今回はロワールの生産者のパスカル・ジョリヴェのピノノワールです。
パスカル・ジョリヴェは赤ワインのピノノワール・アティチュードや、白ワインのソーヴィニヨンブランのアティチュード、サンセール、プイィ・ヒュメなど色々と飲んでいます。
そんなお気に入りのパスカル・ジョリヴェのピノノワールですが、アティチュードよりは格上のサンセールを今回抜栓しました。
そんなワインの感想です。
目次
パスカル・ジョリヴェの華麗なサンセール・ラ・ボンドゥノット2016
パスカル・ジョリヴェの華麗なサンセール・ラ・ボンドゥノットの情報は購入先のエノテカオンラインから抜粋・引用しています。
2016Vt
ストロベリーやレッドチェリーなど赤系果実のアロマにシナモンなどの甘いスパイスのニュアンス。口に含むと、ピノ・ノワールならではの滑らかさとエレガントさをたっぷりと感じる味わいで、きのこを使った料理やお肉の煮込み料理と相性が良く、数年熟成させることも出来ます。
詳しくはこちら(エノテカオンラインのページ)
パ華麗なサンセール・ラ・ボンドゥノットの生産者:パスカル・ジョリヴェ
華麗なサンセール・ラ・ボンドゥノットの生産者:パスカル・ジョリヴェの情報は購入先のエノテカオンラインから抜粋・引用しています。
詳しくはこちら(エノテカオンラインのページ)
初リリースから間もなく、1995年にサンセールがワインスペクテーター誌で90点、プイィ・フュメが89点という高評価を獲得。
また、早くからミシュラン星付きレストランでも取り扱われるなど、ロワール地方を代表する造り手として一気にその名は知れ渡った。
農薬を一切使用せず、手摘みでの収穫、重力システムの採用、果皮に付着している天然酵母の使用など、「できるだけ自然に、手を加えないこと」をコンセプトに、ソーヴィニヨン・ブランという単一品種でテロワールの個性を浮き彫りにした多彩なワインを造るその手腕から、「ソーヴィニヨン・ブランの魔術師」と称されています。
パスカル・ジョリヴェの華麗なサンセール・ラ・ボンドゥノットの感想
フレッシュなチェリー、ストロベリーやフランボワーズなどの赤系果実、甘いスパイスの香り。
甘酸っぱさというよりは、赤い果実のチャーミングな酸味と甘やかさの、それぞれを想像させる香りです。そして、甘やかさのウェイトが高いです。
以前飲んだパスカル・ジョリヴェのピノノワール・アティテュードとは印象が全く異なります。アティテュードは繊細でチャーミングな印象でした。今回のサンセールは濃厚で甘やかで、そして、エレガントなワインを想像させる香りです。
口に含むと、少し酸味があり、しっかりした密度もあるタンニン、渋みは感じない。そして、果実の美味しい甘やかさを感じる。少し熟した豊富な赤い果実味、シナモンなどの甘いスパイスも感じる。
また、爽やかさも感じながら、濃厚ですが、ピュアで華やかな味わいです。
しっかりとした飲みごたえを楽しみながら、様々な要素を楽しめるワインです。
抜栓3時間程経つと、香りに透明感が出て、花々の素晴らしい香り、そして、ややフレッシュな赤系果実やスモークなどの香り。
味わいはタンニンがこなれて、抜栓当初感じた凝縮感や濃厚さは落ち着きを見せ、少し熟した赤い果実のピュアさが強調され、より親しみやすく、エレガントな印象に感じます。
香りにフローラルな雰囲気が出たこともあり、複雑さを持つ、華やかでエレガントな美味しいピノノワールになりました。
開いてからの方がずっと美味しいです。さすがというワインに変貌します!
やはりピノノワール・アティテュードとは全く異なる、華やかでエレガントなピノノワールでした。
そして、抜栓当初はロワールというよりは、暖かい南仏のピノノワールを思い浮かべます。また、ACブルゴーニュではラローズ・ド・ドルーアン2015を思い浮かべました。
共通点は果実の凝縮感のある濃厚さ。
ただ前述のとおりワインが開いてくると、濃厚な印象から、より華やかでエレガントなピノノワールになり、非常に楽しめる美味しいワインです。
パスカル・ジョリヴェの華麗なサンセール・ラ・ボンドゥノットの基礎情報
・ワイン名:サンセール・ラ・ボンドゥノット2016
・生産者:パスカル・ジョリヴェ
・生産地:フランス>ロワール>サントル・ニヴェルネ地区>ラ・ボンドゥノット(畑名)
・葡萄品種:ピノノワール
・原産地呼称等:AC.サンセール
・気候や土壌:南向き斜面。粘土石灰質土壌。樹齢約40年。
・栽培・醸造法等:単一畑。手作業で収穫・選果、除梗・破砕、ステンレスタンクで2週間マセラシオンおよび発酵、600Lの大樽で8カ月間熟成。
・インポーター:エノテカ
・参考価格(ネットショップ):4100円台~
・購入先:エノテカオンライン
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今回はパスカル・ジョリヴェの華麗なサンセール・ラ・ボンドゥノットを抜栓しました。開いてからの華やかでエレガントな印象はさすがAC.サンセールの単一畑と思わせる美味しさでした。
パスカル・ジョリヴェはまずは2000円台位からというピノノワール・アティチュードもおすすめです。
また、白ワインの産地でもあるロワールのソーヴィニヨンブランもおすすめです。
ピノノワール・アティテュード2017/パスカル・ジョリヴェ
2500円台~。フレッシュで瑞々しいストロベリーやレッドチェリーなどの赤い果実、薔薇の花のような美しい香りが思い浮かぶ。スパイスの香りも加わる。
口に含むと、どこまでもピュアな赤い果実を頬張っているような印象です。非常にジューシーで、そしてピュアな果実味です。
ソーヴィニヨン・ブラン・アティチュード2018/パスカル・ジョリヴェ
2300円台~。フレッシュなレモンやグレープフルーツなどの柑橘系果実、青リンゴ、爽やかな緑のハーブ、白い花などの香り。口に含むと、酸味の控えめなグレープフルーツ、ライム、レモンなどの柑橘系果実やハーブの味わいで、非常にジューシーでミネラリーです。
サンセール・ル・シェール・マルシャン2016/パスカル・ジョリヴェ
4000円位~。蜂蜜、柑橘系果実、白い花、白桃、ハーブの香り。柑橘系果実の上品な旨味、ハーブの爽やかさや深み、上手く調和して、余韻まで美味しく導いてくれます。