ファルツ(白)

フリードリッヒ・ベッカーのシャルドネ Qba トロッケン 

ドイツのピノ・ノワールを飲むようになって、クオリティの高さと私の好みな味わいや香りに魅かれるようになりました。

本ブログで記事にしているフリードリッヒ・ベッカーのピノは非常に美味しいです。ベッカーのピノの複数種類を飲み、いずれも私好みでした。ベッカーのピノの感想の記事はこちら(本ページ後段に飛びます)

そこで、今度はベッカーのシャルドネを飲んでみようと思い、今回初めて購入しました。2000円台半ば位です。

恐らくドイツのシャルドネそのものを飲むのが初めてではないかと思います。

もともとドイツは緯度が高く、冷涼な気候なため、赤ワインよりも白ワインの産地という印象でした。

とすると、シャルドネも美味しいのではないでしょうか。期待値が上がりますが、上げ過ぎずに1本のワインとの出会いを楽しもうと思います。

ちなみに、このワインは葡萄畑ココス(楽天市場)でまとめ買いした1本です。その時の記事は下記です。ご参考まで。

楽天市場の葡萄畑ココスでおすすめ旨安ワインを8本買い! 楽天市場のワインショップである葡萄畑ココスで、8本まとめ買いした私のお気に入りのワインや気になるワインなどを紹介しています。葡萄畑ココスからワインを買うようになるまでのネットでのワインショップの私の探し方も紹介しています。...

ベッカーのシャルドネQbaトロッケン2018

ワインの情報は購入元の葡萄畑ココス(楽天)から引用しています。

確かにドイツと言えば甘口白ワイン。実際のドイツのワイン法では糖度が格付の考え方に含まれている程です。

そして、シャブリに通じる貝殻石灰質土壌は、美味しい爽やかなシャルドネが造り出されそうですよね。

詳しくはこちら(葡萄畑ココス(楽天)のページ)

ファルツでシャルドネという品種は決してメジャーではありませんが、ファルツにはシャブリのような貝殻石灰質の土壌があります。地球温暖化の影響で、ドイツは近年グレートヴィンテージ続き。実はポテンシャルを秘めた生産地なのです。
「ドイツといえば、甘口のワインでしょ?」と思ってこのワインを口にすれば、びっくりされるはず。専門的に表すなら、 アルコール11.9%、残糖:2.7g/l 酸:6.8g/l 。これはブルゴーニュのシャルドネと変わらないくらいの辛口のシャルドネです。

ドイツのシャルドネ 生産者:フリードリッヒ・ベッカー

生産者の情報は購入元の葡萄畑ココス(楽天)から引用しています。

詳しくはこちら(葡萄畑ココス(楽天)のページ)

フリードリッヒ・ビッカー醸造所は、ファルツ地方の中でもフランス・アルザスに面した国境近くにあります。
ゴーミヨ誌で8年連続最優秀赤ワイン賞を受賞するほどの、ピノ・ノワールの名手です。

1973年に独立当時、周囲をはじめドイツの多くの生産者が、甘口の白ワインを作っていました。ベッカーはその当時から、周囲にあざ笑われようとも、きりっと酸のあるエレガントなワインを作り続け、やがてその実力はドイツ中、世界中に認められるようになりました。
ベッカーを特徴づけるキツネのラベルは、イソップ童話の「酸っぱいブドウとキツネ」のお話から。当時の周りの評価を皮肉ってエチケットに採用しました。

フリードリッヒ・ベッカーのシャルドネの感想

抜栓直後、爽やかな柑橘系果実、グレープフルーツやレモン、ハーブの香り。

なんとなく樽を効かせた、まったりした南国果実を勝手にイメージしていましたが、真逆でした。ドイツの緯度を考えると、ある意味当然ですね。

さてスワリングすると、柑橘系果実に加えて、ピーチ、栗、パッションフルーツ、バナナ、パイン、バター、清涼感のあるハーブなどの香り。

爽やかさが勝っていますが、その背後からまったりとした南国果実感が現れてきました。しかし、やはりまったりし過ぎていないので、全体としては爽やかさが中心です。

非常に様々な香りの要素があり、非常に楽しめます。ずっと香りをとっていたくなるような多様さです。

柑橘系果実とハーブを漂わせながら、1つ1つの他の香りがめまぐるしく、現れては消えるを繰り返すような印象で、非常に楽しい時間が過ごせます。

 

口に含むと、はっとさせられます。それは、酸味とミネラル感です。酸味はしっかりとしていて、そして、非常にミネラリーです。

フレッシュなレモン、グレープフルーツなどの柑橘系果実の爽やかで、少し苦味もある味わい。ハーブやスパイスも感じます。

果実味豊富で、爽やかな柑橘類のフルーツジュースを飲んでいるようでもありますが、もっと複雑な飲み物です。私ごときでは表現できません。もちろん柑橘果実のフレッシュジュースのように酸っぱくはないです。

余韻はレモンや和柑橘などの柑橘系果実がハーブとともに印象に残ります。

 

抜栓したまま、ゆっくりと常温で飲んでいると、柑橘系果実の後ろから、塩気やミネラルの旨味を含んだバターやパッションフルーツなどの南国感を思い起こす味わいが少しずつ現れてきました。

これはこれで美味しい。全体では爽やかですが、味の深みが出てきているような印象です。

美味しく、楽しめるシャルドネです。

 

久しぶりに冷涼な地域のシャルドネを飲んでいる感覚でした。

味も香りも複雑で、様々な要素を感じますが、全体的には柑橘系果実の爽やかさを感じるシャルドネです。温度を上げ、開かせると、南国感が出てきます。

ある程度冷えた状態で飲めば、和食にも合いそうですし、イタリアンの魚介料理、例えばカルパッチョとかにも合いそうです。特にこれからの季節にお鍋と共にいただきたい。魚介類が入ってても美味しそうです(試してないので、本当に合うかは分かりません。悪しからず)。

価格も2000円台半ばでしたので、おすすめのシャルドネです。

フリードリッヒ・ベッカーのシャルドネの基礎情報

・生産地:ドイツ>ファルツ

・葡萄品種:シャルドネ

・参考価格:2500円台

・原産地呼称等:Q.b.a.

・栽培・醸造法:ステンレスタンクと一部大樽を使用

・インポーター:ヘレンベルガー・ホーフ

・購入先:葡萄畑ココス(楽天)

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ワインの探究者ヴァンさん
★週末だけでもいいので、ちょっと美味しいワインを飲みたい!というタイプです。★必然的に家飲みが多めですが、ソムリエ・ソムリエールがサーブするワインバーも大好きです。 ★直近2年程で500種類を飲み、ワインセラーのストックは300本超に。 ★好きなコミック:『神の雫』

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