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レストランなど

ティン・ガナのスペイン料理とクネ・ワインで絶品ペアリング!

今回は、GEMS (ジェムズ)が実施していたキャンペーンに当選して、クネ社のガラパーティにご招待いただきました。

クネ社の各6種類のワインと、バルセロナの最先端のガストロノミーを提供するというGEMS市ヶ谷に店を構える『Tinc gana』(ティン・ガナ)のスペイン料理との素晴らしいペアリングをいただいてきました。

クネ社のワインは飲んだことがありましたが、今回の6種類は全て初めてでした。

そして、最先端と謳う『Tinc gana』(ティン・ガナ)の料理も素晴らしかったです。

何よりペアリングが、私なりになるほどとイメージさせてくれる非常に素晴らしいものでした。

そんな素晴らしい機会をいただいたクネ社のガラパーティのペアリングを本ブログ記事で紹介しています。

クネ社のワインも、『Tinc gana』(ティン・ガナ)も素晴らしかったので、機会があれば、是非試していただきたいと思います。

非常におすすめです!

本記事では、下記内容を記載しています。

・スペインワインのクネ社について

・スペイン料理&ワイン『ティン・ガナ』のサマリー

・ティン・ガナのスペイン料理とクネ・ワインによる絶品ペアリング!

・スペイン料理『Tinc gana』(ティン・ガナ)の基礎情報

・スペインワインのクネ社のガラパーティの関係者

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スペインワインのクネ社について

今回は、GEMS (ジェムズ)が実施していた下記キャンペーンに当選して、クネ社のガラパーティ※にご招待いただきました。

GEMS市ヶ谷「Tinc gana(ティン ガナ)」でのガラパーティご招待

※「ガラ」とは、スペイン語で「特別な」という意味。

 

スペインワインのクネ(C.V.N.E.)について

本章ではスペインワインのクネ(C.V.N.E.)と同社のブランドについて、紹介しています。

同社の100%出資会社でもあるインポーターの三国ワインの公式ページ(⇒こちらから抜粋・引用しています。

クネ(C.V.N.E.)について

1879年設立以来、「最高のワインを造ること」をモットーに、常に厳選したワインを造り続けるC.V.N.E.(クネ)社は、現在5世代目C.E.O.ビクトール・ウルティアの舵取りのもと、「最高のワインを世界中に知ってもらうこと」という目標を加え、5世代に亘り引き継いだ歴史的価値を継承した、真のリオハワインを造り出しています。

スペインの高級ワイン生産地として有名なリオハのアロHaroにワイナリーを置く。リオハ最大規模の生産者として、最高品質のぶどうを100%自社ワイナリーで醸造。また、グラビティーシステムを含む最先端の技術と設備のもと、歴史的価値を継承しつつも、極めてエレガントな「最高のワイン」を造り続けています。2004年にご成婚されたフェリペ皇太子(現国王)の結婚式でも、フラッグシップワイン「インペリアル1994」がふるまわれる等、スペインを代表するワイナリーです。

醸造家チームのほとんどが女性で構成されている醸造家チームが、クラシカルな重厚感を残しながらも、エレガントでモダンな味わいを追求しています。全てのワイナリーの監督を行うチーフワインメーカーのマリア・ラレアは2017年、The Drink Businessによって「スペインの女性ワインメーカーTop15 」に選出されるなど、スペインを代表する作り手の一人です。

クネは「THE WORLD’s MOST ADMIRED WINE BRANDS 2021」で8位になるなど、世界中で圧倒的な人気を誇ります。 その中で、最も人気の高いクネ クリアンサは、過去10年で販売数量を70%伸ばすなど、世界中のワイン愛好家に愛されているスペインワインです。 (出典:Nielsen 2020)

 

クネ社関連のURL、SNS

・クネ社(ESP版、ENG版):https://cvne.com/

・三国ワイン公式ページ内のクネのページ⇒こちら

・Instagram:@cvnevino

・X:@Cvne

 

 

スペインワイン、クネ社のブランド(日本輸入分)

