今回はファットリア・アル・フィオーレが造るオレンジワイン、アンコです。
最近の日本ワインは本当に素晴らしく、個人的には日本ワインの探究を活発化させています。
そんな中で、初めて購入した宮城県のワイナリーです。
フラッグシップシリーズの Ohno Field Blend と NECO シリーズの Anco です。
今回は写真右のオレンジワインを抜栓しました。
日本のオレンジワインは本当に美味しいと思います。
今回のオレンジワインも美味しいに違いないという高い期待値のもと抜栓しました。
そんなワインの感想です。
本ページにはプロモーションが含まれてい
また、お酒に関する情報が含まれているため、20歳以上の方を対象としています。
目次
ファットリア・アル・フィオーレの NECOシリーズ Anco アンコ(オレンジ)2022
ファットリア・アル・フィオーレのNECOシリーズ Anco アンコ(オレンジ)2022の情報は、楽天市場内のワインショップ LES CAVES de TATEMOTOから抜粋・引用しています。
【醸造家・目黒浩敬(めぐろひろたか)氏のコメント】
上山の生産者、紫安史孝さんの親族で、上山南部ワインぶどう部会設立の立役者でもある里見修さんが、生食用のデラウエアの樹を切ろうかどうか迷っているとお聞きして、こちらからお願いをして、ワイン用に有核(種あり)デラウエアに切り替え、栽培を続けてくださることに至りました。しかしながら、そんなに都合良くはいかず、天候不良によって 2022 年上山市では、種を持たずに小さく実が成る、単為結果がほとんどを占めてしまったのです。単為結果は、私たちのフラッグシップシリーズのオレンジワインArancia にも加わっている通り、酸と完熟が兼ね備えられた、偶然の結果ではあるのですが、とても面白い特徴を持ったワインに仕上がります。実が小さいため、紫安さんの畑からの収量では、Ancoを仕込むには足りず、同じくネコシリーズのスパークリングワインSolaでもお馴染みのユニット、ぶどうと活きるの枝松さんと古内さんの完熟デラも加えて仕込んでおります。数種類の特徴の異なるデラウエアを使用することになったため、醸し期間をそれぞれのぶどうに合わせて変え、熟成容器もアンフォラと古樽をミックスさせたことで、とても複雑な味わいに仕上がりました。2021ヴィンテージの風間さんのデラウエアとは、もちろん雰囲気が異なりますが、それもそれでとても面白い結果になっております。例年になく、状態も早い時期から良い経過なので、今リリースいたしますが、向こう5 年から7年は、今後育っていくワインになると確信します。
詳しくはこちら(LES CAVES de TATEMOTO(楽天市場内)のページ)
NECOシリーズ Anco アンコ(オレンジ)の生産者:ファットリア・アル・フィオーレ
NECOシリーズ Anco アンコ(オレンジ)の生産者、ファットリア・アル・フィオーレの情報は、ワイナリーのページから抜粋・引用しています。
詳しくはこちら(ファットリア・アル・フィオーレのページ)
私たちのワイナリー「Fattoria AL FIORE」の活動は、レストランから始まった
AL FIOREの次のステージである「お花畑」の基盤をつくる第1歩です。
ワイン造りを通してご縁をいただいた素晴らしい仲間たちの活動を応援(支援)できる存在でありたいと思っています。
2014年、最初の畑を開墾した川崎町安達の周囲は耕作放棄と過疎化が進んでいました。
ここを人が集まる場所にできないだろうか? と考え、農園を開いてぶどうの樹を植え始めました。
志を持ったたくさんの人が集い、誰もが対等な立場で、自然の恵みをいただきながらものを創造し、その喜びをさらに多くの人と分かちあう状況をつくる。
この想いが私たちの活動の原点です。
ファットリア・アル・フィオーレのNECOシリーズ Anco の感想
僅かに濁りのある、美しいオレンジ色。
熟れたオレンジ、ジューシーな果汁エキス感、醸した感のある香り。
そして、ミント、ドライアプリコットやドライマンゴーなどのドライフルーツの香りが加わる。
ほっこりしつつ、出汁感があり、それでいて、瑞々しい香です。
非常に芳しい香りです!
やっぱり日本のオレンジワインはいいですねぇ。
最近のお気に入りのジャンルの1つです。
口に含むと、僅かに酸味と甘やかさ、苦味を感じる。
熟れたオレンジや果汁エキス、出汁、ミント、ドライフルーツ、オレンジのピールなどの味わい。
透明感があり、非常に瑞々しいです。
しかし、果汁エキスや出汁感があり、上品な旨味もしっかりとあり、非常に美味しいです。
口当たりは非常に優しく、ナチュラルです。
まさに熟れた果汁エキスを搾ったフルーツのジュースを飲んでいるような美味しさです。
身体に優しく、染み通るように馴染んで行きます。
美味しい!
今回は、ファットリア・アル・フィオーレのNECOシリーズ Anco アンコ2022を抜栓しました。
身体にすっと吸収されていくような、優しさと瑞々しさがありつつ、熟れた果汁エキスや出汁が溶け込んだ旨味のしっかりとしたオレンジワインでした。
醸造家の目黒浩敬氏のコメントを読むと、複数のデラウェアを個別に醸し期間を設定し、アンフォラと古樽を使い分けて熟成し、アッサンブラージュしているとのことです。
素晴らしいブドウであることはもちろんのこと、その特徴を見抜き、醸造方法をマッチングさせる妙が発揮されたワインではないかと思います。
とにかく美味しいので、非常におすすめです。
2022vtだけのアッサンブラージュの可能性が高いので、在庫がある内に早めの購入が必須です!
そして、2023vt以降もどんなワインになるのかが、非常に楽しみです。
ファットリア・アル・フィオーレのNECOシリーズ Anco の基礎情報
・ワイン名:NECO シリーズ Anco アンコ(オレンジ)2022
・生産者:ファットリア・アル・フィオーレ(公式ページはこちら。Instagram:@fattoriaalfiore)
・生産地:日本>山形県
・葡萄品種:デラウェア
・栽培・醸造法等:ブドウごとの特徴に合わせて、醸し期間を変え、アンフォラと古樽で熟成。
・参考価格(ネットショップ):3000円台~
・購入時期/抜栓時期:2024.02./2024.02.
・購入先:銘醸ワイン・銘酒の隠れ家やなせ(Yahooショッピング内。公式ページはこちら)
日本のオレンジワイン関連のおすすめ記事
今回はファットリア・アル・フィオーレのNECOシリーズ Anco アンコ(オレンジ)2022を抜栓しました。
優しさと瑞々しさがありつつ、熟れた果汁エキスや出汁が溶け込んだ、上品な旨味のオレンジワインでした。
下記は同じく美味しかった日本のオレンジワインです。
・洗馬-K4 ソーヴィニヨンブラン2018/ヴォータノ・ワイン
果実を醸しているかのような、独特な奥行きと複雑さを感じる、オンリーワンのソーヴィニヨンブラン! 4000円台~。
蜂蜜、熟したオレンジ、熟して発酵を始めた様々な果実、ミントなどを含む爽やかさが混じった複雑さなどの香り。
口に含むと、熟したオレンジや杏子、熟して発酵を始めた様々な果実、蜂蜜、アマレット(杏リキュール)、薬草のリキュール、ハーブなどの味わい。