今回は、日本ワインエキスポin大阪(2023.12)で購入した2本の内の1本です。
写真左は広島三次ワイナリーのTOMOEシャルドネ・クリスプ2023、写真右が木谷ワインのメルロー2022+です。
同イベントで37種類も試飲した内から選んだ2本ですので、美味しいのはもちろん、コスパも高く、おすすめのワインです。
今回抜栓したのは、広島三次ワイナリーのTOMOEシャルドネ・クリスプ2023です。
以前からお気に入りのワイナリーのTOMOEシリーズですが、イベント当時、このワインはリリース直前とのことでした。
個人的には、もちろん初めて試飲して、初めて購入したワインです。
そんなワインの感想です。
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また、お酒に関する情報が含まれているため、20歳以上の方を対象としています。
目次
広島三次ワイナリーが造る TOMOE シャルドネ・クリスプ2023
広島三次ワイナリーが造る TOMOE シャルドネ・クリスプ2023の情報は、ワイナリーの広島三次ワイナリーから抜粋・引用しています。
大地を思わせるミネラル感と爽やかな香りのハーモニー。
バナナやパイナップルなどのトロピカルなアロマに、フレッシュな酸味が魅力。「クリスプ」はワイン用語で“みずみずしい・パリッとした”という意味を表します。大地を思わせるナチュラルな質感とミネラル感があり、クリアな印象。収穫段階で圃場を選別し、発酵の際、ブドウの状態に合わせた酵母を使用。ステンレスタンク発酵。軽やかでさっぱりとした飲み口に仕立てました。
詳しくはこちら(広島三次ワイナリーのページ)
TOMOE シャルドネ・クリスプの生産者:広島三次ワイナリー
TOMOE シャルドネ・クリスプの生産者、広島三次ワイナリーの情報は、以前、同ワイナリーのワインを購入したエノテカから抜粋しています。
詳しくはこちら(エノテカオンラインのページ)
三次ワイナリーは、広島県東部に位置する三次市の東酒屋、上井田、畠敷の3地区の広大な敷地に、自社農園と契約農家を所有しているワイナリー。自社農園では赤ブドウを、契約農家では白ブドウを育てており、丁寧な醸造によって理想の味を追求してワイン造りを行っています。
各農園で栽培方法が異なり、自社農園では垣根式を、契約農家では伝統的な棚式を採用。
収穫できる量は品種や樹の状態、粒の大きさによって様々で、自社農園のピノ・ノワールの場合、1枝に1房と収量を制限しているため1反あたりの収穫量は500kg。
契約農家においては、通常9月末から10月初旬に収穫するブドウを一部10月末まで引き伸ばすレイトハーベストを取り入れています。
品種やワインのイメージに合わせた栽培をすることで、より味わい豊かなブドウを収穫。
各農園で試行錯誤を繰り返しながら、日々品質の向上に努めているのです。
広島三次ワイナリーが造る TOMOE シャルドネ・クリスプの感想
僅かに緑色を含む、非常に透明度の高いイエロー。
そして、艶々しています。
グラスに注いだ直後に気付くのは珍しいのですが、エッジに沿って澱が付いています。
ゆずやかぼすなど優しい緑の和柑橘、洋梨、パインなどの南国果実、フレッシュハーブ、白い花、少しバターやバニラなどの香り。
和柑橘と南国果実、緑のフレッシュハーブなどのフルーティで、しっかりとした香りがあります。
少しバニラやバターのコクやクリーミーな印象も与えてくれる。
イキイキとしたフレッシュさのある芳しい香りです。
口に含むと、控えめで穏やかな酸味、僅かな甘味と苦味がある。
ややフレッシュな緑の和柑橘、りんご、少しみかん、洋梨、パインなどの南国果実、グレープフルーツ、バニラ、フレッシュハーブ、ミネラル、少し白胡椒などのスパイスの味わい。
香りのイメージに近く、穏やかな和柑橘と南国果実が豊富に感じられます。
少しバニラなどのクリーミーな印象もあり、イキイキとしたフルーティさの中で、少しほっこりした印象にしてくれます。
また、意外にミネラリーでもあります。
ただ、全体ではフルーティさのためか、それ程硬くは感じません。
優しい味わいの中に深みがあり、イキイキとしたフルーティで、美味しいシャルドネです。
これぞピュアな日本のシャルドネではないかと思います。
今回は、広島三次ワイナリーが造る TOMOE シャルドネ・クリスプ2023を抜栓しました。
このワインは日本ワインエキスポin大阪(2023.12.)で試飲して購入したワインですが、同イベントで試飲した日本ワイン(37種類)の多くで、しっかりと樽を効かせたものが多い印象でした。
今回のTOMOE・シャルドネ・クリスプのように樽を使わないシャルドネも、コクが感じられ、味わい深く美味しいと改めて感じさせられます。
樽を使わず、ステンレスタンクによることで、日本のテロワールが、よりよく出ているシャルドネではないかと思います。
よく冷やして、手軽に飲んだり、食事に合わせるのも非常に良いワインです。
同時に、予想以上に、じっくりと楽しめるワインでもあります。
価格も2000円台前半と非常にお手頃で美味しいですので、是非試してみていただきたいワインです!
ふるさと納税の返礼品の一部としてもおすすめです。
広島三次ワイナリーが造る TOMOE シャルドネ・クリスプの基礎情報
・ワイン名:TOMOEシャルドネ・クリスプ2023
・生産者:広島三次ワイナリー(公式ページはこちら。Instagram:@hiroshima_miyoshi_win)
・生産地:日本>広島県>三次市
・葡萄品種:シャルドネ
・気候や土壌:標高350メートル。広島県内最大級の盆地で、昼夜の寒暖差が激しい。日の入りから日の出までしっかりと太陽の日差しを浴びられる山間部を切り開いた地。
・栽培・醸造法等:過剰な肥料や農薬散布を避け、自然に調和した栽培方法。手摘み。収穫段階で圃場を選別し、発酵の際、ブドウの状態に合わせた酵母を使用。ステンレスタンク発酵。
・評価・受賞等:日経新聞『NIKKEIプラス1』エシカルな日本の白ワイン 夕涼みに飲みたい銘柄 第1位。
・参考価格(ネットショップ):2000円台
・購入時期/抜栓時期:2023.12./2023.12.
・購入先:広島三次ワイナリー
日本ワインエキスポin大阪(2023.12.)の際に、同ワイナリーのブースで購入。
広島三次ワイナリーの TOMOE シリーズのシャルドネ関連のおすすめ記事
今回は、広島三次ワイナリーが造る TOMOE シャルドネ・クリスプ2023を抜栓しました。
優しい味わいの中に深みがあり、イキイキとしたフルーティで、美味しいシャルドネでした。
下記は同じく広島三次ワイナリーの別のシャルドネです。飲み比べも楽しそうです。
・TOMOE・シャルドネ・リザーブ2018/広島三次ワイナリー
2000円台。
熟れたバナナ、ナッツ類、蜂蜜、バター、マンゴー、パパイア、パッションフルーツ、洋梨、白い花の香り。
口に含むと、ややフレッシュな柑橘系果実が、南国果実の少しまったり味わいを爽やかにしている。