本章では日本に輸入されているクネ社のブランドを紹介しています。

クネ社は日本輸入分だけでも、スペインの様々な産地のワインをリリースしています。

ブランドの豊富さは圧巻です。

・インペリアル:リオハ・アルタ

・クネ:リオハ・アルタ、ルエダ、ペネデス、ビエルソ

・モノポール:リオハ・アルタ

・ヴィーニャ・レアル:リオハ・アラベサ

・コンティノ:リオハ・アラベサ

・ビル・ヘン・デル・ガリル:バルデオラス

・ベラ:リベラ・デル・ドゥエロ

・ボデガス・ラ・バル:リアス・バイシャス

・ロジャー・グラート:ペネデス

 

そして、クネ社の各ブランドのスペインワインはもちろん複数種類の取り扱いがあり、日本で入手できます。

さらに、著名なワイン専門誌で、高評価を得ているワインを多くリリースしています。

下記で紹介しているワインはほんの一部です(ブランドごとに1種類しか紹介できていません)

詳細は後述していますが、今回のガラパーティでいただいたスペインワインも、多数リリースしているクネ社のワインのほんの一部でした。

クネ社のワインを取り扱っているインポーターの三国ワイン公式ページ(⇒こちらから抜粋・引用しています。

・インペリアル:スペインを代表するクネ社のフラグシップワイン

生産地:リオハ・アルタ

アメリカの権威あるワイン専門誌「ワインスペクテーター」にて、2013年度スペインで初めてNO.1を獲得したインペリアル グラン・レセルバ他をリリースしているブランド

(2018)ジェームス・サックリング 96ポイント
(2016)ティム・アトキンMW ポイント 94ポイント
(2016)デキャンター 95ポイント
(2016)ロバート・パーカー ワイン・アドヴォケイト 95ポイント
(2016)ワイン・エンスージアスト 96ポイント
(2016)ワイン・スペクテーター 93ポイント
(2016)ジェームス・サックリング 98ポイント

 

・クネ:スペイン最高の生産者が造るクラシックリオハ

生産地:リオハ・アルタ

世界No.1を獲得したクネ社の果実味溢れるスタンダードワインであるクネ クリアンサ他をリリースしているブランド

(2017)“SAKURA” Japan Women’s Wine Awards 2021 ゴールド
(2017)ワイン・スペクテーター誌 91ポイント
(2017)デキャンタ―誌 92ポイント
(2017)ジェームス・サックリング 93ポイント

 

・モノポール:クネ社と同一ワイナリーで造られる特別なブランド

生産地:リオハ・アルタ

リオハで造られる各ワイン評価誌の高評価を獲得するモノポール クラシコ他をリリースしているブランド

(2021)ジェームス・サックリング 95ポイント
(2019)ワイン・スペクテーター 2023 92ポイント
(2019)ロバート・パーカー ワイン・アドヴォケイト 93ポイント
(2019)ジェームス・サックリング 94ポイント

 

ヴィーニャ・レアル:王のワイン

生産地:リオハ・アラベサ

スペイン国王より「芸術的な施設で造られたワイン」と称賛されたビーニャ・レアル クリアンサ他をリリースしているブランド

(2021)ジェームス・サックリング2024 93ポイント
(2021)ロバート・パーカー ワイン・アドヴォケイト2024 91ポイント
(2020)“SAKURA” Japan Women’s Wine Awards 2024 ゴールド
(2020)ジェームス・サックリング2023 92ポイント

 

コンティノ:リオハ初のシングル・ヴィンヤード(単一畑)ワイナリー

生産地:リオハ・アラベサ

リオハ・アラベサのグラシアーノで造られるコンティノ・グラシアーノ他をリリースしているブランド

(2021)ジェームズ・サックリング 96ポイント
(2015)ロバート・パーカー ワイン・アドヴォケイト 93ポイント

 

・ビル・ヘン・デル・ガリル:“黄金の谷”バルデオラス

生産地:バルデオラス

バルデオラスのメンシア他で造られる、ワイン評価誌で高評価を得るアビレイラ メンシア他をリリースするブランド

(2022)ロバート・パーカー ワイン・アドヴォケイト 93ポイント
(2020)ジェームス・サックリング 94ポイント
(2020)ロバート・パーカー ワイン・アドヴォケイト 93+ポイント

