今回はワイン見聞録で購入したヴォータノ・ワインが造る、洗馬-K4 ソーヴィニヨンブランを抜栓しました。
以前から『洗馬』という漢字がエチケットに書かれたワインをちょくちょく目にすることがあり、気になっていたワインです。
洗馬は長野県塩尻市の地名で、その洗馬の畑のテロワールの確立をヴォータノ・ワインは目指しているとのことです。
非常に特徴的で美味しいソーヴィニヨンブランでしたので、次はヴォータノ・ワインの他のブドウ品種の白ワインか、赤ワインも試してみたくなりました。
そんなワインの感想です。
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目次
ヴォータノ・ワインの 洗馬-K4 ソーヴィニヨンブラン2018
ヴォータノ・ワインの 洗馬-K4 ソーヴィニヨンブラン2018の情報は、生産者のヴォータノ・ワインから抜粋・引用しています。
’18 Sauvignon blanc ソ−ビニヨン・ブラン(醸し発酵、樽熟成辛口:13%):
濃い黄金色。
果実からミントや松の葉・腐葉土の香り、しっかりしたタンニンの後にミネラルと甘味をしっかりと表現。
詳しくはこちら(ヴォータノ・ワインのページ)
洗馬-K4 ソーヴィニヨンブランの生産者:ヴォータノ・ワイン
洗馬-K4 ソーヴィニヨンブランの生産者、ヴォータノ・ワインの情報は、ヴォータノ・ワインのページから抜粋・引用しています。
詳しくはこちら(ヴォータノ・ワインのページ)
長野県塩尻市洗馬の奈良井川沿いの畑でワ イン用ブドウを栽培しています。
ジュラ紀地層の木曽・飛騨山系から流れ出た奈良井川(最終合流先は千曲川を経て信濃川になり日本海に)。そのミネラルをたっぷり含んだ川が運んでくれた、ゴロゴロとした石だらけの嬉しい圃場です。
この畑が慈しんで育ててくれたブドウで、どれだけ滋味あるWINEが創りだせるか、テロワールとしての「洗馬」を確立を目指します。
ヴォータノ・ワインのソーヴィニヨンブラン、唯一無二の美味しさの感想
少しオレンジ色がかった、透き通る24金のような黄金色。
ソーヴィニヨンブランとは思えない特徴的な色です。
蜂蜜、熟したオレンジ、熟して発酵を始めた様々な果実、ミントなどを含む爽やかさが混じった複雑さなどの香り。
なんとも言えない深みのある香りです。
まるで貴腐ワインに感じるような、とてつも無い奥行きのある香りです。
全く別格の偉大なワインではないかと想像させます。
非常に芳しい香りです。
口に含むと、とろけるような舌触り、甘やかさ、僅かに苦味を感じる。
熟したオレンジや杏子、熟して発酵を始めた様々な果実、蜂蜜、アマレット(杏リキュール)、薬草のリキュール、ハーブなどの味わい。
香り同様に味わいも、やはりとてつも無い奥行きを感じさせる複雑な味わいです。
まさに醸している時の香りや味わいを想像させるような味わいです。
果実感は少しあるものの、基本的には果実味は既に失われていて、次のステップに進んだ発酵中の果物と言った方が分かりやすいかもしれない。
以前、とあるワイナリーで見た、ブドウ果汁がステンレスタンク内で発酵して、ブクブク言っているのを想像しました。
また、貴腐ワインに通ずる味わいや香りではないかとふと思いました。
甘い訳ではないので、もちらん別物ですが、この独特な複雑さと美味しさのイメージは貴腐ワインを思い起こされます。
少なくともソーヴィニヨンブランのイメージで飲むと、目を白黒させられることになります。
この独特な美味しさは、好き嫌いもありそうですが、少なくとも甘くない貴腐ワインが好きな方なら、ハマるのではないかと思います。
別格の偉大なワインとして、楽しむのが良いと思います。
貴重で美味しいワインを飲むことができました。
やはりワインは奥が深い!
今回はヴォータノ・ワインが造る 洗馬K14 ソーヴィニヨンブラン2018を抜栓しました。
果実を醸しているかのような、奥行きと複雑さを感じる、オンリーワンのソーヴィニヨンブランでした。
非常に特徴的で、まさに唯一無二ではないかと思います。
こんなソーヴィニヨンブランは初めての経験でした。
あまり本数が市場に出回らず、貴重なワインのようですので、ワインの探究をしている方は特に経験してみていただきたい1本です。
オンリーワンのソーヴィニヨンブランを是非!
