今回はイタリア全20州制覇のため、ラスト3州のカラブリア州、ラツィオ州、リグーリア州の3州をまとめ買いした内の1本です。
今回抜栓したのはリグーリア州のワインで、イタリアの北西の位置にあり、ピエモンテ州の真南に所在します。
ブドウ品種はヴェルメンティーノ(ロール)で、トスカーナ州やリグーリア州、南仏などで造られていて、上品な爽やかさとふくよかさがあり、お気に入りです。
お気に入りのブドウ品種ヴェルメンティーノ、初めてのリグーリア州のワインです。期待して抜栓したワインの感想です。
目次
リグーリア州のおすすめ エチケッタ・グリージャ・コッリ・ディ・ルーニ・ヴェルメンティーノ2020
リグーリア州のおすすめ ルナエがヴェルメンティーノで造るワインの情報は購入先のエノテカから抜粋・引用しています。
淡いレモンイエローの色調。レモンやライム、グレープフルーツなど爽やかな柑橘系のアロマに、華やかなジャスミンとハーブの繊細で上品な香りがグラスから立ち上ります。口当たりはフレッシュで、透明感のある果実味が感じられる調和の取れた味わい。伸びやかな酸がエレガントな余韻を導き、爽やかなミネラル感が長く残ります。
詳しくはこちら(エノテカオンラインのページ)
リグーリア州のおすすめ ヴェルメンティーノで造るワインの生産者:ルナエ
リグーリア州のおすすめのヴェルメンティーノで造るワインの生産者、ルナエの情報は購入先のエノテカから抜粋・引用しています。
詳しくはこちら(エノテカオンラインのページ)
ルナエは、パオロ・ボゾーニ氏が1966年に設立したワイナリー。リグーリア州で最も生産量が多いワイナリーへと成長しました。
ルナエが手掛けるフラッグシップワイン、エチケッタ・ネラはガンベロ・ロッソにて3年連続で最高賞のトレ・ビッキエリを獲得。さらに世界的に有名なワイン評価誌デキャンタ誌においても数多くの賞を受賞し、リグーリア州を代表するワイナリーとして世界に名を轟かせています。
ワイナリーが位置するリグーリア州は昼間は暖かい風が吹き、夜は山からの冷たい風が吹くため昼夜の寒暖差が大きく、このミクロクリマのおかげでフレッシュさと、熟成に向くしっかりとした酸がワインに備わります。
ルエナが所有する畑は、海に近い平野部、丘のふもと、丘陵地の大きく分けて3つのエリアに位置します。それぞれ標高や土壌が異なる畑を所有し、造るワインのタイプによってどの場所のどの畑にするかを決定。各畑の面積はほとんどが1ha未満、最大でも2haという小さな畑で、品質へのこだわりから機械は一切使わず、すべて手作業、収穫も手摘みで行っています。
リグーリア州のおすすめ ルナエがヴェルメンティーノで造るワインの感想
透明感があり、艶やかな淡いイエロー。非常に美しい。
白い花、パッションフルーツ、ラ・フランス、ライム、トロピカルフルーツ、ハーブなどの香り。
南国果実を感じてふくよかですが、こってりはしていず、柑橘類の爽やかさもあり、非常にバランスのいい香りです。
口に含むと、酸味と甘味がいずれも控えめにある。ライムやグレープフルーツなどの柑橘類、ナッツ、酵母、ミネラルなどの味わい。
酸味は控えめですが、柑橘類の爽やかさと、ふくよかさのバランスが良いワインです。甘味が控えめにあり、優しい印象です。また、非常にジューシーで、果汁たっぷりな印象でもあります。
親しみやすく、上品なワインで、非常に美味しいです!
南仏やイタリアで見かけるブドウ品種ヴェルメンティーノ(ロール)は、爽やかですが、酸味が控えめなため、親しみやすいので、お気に入りのブドウ品種です。
最近、魚介系の料理などに合わせるワインは、ソーヴィニヨンブランとヴェルメンティーノがよく思い浮かびます。
今回抜栓したルナエのヴェルメンティーノは、イカ墨パスタや真鯛のソテー、ホタテのスモークなどの魚介系、そして、豚肉のリエッタやパテ・ド・カンパーニャなど肉系と様々なものに合わせてみました(次章)が、いずれの料理にも合います。
非常にフードフレンドリーです。
価格も2000円位からとお手頃で美味しいワインですので、日常の料理に合わせて楽しむのもおすすめな飲み方です。
もちろんワイン単独で飲む場合も、ワインのクオリティは非常に高く、美味しいですので、おすすめです!
