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モンパルナスのビストロのプティ・シャブリ2018
生産者:オリヴィエラ・ルセントレ(oliviera lecestre)
このワインは、アルザスのワイナリーツアーを含むフランス旅行の際に、パリのモンパルナスのシーフード・レストランで料理に合わせていただきました。宿泊していたホテルからほど近い、隣の通りにあるお店です。手広くやっておられるようで、この近くに同じ系列のもっと高級系のシーフードレストランも経営されていました。どちらに行くか迷いつつ、高級系は生牡蠣など魅力的なラインナップが書かれていて、かなり惹かれましたが、明日飛行機に乗らなければならないということで泣く泣く諦め、ビストロの方で温かい料理にすることにしました。
下記記事はフランス旅行で食べた料理等の記事です。
シャブリはブルゴーニュの中のシャブリ地区で造られているワインで、ブドウ品種はシャルドネから造れています。私のイメージですと、すっきりとした飲み口で柑橘系の雰囲気を持ちますが、それに加えて強調しすぎない南国果実が加わっているような印象があります。
結構お気に入りで、オイスターバーとかに行くとよくシャルブリを牡蠣に合わせていただいたりしています。
このシャブリは、「プティ」とついていますが、シャブリのAOC※ではプティ・シャブリ、シャブリ、シャブリ・プルミエ・クリュ、シャブリ・グラン・クリュの4段階があります。その中ではプティ・シャブリはもっともシャブリとして名乗るための条件が緩和されているワインと言えそうです。
※フランスワインのAOCについては、こちらの記事を参照ください。
モンパルナスのビストロのプティ・シャブリのワインの感想
酸味は強く感じない、さっぱりとした柑橘系果実、シャルドネらしいふくよかな香りもある。口に含むと、微かな甘味、レモンと、和製の柑橘(カボスやゆず)などの柔らかい酸味の柑橘系果実の味わい。全体ではさっぱりとした印象ですが、さっぱりだけで終わらず、ラ・フランスやアプリコットなどの味わいも隠し味に入っていて、さすがシャブリと思えるような味わいでした。微かな甘みも伴っています。
価格が日本円だと3400円程度ということで、パリのビストロ価格だと考えると、クオリティもあり、お値打ちな方ではないかと思います。
フランス旅行最後の夜は美味しいプティ・シャブリとシーフード料理で終了となりました。そのあと、美味しいデザートを食べましたが、また別の記事でご報告します。
モンパルナスのビストロのプティ・シャブリ ワインの基礎情報
1 生産地:フランス >ブルゴーニュ >シャブリ
2 葡萄品種: シャルドネ
3 参考価格: 29€(3400円。@117円/€)
4 購入先:パリ、モンパルナスのシーフードレストラン「le bistrot du dome」
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3300円台~。牡蠣と合わせるために購入た。シャブリのミネラリーさや爽やかさが牡蠣のみずみずしさと良く合うし、牡蠣の味わい深いところはシャブリのふくよかな部分にぴったりのワインでした。