今回のワインはフェラガモ・ファミリーが所有するトスカーナ州のワイナリー、イル・ボッロが造るシャルドネです。
イル・ボッロのワインは以前から赤・ロゼワインは飲んでいて非常に美味しかったです。当然白ワインも気になるところでしたが、飲んだことがありませんでした。
そんなイル・ボッロの白ワインのラメッレは私の好きなシャルドネ100%で造られていて、なおさら気になる存在です。
しかし結構高価で、エノテカだと通常価格は税込5500円です。
高価だったので、すぐに手が出なかったのですが、少し前にエノテカでやっていた『よりどり3本1万円』(約3600円/本)のセットでラメッレが選択できたので、迷うことなくチョイスしました。
実際には迷って3セット購入していますが…
という訳で、ついに実現したラメッレの抜栓です!
目次
イルボッロのシャルドネ ラメッレ2019
ワインの情報は購入先のエノテカから引用しています。
2019ヴィンテージのコメント
レモンやグレープフルーツなどの柑橘系果実やピーチなどのアロマに、白い花やホワイトペッパーなどのヒントを帯びた香りがグラスから立ち上ります。
新鮮な果実味とバランスの取れた酸が綺麗に調和したエレガントなスタイル。豊富なミネラル感が、アクアパッツァなどの旨み溢れる魚介料理を引き立ててくれます。
詳細はこちら(エノテカオンラインのページ)
トスカーナのシャルドネ ラメッレの生産者:イルボッロ
生産者の情報は購入先のエノテカから抜粋・引用しています。
詳細はこちらの(エノテカオンラインのページ)
初リリースの1999年以来、ワイン・アドヴォケイト誌やワイン・スペクテーター誌などにおいて90点越えの高評価を次々と叩き出し、徹底した品質至上主義から生まれる味わいにより、たちまち世界に認められるワイナリーとなりました。
土壌は主に砂岩の岩盤に石灰質の堆積物で、約45haの畑ではメルロやシラー、カベルネ・ソーヴィニヨン、サンジョヴェーゼ、プティ・ヴェルド、シャルドネを栽培している。
「ブドウ栽培を完璧に行って、初めて最高のワインが生まれる」という哲学のもと、ビオロジック農法を採用。化学肥料や殺虫剤に一切頼らず、土壌が本来持っている自然な活力を引き出した最高のブドウ栽培を行っています。
イルボッロのシャルドネ ラメッレの感想
フレッシュなパッションフルーツやバナナなどの南国果実、少し緑をイメージするハーブ、レモンやライムなどの柑橘系果実、白い花などの多様な香り。
口に含むと、パッションフルーツ、トロピカルフルーツなどの南国果実、ライムやレモンなどの柑橘系果実、白胡椒などのスパイス、ハーブなどの味わい。
フレッシュな果実味が豊富で、非常にミネラリーなワイン。
香りは爽やかさが伴いますが、南国果実のまったり感のある印象です。しかし味わいは抜栓直後はさっぱりめな印象です。もちろん南国果実感もあります。
その後、温度が上がり、開いてくると、バターっぽさも出て来て、まったりとした南国果実感が少し強調されます。
抜栓直後と開いてからは少し印象が変わりますが、いずれも魅力的な味わいと香りです。
可能なら両方味わって、ワインのポテンシャルを存分に楽しんで欲しいワインです。それだけのクオリティと価格のワインです。
冷えた状態で飲めば、柑橘系果実と南国果実の同居の印象を受けます。温度を上げると、南国果実やバターっぽい濃厚系の印象に、柑橘系果実が爽やかさを添えるようなワインと感じました。
イル・ボッロの白ワインは初めてでしたが、さすがはイル・ボッロと思わせる美味しいシャルドネです。
ちょっと高価ですので、お値打ちに買えるチャンスがあったら、ぜひ試していただきたいワインです!
イルボッロのシャルドネ ラメッレの基礎情報
・生産地:イタリア>トスカーナ州>キャンティエリア
・葡萄品種:シャルドネ
・原産地呼称等:IGTトスカーナ
・土壌:主に砂岩の岩盤に石灰質の堆積土壌。海抜500m。
・栽培・醸造法等:オーガニック、ユーロリーフ(EU)、スオーロ・エ・サルーテ(イタリア)。ビオロジック農法。化学肥料や殺虫剤は不使用。
・インポーター:エノテカ
・参考価格:4000円位~
・購入先:エノテカオンライン
エノテカオンラインの『3本よりどり1万円』で購入。税込3600円台/本。
イルボッロ関連のおすすめ記事
ロゼ・デル・ボッロ2017 / イル・ボッロ
2300円台~。ロゼワイン。白い花が咲き誇る華やかで、フレッシュなイチゴやラズベリーなど赤い果実などの爽やかで、豊富な香り。口に含むと、程よい酸味を爽やかに感じつつ、ほのかな上品な甘味がするエレガントなロゼです。
★ブログランキングに参加中です。よろしければクリックをお願いします!励みになります。