目次
イルボッロが造るトスカーナのロゼ・デル・ボッロ2017
フェラガモファミリーが所有するワイナリー・イル・ボッロが作るロゼワインです。
ブドウはトスカーナ州のキャンティ地区で造られています。
イル・ボッロは村の名前とのことです。
ブドウはビオロジック栽培により育てています。そんなポテンシャルの高いブドウが理想的に熟すまで待ち、手摘みで収穫をして、丁寧に扱うことで、雑味のない味わいを造りだしています。
また、低温発酵することで、発酵時の温度上昇を防ぎ、ワインの素晴らしい香りが飛ばないようにしているんだと思います。
このように丁寧に造られたロゼは、美しく、そして香り高く、チャーミングな味わいになっています。
写真ではうまく美しい色合いをお見せすることができず残念ですが、非常に美しい色合いです。
その色にほれぼれしながら、グラスに近づくと…。下段のワインの感想につづく。
トスカーナのロゼ・デル・ボッロの生産者:イルボッロ
生産者の詳しい情報はエノテカさんのページをご参照ください。
詳細はこちらの(エノテカオンラインのページ)
「サルヴァトーレ フェラガモ」ファミリーが、トスカーナのキャンティ・クラシコ地区近くに所有するイル・ボッロ。ワイン造りのために、ワイナリーがあったこの村と周囲の広大な敷地を丸ごと購入。スーパータスカンをはじめとした秀逸なワインを生産しています。
初リリースの1999年以来、ワイン・アドヴォケイト誌やワイン・スペクテーター誌などにおいて90点越えの高評価を次々と叩き出し、徹底した品質至上主義から生まれる味わいにより、たちまち世界に認められるワイナリーとなりました。
土壌は主に砂岩の岩盤に石灰質の堆積物で、約45haの畑ではメルロやシラー、カベルネ・ソーヴィニヨン、サンジョヴェーゼ、プティ・ヴェルド、シャルドネを栽培しています。
「ブドウ栽培を完璧に行って、初めて最高のワインが生まれる」という哲学のもと、ビオロジック農法を採用。化学肥料や殺虫剤に一切頼らず、土壌が本来持っている自然な活力を引き出した最高のブドウ栽培を行っています。
イルボッロが造るロゼ・デル・ボッロ トスカーナのロゼワインの感想
白い花々が咲き誇る華やかで、フレッシュなイチゴやラズベリーなど赤い果実や花々の爽やかな香りです。
非常に香りは豊富です。
そして、口に含むと、程よい酸味を爽やかに感じつつ、ほのかで上品な甘味を感じます。
余韻は程良い酸味が爽やかにフィニッシュに導いてくれます。
色合いが美しく、香りが素晴らしい。味わいに雑味がなく、爽やかな味わいがあり、飲み易く仕上げてくれる程良い酸味があります。
そのため全体的にエレガントな印象を受けるワインです。
視覚、臭覚、そして味覚で楽しめる美味しいワインです。この美味しさは、やはりビオロジックなど手間暇をかけて葡萄を大切に育て、丁寧なワイン造りをしているからでしょうねぇ。
イルボッロが造るロゼ・デル・ボッロ トスカーナのロゼワインの基礎情報
・生産地: イタリア > トスカーナ州 > キャンティ地区
・葡萄品種:サンジョベーゼ100%
・栽培・醸造法など:ビオロジック、低収量。手摘み。低温発酵。
・参考価格(ネットショップ):3000円弱
・購入先:エノテカオンライン
ロゼワイン関連のおすすめ記事
ロゼもいいですね。オーストリア2種、ボルドーのロゼで飲み比べはいかがでしょうか。
ロゼワイン関連のおすすめワイン
★ブログランキングに参加中です。参考になりましたらクリックをお願いします!