の幕間や催し物の場で提供されている。
使用するブドウは完全自社畑での栽培。ブドウは有機肥料のみを使用して栽培し、収穫は区画ごとに最適なタイミングを図って、すべて手作業で行われています。 100以上に選別されたブドウはロット別に、それぞれ別々の樽(木・ステンレス)で発酵。そして、規定よりも遥かに長い、最低4年、最長10年という熟成期間を設け、その間、職人の手による動瓶を行うなど、他とは一線を画すこだわりのワイン造りをおこなっています。
ベラヴィスタのフランチャコルタ 多彩、奥行きと絶妙なバランス!の感想
勢い良く豊富に泡立ち、非常に繊細な泡が長く続く。
やや濃いめのイエロー。薄めのゴールドに近いかもしれない。
やや柔らかいレモンやグレープフルーツ、りんご、ラフランス、緑のハーブ、白い花、バニラなどの香り。
非常にふくよかでフルーティだけど、涼しげな香りです。
フレッシュ感がある非常にイキイキした香りにも感じます。
口に含むと、程良い酸味、少し苦味と甘味を感じる。
麦わら、りんご、グレープフルーツ、少しオレンジ、蜂蜜、ラフランス、酵母などの味わい。
香りに感じたような要素が味わいとして感じ、それらが綺麗にまとまり、果実を中心とした味わいになります。
多彩な味わいがどこまでも深く続くような味わいで、非常に奥行きを感じます。
そして、絶妙なバランスです!
そんな複雑で、多彩さと奥行きがありますが、綺麗な酸が程良く爽やかな印象にしてくれます。
また、程良い酸味と、少し感じる苦味や甘味とのバランスも非常に良いです。
ベラヴィスタのフランチャコルタはやはり素晴らしい!
美味しいを連発してしまう程の美味しさでした。
ベラヴィスタが造るフランチャコルタを久しぶりに抜栓しましたが、やはり美味しいワインです。
多彩さがあり、フルーティで、爽やかでもありますが、奥行きがあり、酸味と苦味、甘味などの全てのバランスが絶妙なフランチャコルタです。
以前飲んだ時以上に、美味しく感じます。
テイスティング後にワインの情報をチェックすると、畑の60の区画ごとにワインを仕込み、それらのワインに6~9年熟成させたリザーヴワインを加えているとのことです。
ワインを実際に飲んで感じる多彩さと奥行きは、60もの区画のワインとリザーヴワインによるものなんでしょう。
そして、素晴らしいバランス感は、各区画のワインやリザーヴワインを絶妙なバランスでアッサンブラージュしているからなんだと思います。
技術とコスト、手間暇がかかってるからこそ、この美味しさが生み出されているんだと思います。
普段飲むには4000円台~と少し高価ですが、ベラヴィスタのフランチャコルタはちょっとした記念日に開けたい素晴らしいワインだと思います。
ちなみに、新年のお祝いに、お正月に抜栓しました。
ベラヴィスタのフランチャコルタ 多彩、奥行きと絶妙なバランス!に合わせた料理など
・ガレット・デ・ロワ / 進々堂(公式ページはこちら)。京都高島屋店で購入。
「バターを練り込んだパイ生地で、アーモンドクリームを包み込んで焼き上げました」(公式ページから抜粋)
アーモンド、バニラ、バターなどの香ばしさ、コクやまろやかさが非常に美味しい!
シンプルな材料で、全体的にはバタ臭さがなく、それでいて上品で優しい味わいです。
ベラヴィスタのフランチャコルタと合わせると、酸味が少しアップして、よりフレッシュなフルーツが感じられ、ガレット・デ・ロワのコクも感じられ、良いペアリングです。
ベアリングとしてはもちろん良いレベルですが、個人的には酸味のアップがなければ、ワインの多彩さや奥行きをより感じられ、ガレット・デ・ロワ共々引き立ちそうな気がします。
プチ贅沢のベラヴィスタのフランチャコルタと、年始に食べるカレット・デ・ロワは、ピッタリの組合せでした。
ベラヴィスタのフランチャコルタ・グランデ・キュヴェ・アルマ・ブリュットの基礎情報
・ワイン名:フランチャコルタ・グランデ・キュヴェ・アルマ・ブリュット
・生産者:ベラヴィスタ
・生産地:イタリア>ロンバルディア州
・原産地呼称等:DOCGフランチャコルタ
・葡萄品種:シャルドネ79%、ピノネロ20%、ピノビアンコ1%
・気候や土壌:粘土質・石灰質土壌。
・栽培・醸造法等:自社畑。有機肥料のみ使用。区画ごとに最適なタイミングで、手作業で収穫。区画ごとに仕込んだ約60種のワインに、6年~9年熟成のリザーヴワインを添加。4年以上の瓶内熟成。瓶内熟成中はボトルを職人の手作業でルミアージュ(動瓶)を実施。
・評価:ジェームスサックリンク92点、ヴィノス91点、ワインスぺクテーター90点、サクラアワード2022ゴールド受賞。
・インポーター:エノテカ
・参考価格(ネットショップ):4000円台~
・購入時期/抜栓時期:2022.10./2023.01.
・購入先:エノテカオンライン(公式ページはこちら)
エノテカオンラインのクラブエノテカプレミアム(VISAカード)の特典であったケースオーダー40%割引で、3000円台で購入。
ベラヴィスタのワイン関連のおすすめ記事
今回はベラヴィスタが造るフランチャコルタ・グランデ・キュヴェ・アルマ・ブリュットを抜栓しました。
フルーティで多彩、爽やかで奥行きがあり、バランスが絶妙なワインでした。
・アルマ・テッラ2019/ベラヴィスタ
3300円台~。
柑橘系果実、白い花、ナッツ、麦わらなどの香り。開くと、ラ・フランスやメロン、黄色い花やナッツなどの香り。
口に含むと、柑橘系果実、ナッツ、ミネラル、ハーブなどの味わい。開くと、ラ・フランスやメロン、柑橘類、ミネラル、ナッツ、ハーブなど味わい。