 

・ベラ:エステート・グロウスタイルのワイナリー

生産地:リベラ・デル・ドゥエロ

ワイン評価誌高評価を獲得しているベラ アウレア・ミネルバ他をリリースしているブランド

(2022)ジェームズ・サックリング 95ポイント
(2021)ワイン・スペクテーター 93ポイント
(2021)ロバート・パーカー ワイン・アドヴォケイト 93+

 

・ボデガス・ラ・バル:リアス・バイシャスのパイオニア

生産地:リアス・バイシャス

リアス・バイシャスのアルバリーニョで造るラ・バル グラン・アニャーダ他をリリースしているブランド

(2019) ティム・アトキンMW スペシャル・レポート 95ポイント
(2019) ワイン・スペクテーター 91ポイント
(2019) デキャンター 95ポイント
(2019) ヴィノス 95ポイント
(2019)ロバート・パーカー ワイン・アドヴォケイト 92+ポイント
(2019)ジェームス・サックリング 94ポイント

 

・ロジャー・グラート:1882年創業の名門カバ生産者。長期熟成へのこだわりと「ヴィンテージ・カバ」

・生産地:ペネデス

名醸造家ジョセップ・ヴァイスへのオマージュとして造る、究極の一本、カバ グラン・レセルバ ジョセップ・ヴァイス他を含むカヴァをリリースするブランド

(2020)ジェームス・サックリング 91ポイント
(2018)“SAKURA” Japan Women’s Wine Awards 2023 ゴールド
(2018)ジャパン・ワイン・チャレンジ2022 銀賞

 

 

 

スペイン料理&ワイン『ティン・ガナ』のサマリー

今回のクネ社主催のガラパーティで、料理の提供兼会場となったGEMS市ヶ谷にある『Tinc gana』(ティン・ガナ)についてのサマリーです

スペイン料理は家庭料理やバルなどのお店にはよく訪問していましが、バルセロナの最先端のガストロノミーと謳う、モダンでクリエイティブな、贅を尽くしたコースをいただくのは初めてです。

今回は非常に良い機会をいただきました。

実際に料理をいただくと、贅を尽くした食材で、しかも和の食材、例えば「クエ」や「いくら醤油風味」なども取り入れていて、非常にクリエイティブで、サプライズも感じる美味しさでした。

そして、各ワインから感じるイメージと各料理の持つイメージが、私程度の感性においても絶妙にペアリングしていると感じました。

考え抜かれた素晴らしいペアリングの妙を堪能しつつ、料理もワインも非常に美味しくいただきました。

 

『 JEROME signature recipe 』公式ページ内の『Tinc gana』(ティン・ガナ)ページ(こちら)や食べログ内の公式ページこちらなどの内容を参考にしています。

バルセロナの最先端ガストロノミー バルセロナの最先端ガストロノミーを東京・市ヶ谷で表現

スペインと東京のサンパウでス―シェフを務めたジェローム・キルボフシェフが監修する新しいガストロバル。

厳選食材とライブキッチン 新鮮で上質な厳選食材を生かした目にも舌にも贅沢なライブキッチン
ジェローム・キルボフ氏について 世界の美食家から注目されるモダン・スパニッシュの先駆け、Restaurant Sant Pau(サンパウ)にてカルメ・ルスカイェーダシェフの右腕としてヘッドシェフなどを歴任。
2020年、東京広尾にスパニッシュバル「グラシア」、2022年、市ヶ谷に「ティンガナ」をオープン。
ジェローム シグネチャーレシピは世界の第一線で磨かれた豊富な経験と知識に基づき、世界を魅了する多岐にわたるレシピを考案。
日本の四季折々の食材や文化と呼応つつ「食からの体験」の数々をお届けします。
住所 東京都千代田区六番町4-3 GEMS市ヶ谷 1F
アクセス JR、東京メトロ有楽町線・南北線、都営新宿線 市ケ谷駅 徒歩3分

 

 

