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ブルガリアの白ワイン サイクル・シャルドネ・コロンバール2015
生産者:ミンコフ・ブラザーズ
ピノ・ノワール※では大変お世話になっているブルガリアのミンコフ・ブラザーズ(※下記記事ご参照ください)の白ワイン。
ブドウ品種がシャルドネとコロンバールです。
2015ヴィンテージは何本かリピートして飲んでおり、お気に入りの一本です。
1000円程度と破格なところもリピートしてしまうポイントです。
コロンバール種はフランス原産の白ワイン品種で、フランス以外にもアメリカ(カリフォルニア州)、南アフリカなど広い地域で栽培されています。
単一品種で爽やかなワインが作られることもあれば、シャルドネやシュナン・ブランとのブレンドに使われたりします。
一般的には、ライムや青りんごなどフレッシュで爽やかな香りとナツメグなどのスパイス香がある。
ジューシーな果実味が特徴です。今回のワインにもその要素が加わり、シャルドネだけとは一風違う美味しいワインになっていました。
また、ミンコフ・ブラザーズの情報は購入先のエノテカさんのページから抜粋・要約しています。
ミンコフ・ブラザーズは1875年ブルガリアのカルノバドにある教会地区に設立した歴史あるワイナリーです。設立当時と変わらない「ワイン造りは畑から始まる」という信念を貫き、健康なブドウを育て、そのブドウからワインを造ることに重きを置いています。ワイナリーのあるカルノバドの肥沃な土壌と恵まれた気候条件を生かし、技術的な醸造を極端に控えることでテロワールを表現している。
ブルガリアはヨーロッパの南東部、バルカン半島に位置し、北部はルーマニア、南部はギリシャやトルコに接しており、約4000年前に文明を発展させたトラキア人によりワインが醸造されたと言われる、世界最古のワイン醸造国の1つです。
一時は世界2位のワイン生産国となるほどのワイン大国であったが低迷し、その後海外からの融資を受け、近代的なワイナリーを設立する生産者も現れるとともに、1999年にテロワールの概念を導入した新たなワイン法が制定されたことで、より高品質なワインを造り出しています。
ブルガリアの白ワイン(シャルドネ他) ワインの感想
透明感のあるやや薄めのイエロー。爽やかなライムやグレープフルーツの果実、ハーブの爽やかな香り。
りんごや青りんごなどの果実に加え、ライムのなど柑橘系果実、ハーブの味わい。
程よい酸味があり、非常にバランスが良い。
香りもかなり楽しめ、飲み口のバランスが良く、爽やかに飲めるので、どんどん飲でしまうようなワインです。
南国果実の要素はあまりなく、冷涼な地域で造られた柑橘系果実が中心なさっぱり目なシャルドネという印象です。
コロンバールの特徴も結構出ているのかもしれません。ソーヴィニヨン・ブランの青っぽさ(モン・ペラ・ブランの記事へのリンク)ともまた異なり、青りんごとライムのイメージでしょうか。
これで1000円程で飲めるなら、旨安ワインで、かつ、デイリーワインにもぴったりです。
食前酒、食中酒にも合い、日本料理にも合わせやすいワインだと思います。
半ダース程度をまとめ買いしたいですが、保管場所が…。
ブルガリアの白ワイン(シャルドネ他) ワインの基礎情報
・生産地:ブルガリア
・葡萄品種:シャルドネ70%、コロンバール30%
・参考価格:1000円程
・ 購入先:エノテカオンライン
ブルガリアの白ワイン(シャルドネ他)に関連するおすすめ記事
・価格は少し上がり2000円位ですが、シャルドネ100%と比較して、コロンバールの要素を探求するのも楽しそう。ルーデュモンのペイドック・シャルドネ。
・1000円半ばの日本のシャルドネ100%と比較するのも面白そう。高畠ワイン・クラッシック・シャルドネ。
・ミンコフ・ブラザーズが気になる方は、同じ生産者のサイクル・ピノ・ノワールです。
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※アマゾンは同じ生産者のスパークリングです。
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