リグーリア州のおすすめ ルナエがヴェルメンティーノで造るワインに合わせた料理
・愛媛県産 真鯛のソテー アンチョビ、ケッパーのバターソース:オステリア ガウダンテ
何度かリピートしているオステリア ガウダンテの真鯛のソテーは非常にコクがあり、美味しい! アンチョビとバターのソースがよく合います。
ルナエのヴェルメンティーノと合わせると、真鯛のコクを感じつつ、少し香ばしくなり、アンチョビとワインの柑橘類はしっくりときて、良く合っています。
真鯛の味わいとワインの柑橘類を共に楽しむことができて美味しいです。良いペアリングです。
・前菜の盛り合わせ「ガウダンテスタイル」:オステリア ガウダンテ
ワインにホタテのスモークを合わせると、スモークの良い香りが漂い、ワインのシトラスやふくよかさに、より複雑さが加えられてマッチします。
パテ・ド・カンパーニャのお肉のしっかりとした味わいを、ワインが少し軽やかにしてくれます。ワインの爽やかな柑橘類の味わいはしっかりと残ります。
リエッタ(onバゲット)はバターっぽいコクがありつつ、あっさりしていて美味しい。ワインに合わせると、リエッタのコクがより出てクリーミーでまろやかになり、同時に、ワインの柑橘類がしっかりと生きていて美味しいです。
いずれの前菜も美味しく、ワインと色々合わせるのが楽しい、ガウダンテの前菜盛り合わせです。お近くの方は是非一度ペアリングを試してみて欲しいです。
今回はイタリアワインとイタリア料理を合わせてみました。
・オステリア ガウダンテ:「気軽に楽しむ本格イタリアン。大切な記念日にも、お友達と賑やかに楽しむ日も。イタリアワインとともに本場イタリアの量と味を大阪と神戸でお楽しみください。」(公式ページより引用)
URL | http://gaudente.jp/ |
住所 | 大阪店:大阪府大阪市北区梅田1丁目11−4 大阪駅前第4ビル B1F
神戸店:兵庫県神戸市中央区東川崎町1丁目6−1 神戸ハーバーランドumie モザイク 3F |
アクセス | 大阪店:大阪メトロ・谷町線・東梅田駅、JR・大阪駅、阪急・梅田駅より徒歩5分
神戸店:神戸高速鉄道・東西線・高速神戸駅より徒歩12分 |
・イカ墨パスタ:「モンテベッロ イカスミのパスタソース」(モンテ物産)&「ロング パスタ」(PECK)
イカ墨の香ばしさと、コーヒーっぽい独特なコクがあり美味しい。パスタはPECKの美味しい小麦の風味を感じます。イカ墨ソースは太めのモチモチのパスタとよく合います。
ルナエのヴェルメンティーノと合わせると、イカ墨ソースを少し爽やかな印象にしてくれます。余韻にはイカ墨ソースのコーヒーっぽい風味が現れてきます。
今回はイタリアワインに、モンテベッロのイカ墨パスタ、イタリアの小麦で造るPECKのパスタとイタリア尽くしで合わせてみました。
・モンテベッロ イカスミのパスタソース:モンテ物産
「濃厚なソースのなかに後を引く美味しさを楽しめます。イカスミの香りと魚醤の味わいが口の中に広がります。」
・ロング パスタ スパゲッティ/PECK。高島屋オンラインストア(公式ページはこちら)
「小麦の風味はもちろん、モチモチとしたアルデンテの食感が楽しめ、ソースにもからみやすいパスタです。」
「イタリア中部の小麦を使い、銅型で抜き低温で長時間乾燥させたパスタです。どんなソースにも合う、基本のパスタ(約2mm)です。」
リグーリア州のおすすめ ルナエがヴェルメンティーノで造るワインの基礎情報
・ワイン名:エチケッタ・グリージャ・コッリ・ディ・ルーニ・ヴェルメンティーノ2020
・生産者:ルナエ
・生産地:イタリア>リグーリア州
・葡萄品種:ヴェルメンティーノ
・原産地呼称等:DOC.コッリ・ディ・ルーニ
・気候や土壌:昼夜の寒暖差が大きい
・栽培・醸造法等:手摘み。機械を使わず全て手作業。
・インポーター:モンテ物産
・参考価格(ネットショップ):2000円台~
・購入先:エノテカオンライン(公式ページはこちら)
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ヴェルメンティーノ(ロール)で造るワイン関連のおすすめ記事
イタリア、リグーリア州のヴェルメンティーノで造るルナエのエチケッタ・グリージャ・コッリ・ディ・ルーニ・ヴェルメンティーノを抜栓しました。柑橘類が爽やかな、酸味の優しい親しみやすい白ワインでした。料理との相性も非常にいいワインです。
下記記事はフランス、プロヴァンス地方とイタリア、トスカーナ州の、同じくヴェルメンティーノ(ロール)種で造る、どちらもおすすめの白ワインです。
プロヴァンスのコート・ド・プロヴァンス2015/ドメーヌ・サン・タンドリュウ
2000円台。ライムなどの柑橘系果実、青リンゴ、花々、バター、ハーブや、バナナ、マンゴーなど南国果実の香り。バター、パッションフルーツ、甘いパイナップル、バナナなどの南国果実のふくよかな味わい。
ヴィスタマーレ2018/カ・マルカンダ
8000円位。3種の個性豊かなブドウ品種をブレンド。シトラスを中心とする複雑で多様な香り。柑橘系果実の爽やかさと、独特なふくよかさ、ミネラル感が同居した非常に滋味深く美味しいワイン。