スペイン料理のティン・ガナのメニュー

後述、本ブログ記事で紹介している『Tinc gana』(ティン・ガナ)で実際にいただいた料理は、貸し切りで行われたクネ社のガラパーティ用と思われます。

そこで、本章では通常営業時の『Tinc gana』(ティン・ガナ)のメニューを紹介しています。

下記2つのディナーコースのみ用意されています。

・おまかせシグ二チャーコース(19,000円)

・季節のディナーコース(14,000円)

 

そして、ある日のおまかせシグ二チャーコース(19,000円)を下記に紹介しています。

クエや和出汁仕立て、おにぎりなど、和の食材や料理も取り入れたクリエイティブな料理が並びます。

非常に興味が沸き、惹かれますね。

ある日のおまかせシグ二チャーコース

~3種のアミューズ~

~3年熟成させた最高級ホセリート社の生ハムとパンコントマテ~

~前菜~
スイカのサルモレホ

カツオのスモーク

愛知県産鰻とチーズのトルテリーニ(ラヴィオリ)、和出汁仕立て

~お魚料理~
長崎県産クエのフリット キャビアソース

~お肉料理~
イベリコ豚のプルーマ

~お米料理~
車エビの出汁をたっぷりかけた、パエリアおにぎり

~デザート~
ブランマンジェ
<スペシャリテ>ジェロームチーズケーキ

~お茶菓子~

『Tinc gana』(ティン・ガナ)公式ページ(こちら)から抜粋しています。

 

 

ティン・ガナのスペイン料理とクネ・ワインによる絶品ペアリング!

スペインのクネ社が主催するガラパーティといういことで、同社の様々なブランドのスペインワインと、同ワインに合わせたティン・ガナのスペイン料理をコースでいただきました。

まず、ワインは下記のとおりです。

泡から始まり、ロゼ、白、白、赤、セミ・スウィートまで、クネ社のワインによる充実のラインナップです。

目玉は、やはりインペリアル グラン・レセルバ2012ですね。

アメリカのワイン専門誌『ワインスペクテーター』で、スペインで初めてNO.1を獲得したワイン(2013年度)とのことです。

そして、このワインに合わせるメインの料理も非常に楽しみです。

ワインリスト

・泡:カバ エクストラ・ブリュット ブラックラベル /ロジャー・グラート

・ロゼ:ロザート2018 /コンティノ

・白:アルバリーニョ /ラ・バル

・白:ゴデーリョ2023 /バル・ド・ガリル

・赤:インペリアル グラン・レゼルバ2012 /クネ

・セミ・スィート:コロナ グラン レゼルバ /クネ

 

 

そして、コースの具体的な内容は下記の通りです。

メニューから確認できる食材名を見ても、厳選されていて豪華なことがすぐに分かります。

そして、和の食材も使っていて、スペイン料理としてどのように創り上げているのか、期待が膨らみます。

そして、ガラパーティならではのワインとのペアリングも期待大です。

・3種のアペリティーボ

・パンコントマテと3年熟成の生ハム、ハモンイベリコベジョータ

・車海老とほうれん草のオムレツ

・クエ ブロッコリーソース

・イベリコ豚のプルーマ 鎌倉野菜

・シグネチャー ジェロームチーズケーキ

・プティフール

 

 

・カバ エクストラ・ブリュット ブラックラベル /ロジャー・グラート 

記念すべき乾杯のワインは、ロジャー・クラートのカヴァです。

どうやら一般向けではなく、料飲店向けに開発された、通常よりさらにドライなカヴァのようです。

ブラインドテイスティングでドン・ペリニオンに勝ったカヴァであることや、クネ社の自社畑のブドウを使用したヴィンテージありのカヴァ等の解説がありました。

青りんごのフルーティさが爽やかで、サッパリとしたカヴァでした。

まっさきに青りんごが思い浮かぶ爽やかさ、そして、柑橘類、洋梨、オイルなどの非常にフルーティで、サッパリとした香り。

口に含むと、爽やかさと苦味、青りんご、グレープフルーツ、緑の柑橘類などの味わい。

ブドウ生産地 スペイン>カタルーニャ州>ペネデス
ブドウ品種 チャレッロ40%、マカベオ30%、パレリャーダ30%
原産地呼称等 DOカヴァ
土壌・気候等 粘土質と白亜質の混ざり合った土壌。保湿能力が高い土、年間日照時間:約2500時間。
栽培・醸造法等 年によって異なるが1ヵ月半から2ヵ月発酵。瓶内二次発酵後、18~24ヵ月熟成。
ワインについて シトラス系果実のフレッシュかつドライなスタイルながら、高品質なぶどうを贅沢に使用し長期熟成することで、豊かなアロマと複雑味も、同時にバランスよく感じさせます。
輸入元 三国ワイン。引用元のワインのページ⇒こちら

