今回抜栓したワインはイスラエルのゴラン・ハイツ・ワイナリーが造るヤルデン・シリーズのシャルドネです。
このワインは以前2017ヴィンテージを飲んでいますが、非常に美味しくて、同一ヴィンテージをリピート買いして飲み、さらに、今回2018ヴィンテージを購入・抜栓しました。
ちなみに、2017ヴィンテージを飲んだ際にブログの記事にもしています。
また、2600円台位という価格でもあり、購入しやすく、また、価格に対しても非常に満足感の高いワインです。今回も堪能しました!
目次
おすすめワイン ヤルデン・シャルドネ2018
ワインの情報は購入先の葡萄畑ココスから抜粋・引用しています。このシャルドネは数年の熟成にも耐えるようです。次は少し寝かせてから飲んでも面白そうとちょっと思っています。
詳しくはこちら(葡萄畑ココスのページ)
アロマ溢れるヤルデン・シャルドネは、トロピカルフルーツ、新鮮な洋ナシ、ピリッとする柑橘類、うっとりさせられる花の特徴が大量に表れ、リッチなオークとミネラルが層になり、バランスよく溢れます。ワインは強さと複雑さ、エレガンスのバランスがよくとれています。ヤルデン・シャルドネは5〜 7年美味しく発展していくでしょう。このワインは様々なお食事と合います
リッチで良い構造を持つ。熟れたリンゴやアプリコットの風味がミネラルと柑橘系のニュアンスによってより際立たされている。スパイスやかすかな海の塩が感じられる非常に澄んだフィニッシュ。
おすすめワイン ヤルデン・シャルドネの生産者:ゴラン・ハイツ・ワイナリー
生産者の情報は輸入元のミレジムから抜粋・引用しています。
詳しくはこちら(ミレジムのページ)
ワイナリーがゴラン高原の小さな街カツリンに誕生したのは1983年。高原は涼しく、火山灰土壌で水はけに優れている。雨は冬にまとめて降り、夏の乾燥期の灌がい用水となる。畑の標高は400〜1200メートルに広がり、寒暖差によりブドウには酸が乗る。
気候条件もさることながら、強みは最新の醸造施設を取り入れていることだ。畑に様々な観測機器を設置し、気象やブドウの熟度などのデータを収集している。ワインメーカーのヴィクター・ショーンフェルドはカリフォルニアで学んだ知識を、旧世界の気候に適用している。
2008年、ワイン・スペクテーターの年間トップ100に選出
2011年、イタリア最大の見本市ヴィニタリーで世界30か国の1000軒のワイナリーから、その年の最高生産者に選出
2012年、アメリカのワイン・エンスージアスト誌で、新世界のベスト・ワイナリーに選出。
2013年3月、東京で開かれた世界最優秀ソムリエコンクールの決勝戦で、ヤルデンのピノ・ノワールが、ブラインド・テイスティングのワインとして出題。世界の頂点を決める大会に使われたのは、その実力が世界レベルにあり、知っておくべきワインだということを意味する。
おすすめワイン ヤルデン・シャルドネ2018の感想
濃いめのイエロー、琥珀のようです。味わい深いシャルドネを想像します。
白い花々、さわやかな優しい柑橘系果実と草原、南国果実、香ばしいブリオッシュ、塩のミネラル感、バター、スパイスなど多様な香り。
爽やかでいて、香ばしさ、ミネラル感、まったり感など深みがある香りです。
相変わらず、2000円台のワインと思えない香りです。
白い花々が非常に印象的です。そのため、まったり感があっても、爽やかな香りの印象が支配的です。
口に含むと、爽やかさ、控えめな甘味、お塩を舐めたようなミネラル感、バナナ、ラ・フランス、トロピカルフルーツなどの南国果実、バター、酸味は控えめなグレープフルーツの苦味を伴う味わい。
そこまで南国果実でまったりではないですが、でも支配的なのは南国果実やバターなどのコク旨な味わいです。
余韻では、ミネラル、バナナの甘味、バターのコクなど非常に長く続く。
抜栓2日目、味わいには南国果実のコク旨感が、さらに現れています。また、香りの白い花が少し抑え気味になり、南国果実感やバターっぱさなどが強調されています。
2日目の方が濃厚なシャルドネの印象が強くなります。
少し樽由来が強めに出てるヴィンテージなのかもしれませんので、樽の深みを楽しめる方におすすめ。または、普通に8度から12度程度の温度で飲むと、爽やかさが強調されると思います。
今回は1日目は、18度設定のセラーから出して、冷やさずに室温で飲んでいます。また、初日の残りを暖房のない室温で置きっぱなしにしていたものを冷やさずに2日目は飲んでいます。
このワインはシャルドネを飲み始めの方なら、しっかりと冷やして爽やかさとその背景にあるコク旨感を楽しんでいただくのが良いと思います。その後、少し温度を室温に近付けてトロピカル感を出して味わっていただいたら、さらに楽しめると思います。
冷涼な地域の酸味の効いたシャルドネと飲み比べるのも面白いシャルドネです。いずれにしろお値打ちで、非常に美味しいワインです。
おすすめワイン ヤルデン・シャルドネ2018の基礎情報
・生産地:イスラエル>ゴラン高原
・葡萄品種:シャルドネ
・栽培・醸造法等:新樽率40%で樽発酵と7カ月のシュールリー熟成。
・インポーター:ミレジム
・参考価格:2700円台~
・購入先:葡萄畑ココス(楽天市場)
ちなみに、このワインは葡萄畑ココス(楽天市場)でまとめ買いした1本です。その時の記事は下記です。ご参考まで。
おすすめワイン ヤルデン・シリーズ関連の記事
過去に記事にしたヤルデン・シリーズです。いずれもクオリティが高く、私はお気に入りです。ピノ・ノワールや甘口ワインのミュスカも非常におすすめ。
・赤ワイン
4000円位~。熟したフランボワーズとストロベリーなどの甘~い赤系果実、オレンジ、シナモン、白胡椒などのスパイスの香り。口に含むと、熟したストロベリーやフランボワーなどのベリー系の赤い果実の甘味、ピノらしい複雑さがある。
3900円位~。熟したカシス、ブルーベリー、ブラックベリーなど黒系果実の香り。華やかでスパイシーなシラーです。このワインもおすすめです。
・白ワイン
2000円前半~。爽やかな柑橘系果実、白い花、少し草っぽさ、甘い南国果実の香りのニュアンスも感じます。味わいは爽やかでフレッシュ感がありますが、濃厚でリッチな印象でした。普段飲むソーヴィニヨン・ブランとは一味違う美味しさ。
2600円台~。香りは非常に多彩です。パイナップル、アプリコット、グレープフルーツ、オレンジ、白い花、ハーブ、清涼感のある香り。少しオリエンタルな印象を受ける面白く、美味しいワインです。
2000円台半ば~。ライチなどのオリエンタルな香り、メロンや柑橘系果実、ハーブ、スパイスなど多彩な香り。口に含むと、爽やかさと苦味を感じる柑橘系果実、甘味を抑えた上品な味わいの美味しいワイン。
2500円位~(500ml)。グラスからオリエンタルな香りが溢れ出す、非常にアロマティックで、味わいはフルーツの旨味と上品な甘味、ボディにはとろみがある非常に美味しいデザートワインです。香りと味わいの奥深さは凄いです。超おすすめ!
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