目次
ルーデュモンのブルゴーニュ・ブラン・キュヴェ・ファミーユ2016
ルーデュモンは、下記過去の記事の「引用」で記載のとおり、私にブルゴーニュ・ルージュ、そしてピノ・ノワールの素晴らしさを教えてくれた生産者です。
そして、今回は始めていただくルーデュモンのキュヴェ・ファミーユです。「ビュロー・ヴェリタス」(旧「カリテ・フランス」)の認証を受けたビオロジー(有機)栽培のぶどう100%で造られたワインです。
購入先のショップの説明では、秀逸なAOCヴィレ・クレッセを格下げして、ACOブルゴーニュ・ブランとしてリリースしているワインです。平均樹齢30年、天然酵母のみで発酵、ステンレスタンクで17ヶ月間熟成したものです。
また、いつものルーデュモンのエチケットの「天・地・人」とは異なり、版画家・宮崎敬介氏が手がけた特別コラボレーションラベルです。
セラーにはこの1本しかないので、じっくり堪能したいと思います。
ブルゴーニュ・キュヴェ・ファミーユの生産者ルーデュモン
ブルゴーニュワインへの探究の道を私に開いてくれた大好きなルーデュモン。
日本人の仲田晃司氏が自分の手でワインを造ってみたいという夢を抱いて単身渡仏し、各地の醸造家のもとで修業の上、ついにはブルゴーニュでワイナリーを設立。そのワイナリーがルーデュモンです。
ネゴシアン(ブドウを買付し、醸造はワイナリーで行う)ものをリリースし、現在は自ら畑を所有してブドウ栽培から一貫したワイン造り(ドメーヌもの)もされています。
コミック「神の雫」に掲載された生産者でもあります。
そして、少し前にNHKの「仕事の流儀」でルーデュモンが紹介され、日本でさらに火が付いた感があります。そのNHKで放映された際のワイン造りへのこだわりぶりは同じ日本人として誇らしく思うほどでした。
また、有名な話となりましたが、ブルゴーニュの神様故アンリ・ジャイエ氏から薫陶を受けたことも素晴らしい生産者の証だと言えるのではないかと思います。
詳細はこちら(エノテカオンラインのページ)
ルーデュモンのブルゴーニュ・キュヴェ・ファミーユの感想
白い花々、グレープフルーツなどの柑橘系果実、バター、ナッツなどの多様な香り。口に含むと、洋梨、グレープフルーツ、リンゴ、ナッツ、バターなどの多様な味わいがします。少しトロミがあり、ミネラリーです。程良い濃厚さを、酸味がスマートな余韻に仕上げています。
非常に美味しいです。味わいと香りが多様で多層的な奥が深いワインです。味わいは濃厚な方だと思いますが、ミネラル感やジューシーさ、そして酸味が飲み易くしています。本当に美味しいブルゴーニュ・ブランです。
リピートをしたいワインの1つとなりました。2017ヴィンテージリリース時には複数本買いだめしたいと思います。
ルーデュモンのブルゴーニュ・キュヴェ・ファミーユの基礎情報
・生産地:フランス >ブルゴーニュ(>ヴィレ・クレッセ)
・葡萄品種:シャルドネ
・栽培法:ビオディナミ(「ビュロー・ヴェリタス」(旧「カリテ・フランス」)の認証)、平均樹齢30年、
・醸造法:天然酵母のみで発酵、ステンレスタンクで17ヶ月間熟成
・購入先:ワインセラーウメムラ(楽天)
・参考価格:3000円台~
ルーデュモンのブルゴーニュ関連のおすすめ記事
いずれもルーデュモンのワインです。