 

下記はロジャー・グラートの別の美味しく、お手頃なカヴァのブログ記事です。

ロジャーグラート・カヴァ・ゴールド・ブリュット・レゼルバ’19ロジャーグラート・カヴァ・ゴールド・ブリュット・レゼルバ2019/ロジャー・グラート。1500円位~。香り、味わい、泡立ちの3つの異なる印象が、バランス良く感じられるカヴァ! フルーツコンポート、オイル、麦わらなどの香り。口に含むと、フレッシュなグレープフルーツやレモン、フルーツコンポート、酵母、蜂蜜、ハーブ、少しバニラなどの味わい。...

 

 

 

・3種のアペリティーボ

帆立のタルタル、チーズコロッケ、いくら柚子風味。

 

・チーズコロッケ:アオカビチーズがインパクトを与えてくれるコロッケです。
もちろんワインとは相性が良く、まろやかです。鼻腔から抜けるチーズの香りでフィニッシュを迎えます。

・帆立のタルタル:芽ネギの味と香りのインパクト、そして、新鮮なホタテが美味しい!
ワインと合わせると、少しマイルドに感じます。

・いくら柚子風味:大粒でプチプチの濃厚なイクラです。そして、濃厚さをサッパリとさせる柚子がバランスを取ってくれています。ワインと合わせても、ワインにも負けない、ちょうど良いバランス感でした。

・合わせたワイン:カバ エクストラ・ブリュット ブラックラベル /ロジャー・グラート

 

 

 

・ロザート2018 /コンティノ

単独自社所有畑のブドウで造られ、リオハのブドウを使ったロゼは珍しく、さらに9ヶ月間の熟成期間も珍しく、生産本数も700本と希少なワインとのことです。

長めの熟成期間とは言え、9ヶ月の熟成でこんなに熟成感がでるんだろうかと感じさせるワインでした。

熟成期間による効果だけではないと思いますが、非常に独特な味わいを醸し出していて、美味しいです。

こういうロゼもあるんだと感じさせてくれる、非常に良い経験になりました。

この後、合わせる料理が出て来ますが、料理とのペアリングを踏まえて、このワインが選ばれたことが良く分かります。

やや濃いめのサーモンピンク。

夕暮れのような美しい色で、僅かにオレンジ色がかっているようにも見える。

熟成による独特な香り、ベルモット、落ち着きのある赤系ベリー、オイルなどをイメージする。

口に含むと、香りほどではないものの、不思議と熟成したような味わいがあり、リキュールっぽさも感じる。

ブドウ生産地 スペイン>ラ・リオハ州>リオハ>アラベサ
ブドウ品種 グラシアーノ40%、ガルナッチャ40%、マスエロ20%
原産地呼称等 DOCaリオハ
気候・土壌等 ローム土壌
栽培・醸造法 アメリカンオーク(225L)で発酵。スロバキアンオーク(225L)で9ヶ月熟成。
ワインについて クランベリー、ストロベリーなどの果実の香りがしっかりとしており、フローラルな印象。ミディアムボディでフレッシュ感があり、豊かなタンニンと豊富な酸味が全体を引き締めています。しっかりとした味わいで長い余韻があります。
輸入元 三国ワイン。引用元のワインのページ⇒こちら

 

 

 

パンコントマテと3年熟成の生ハム、ハモンイベリコベジョータ

オリーヴオイル、または、塩で。

 

トマトの味わいが予想以上に出ていて、しかし酸味は控えめで、生ハムとのバランスがとても良いです。

パンはしっとりとした食感です。

ワインと合わせると、ワインの熟成感と熟成した生ハムとの相性が非常に素晴らしい!