ヴォータノ・ワインのソーヴィニヨンブラン、唯一無二の美味しさに合わせた料理など
・クアトロえびチーズ ルッソ/えびとチーズの専門店 SHIMAHIDE
「クアトロえびチーズ・ルッソ」は、「クアトロえびチーズ」をベースに、世界の4大料理と言われる「フレンチ」、「イタリアン」、「中華」、「和食」を代表する食材と色彩のFUSION(融合)がテーマです。(公式ページから引用。こちら)
今回は(株)志満秀から商品の提供をいただいています。
まさにワインとのペアリングのために開発されたようなクアトロえびチーズ ルッソ!
ヴォータノ・ワインの 洗馬-K4 ソーヴィニヨンブランとのペアリングを、テイスティングしてみました。
◇しょう油+山葵+椎茸:
えびせん、山葵、まろやかにしょう油、旨味たっぷりの椎茸の順で感じることができ、いずれも反発せずに、綺麗にまとまって行きます。
爽やかさ、まろやかさ、旨味がえびせんの香ばしさに変化や優しい刺激を与えてくれます。
チーズのコクも感じられ、美味しいです。
ワインと合わせると、ワインとえびせん共に、深く掘り下げるように味わいに深みを与えてくれます。
まろやかで深みのある味わいになります。
良いペアリングです。
◇ラー油+松の実+中国山椒:
中国山椒とラー油の刺激と味わいがしっかりとしていて、えびせんがそこに寄り添う印象です。
余韻でも中国山椒とラー油の刺激と味わいが感じられます。
チーズが刺激を少しマイルドにしてくれています。
よく考えられたペアリングで、美味しいです。
ワインと合わせると、意外に中国山椒などの刺激も気にならず、チーズがワインを深みへと誘ってくれ、予想以上に合います。
美味しいです。
◇バルサミコ+マンゴー+ピスタチオ:
香ばしさがパッと感じられ、次にマンゴーの味わいが現れ、余韻にむけて、チーズのコク、ピスタチオやえびせんの香ばしさが感じられ、絶妙なバランスをとっています。
やや意外にも、マンゴーが加わる香ばしさが非常に美味しいです。
ワインと合わせると、深みを感じながら、少し果実味がアップする印象です。
ワインを親しみやすい印象に少ししてくれているように感じます。
まずまずのペアリングです。
◇コンソメ+トリュフ:
えびせんの香ばしい風味がふわっと広がり、途中からソフトなクリームチーズのような味わいやトリュフの香りが感じられます。
見事な和洋のペアリングです。
余韻ではチーズとえびせんが上手く混じり合って、一つになった味わいが感じられます。
ワインと合わせると、少し生臭さが出てしまい、いずれも良さが一部失われます。
えびさんに含まれるイカ墨か甲殻類に合いそうなワインとのペアリングが面白いかもしれない。
例えば、プロヴァンスのロゼワイン、白ワインだと、地中海のヴェルメンティーノ(=ロール)、ポルトガルのアルヴァリーニョ、日本の海の近くで造られる甲州などと合わせると、合うのでは?と仮説を立ててみました。
・えびとチーズの専門店 SHIMAHIDE
公式URL他 | URL:https://www.shimahide.com/
Instagram:海老煎餅本舗 志満秀 Facebook:しまひで 楽天市場:えびとチーズの専門店 しまひで |
ヴォータノ・ワインのソーヴィニヨンブラン、唯一無二の美味しさの基礎情報
・ワイン名:洗馬-K4 ソーヴィニヨンブラン2018
・生産者:ヴォータノ・ワイン (公式ページはこちら)
・生産地:日本>長野県>塩尻市>洗馬の奈良井川沿いの畑
・原産地呼称等:長野県塩尻市洗馬産ぶどう使用
・葡萄品種:ソーヴィニヨンブラン
・気候や土壌:ジュラ紀地層の木曽・飛騨山系から流れ出た、ミネラルをたっぷりと含んだ奈良井川が運んだ、ゴロゴロとした石だらけの圃場。
・栽培・醸造法等:醸し発酵、樽熟成。
・参考価格(ネットショップ):4000円台~
・購入時期/抜栓時期:2023.02./2023.08.
・購入先:ワイン見聞録(公式ページはこちら)
ワインセットに入っていた1本。
※インポーターのテラヴェールの直営オンラインショップ。
長野県の白ワイン関連のおすすめ記事
今回はヴォータノ・ワインが造るソーヴィニヨンブラン2018を抜栓しました。
果実を醸しているかのような、独特な奥行きと複雑さを感じる、オンリーワンのソーヴィニヨンブランでした。
下記は同じく長野県の美味しい白ワインの感想の記事です。
・エステート・ゴイチ・龍眼2017/五一わいん(林農園)
1000円台前半で、非常にお値打ち感がある美味しいワイン。
白い花と優しい柑橘系果実の涼やかで爽やかな素晴らしい香り。
味わいは果実味豊かでジューシーな柔らかい柑橘系果実の印象です。