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高畠ワイナリー高畠ワイン・クラシック・シャルドネ2016
生産者:高畠ワイナリー
山形県のシャルドネをいただくのはこれが恐らく初めてです。
購入先のエノテカさんの解説を以下に抜粋・要約しておきます。
エノテカオンライン「高畠ワイナリー」のぺージへのリンク
ワイナリーが位置するのは山形県南部、置賜盆地にある高畑町。古くから果樹栽培が盛んな地域で、アメリカノナパ・ヴァレーやギリシャと同じ北緯38度に位置しています。
ブドウの栽培は明治初頭、シャルドネ種、デラウェア種の出荷量は市町村谷では全国一。夏から秋にかけ寒暖の差が非常に激しく、ブドウの栽培期間は長く、糖度、酸、ミネラルが豊富な熟殿高いブドウが収穫できます。
2009年から醸造責任者を務めている川邉久之氏は、カリフォルニア大学デイヴィス校やナパ・ヴァレー・カレッジにてブドウ栽培、ワイン醸造、ワイナリーマネージメント、マーケティングのコースを修了後、カリフォルニア・ナパヴァレーの「Silverado Hill Cellars」にて日本人初となるワイン醸造責任者を務めた人物。
ブドウ造りを第一に考え、土壌改良、収量制限、日照をより多く得るための工夫といった努力と試行錯誤を重ねている意欲的なワイナリー。2005年からナイトハーベスト(日中に蓄えた高い糖度を保っている深夜に最高の状態でブドウを収穫すること)を導入するなど向上のため様々な試みを行っている。
これ程の手間暇と葡萄の栽培に対するこだわりや工夫を重ねることで、品質の向上を図っておられることに感動すら覚えます。
近年の日本ワインのクオリティの向上はまさに躍進と呼べるものではないかと感じます。
そういった背景に、最新技術や設備の導入と行った技術革新的な面ばかりを考えていました。しかし、実際には技術に加えて、人が土壌を慈しみ、葡萄に愛情を惜しげもなく注ぎ、その結果として、素晴らしいワインができていることを知ることができました。
今後も素晴らしいワインが造られることを期待したいと思います。今後も注目ですね!
高畠ワイナリーのシャルドネ ワインの感想
美しいレモンイエローです。
梨や爽やかな柑橘系の果物に、ハーブと花の香りが加わり、芳醇な印象です。
味わいは芳醇な果実味があり、予想以上にボリューム感のある味わいです。
酸味は強すぎないレベルで、うまくバランスを取っています。
予想以上の美味しさに驚きました。芳醇ですが、濃すぎず、爽やかさが共存するあたりが、日本の気候に合うワインと感じます。
山形県のシャルドネは恐らく初めての経験で、しかも1000円半ばで購入していましたので、今後リピート必至ですね。
高畠ワイナリーのシャルドネ ワインの基礎情報
1 生産地:日本 >山形県 >高畠町
2 葡萄品種:シャルドネ100%
3 参考価格:1000円半ば
4 栽培他:ナイトハーベスト、土壌改良、収量制限、日照量の工夫
5 購入先:エノテカ
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以下の産地は様々なシャルドネ。価格はちょっとの贅沢ですが、手が届く範囲かも。私のテイスティングコメントは素人のため全部同じようになってしまいます。比較する機会があれば皆さんの感性でぜひ感じてみてください!
カリフォルニアのシャルドネ。ロバート・モンダヴィ。2000円程度。

アンリのブルゴーニュ・シャルドネ。2000円台。

イタリアのピエモンテ州サラッコ(生産者)のシャルドネ。

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