このコンティノ・ロザートだからこそ、熟成した生ハムの美味しさを活かしたペアリングになっていると思います。

恐らく普通のサッパリとしたロゼワインでも合うとは思いますが、普通のペアリングにしかならなかったと思います。

素晴らしいペアリングでした!

・合わせたワイン:コンティノ・ロザート /コンティノ

 

 

 

アルバリーニョ2023 /ラ・バル  

このワインは爽やかさのあるフルーティな香りですが、口に含むとフルーティさの中に複雑さを感じます。

記事執筆時にワインについて調べていると、様々な土壌のアルバリーニョがアッサンブラージュされていることが分かり、納得でした。

シュール・リー製法もさらに個性を引き出しているのではないかと思います。

複雑で、深味のある美味しい白ワインです!

穏やかな柑橘類、白桃、洋梨などのフルーティな香り。

洋梨、アプリコット、白桃、バニラ、白胡椒などの味わい。

複雑さがあり、深みも非常に楽しめるワイン。

ブドウ生産地 スペイン>ガリシア州>リアス・バイシャス
ブドウ品種 アルバリーニョ100%(自社畑比率は80%(アランテイ&タボエクサ))
原産地呼称等 DOリアス・バイシャス
気候・土壌等 砂質&花崗岩及び粘土沖積土壌
栽培・醸造法 ステンレスタンク発酵。ステンレスタンク熟成6ヵ月、瓶熟成3ヵ月。シュール・リー。
ワインについて ラ・バルの自社畑であるアランテイ&タボエクサで収穫されたぶどう(砂質&花崗岩及び粘土沖積土壌)をベースにブレンドしたものです。レモン、白桃、フレッシュハーブ、フローラルなど爽やかな印象の香り。フレッシュな口当たりで、ミディアム程度のボディが感じられるリッチさと若干クリーミーなテクスチャーもあります。
輸入元 三国ワイン。引用元のワインのページ⇒こちら

 

 

 

車海老とほうれん草のオムレツ

エビの頭を使った出汁のソース。

 

エビの頭を使った出汁から造られるソースは非常に濃厚で、美味しいです。

エビの頭の出汁のコクが、いつまでも続く長い余韻として感じます。

そして、車エビ、オムレツ、ソースを同時に口に含んだ時が最も美味しいです!

素晴らしい調和による美味しさです。

ワインと合わせると、爽やかさとクリーミーさをイメージするペアリングに!

この複雑さのあるアルバリーニョだからこそ、この濃厚で完成したバランスを持つ料理と、上手くペアリングしているのではないかと思います。

非常に良いペアリングです。

・合わせたワインアルバリーニョ2023 /ラ・バル

 

 

 

ゴデーリョ2023 /バル・ド・ガリル

少し甘さを感じる、瑞々しい香りが漂い、複雑さも感じる芳しい香りです。

口に含むと、洋梨のようなフルーティさ、そして青りんごなどの緑の爽やかさを感じます。

余韻にかけてミネラリーさを感じます。

爽やかで親しみやすい美味しさですが、しっかりとした味わいや複雑さもある香りを楽しめます。

シュール・リーによる効果もあってか、旨味をしっかりと残した味わいで、深みを感じます。

ステンレスタンクと2種類の樽の使い分けも、色々と影響を与えていそうです。

やはり並みのスペインワインとは一線を画す、格上感のある白ワインでした!

アプリコット、白桃、洋梨、スパイスなどの少し甘く、瑞々しい香り。

洋梨などのフルーティさに、青りんごやライム、緑のハーブなどの緑の爽やかさ、そして、ミネラリーさを感じる味わい。

ブドウ生産地 スペイン>ガリシア州>バルデオラス
ブドウ品種 ゴデーリョ
原産地呼称等 DOバルデオラス
気候・土壌等 スレート質土壌
栽培・醸造法 ステンレスタンク(50%)、フレンチオーク500L(25%)、フードル2000L(25%)を使い、16~18℃で14日間発酵。フレンチオーク500L,、フードル2000Lで3ヶ月間発酵。
ワインについて ガリシア原産の高級品種ゴデーリョのなめらかな白ワイン。
青リンゴやライムなどのフレッシュな味わい。シュール・リーにより複雑さが生まれ、なめらかなテクスチャーと長い余韻が印象的。2023vt:ジェームス・サックリング92点、ロバート・パーカー ワイン・アドヴォケイト92+点。
輸入元 三国ワイン。引用元のワインのページ⇒こちら

 

 

 

クエ ブロッコリーソース

クエ、ケールのフリット。銀杏、菊の花。

 

濃厚さを意識させない、旨味たっぷりのクエ!

パリッとしたケールのフリットがまたよく合います。

そして、硬めの食感の銀杏。

そして、ブロッコリーソースは味わいにブロッコリーの青さが少しあり、クエやケールのフリットとよく合います。

ワインと合わせると、様々な味わいがクエを中心に集約して、一つの完成形になるような、そんな美味しさでした!

素晴らしいペアリングでした。

・合わせたワイン:ゴデーリョ2023 /バル・ド・ガリル

 

 

 

インペリアル グラン・レゼルバ2012 /インペリアル

力強さがありますが、樽の香りや風味が綺麗に含まれていて、上品さもあります。

まろやかなコクのある甘やかさ、同時に、透明感もイメージする美味しさです。

非常に美味しいです!

「スペイン王室の結婚式で提供された実績」があり、「ワインスぺクテーター誌で初めてNO1を獲得したスペインワイン」との説明があり、まさにスペシャルなスペインワインです。

ブラックチェリー、バニラ、少しコーヒー、カシスリキュールなどのフルーティさがあり、甘やかで、上品な香り。

口に含むと、ブラックチェリー、バニラ、ブルーベリー、ローストした木などの味わい。

ブドウ生産地 スペイン>ラ・リオハ州>アルタ
ブドウ品種 DOCaリオハ
原産地呼称等 テンプラニーリョ85%、グラシアーノ10%、マスエロ5%
気候・土壌等 粘土質土壌
栽培・醸造法 畑とワイナリーで2度選果。フレンチオーク12000Lで28~30℃で発酵。マロラクティック発酵。アメリカンオーク樽、フレンチオーク樽(共に225L)で24ヵ月熟成。瓶内熟成36ヵ月。
ワインについて スペインワインの歴史を変えたNo.1ワイン。
アメリカの権威あるワイン専門誌「ワインスペクテーター」にて、2013年度スペインで初めてNO.1を獲得しました。
味わいには豊かな果実味にトースティーなオークを感じます。豊かな酸としなやかなタンニンが繊細に編み込まれ、香りの良いバルサミコ酢のようなニュアンスがアクセントを加えています。長い余韻が楽しめるワインです。インペリアルは毎年製造されるわけではなく、良質なヴィンテージのみ造られます。2012vt:ワイン・スペクテーター91点、ジェームス・サックリング 94点、ワイン・エンスージアスト91点、ワイン・アドヴォケイト95点、ティム・アトキンMW ポイント97点
輸入元 三国ワイン。引用元のワインのページ⇒こちら

 

 

 

イベリコ豚のプルーマ 鎌倉野菜

天使の羽と呼ばれる希少部位。フォンドボーのソース。

 

柔らかさを残した焼き加減が非常に素晴らしい!

フォンドボーの動物から取る濃厚なソースと、この赤身肉との相性がピッタリで、この組合せも素晴らしい!

野菜は歯ごたえを残していて、柔らかい赤身肉との変化も楽しめます。

野菜と濃厚なソースとの組合せは、野菜の味わいを残しているため、ソースを付けても濃くなりすぎないようになっていて、バランスが良くて美味しいです。

ワインに合わせると、ワインのまろやかな深みのある味わいとは、絶妙のペアリングです。

いや、これぞマリアージュかもしれない!

決して濃すぎないですが、豚肉とも共存する美味しさです。

フォンドボーのソースをしっかりと付けてもワインは負けず、そして、イベリコ豚の肉のまろやかさが増し、ワインも肉も美味しさをより楽しめる、そんなペアイングでした。

・合わせたワイン:インペリアル グラン・レゼルバ2012 /インペリアル

 

 

 

・コロナ グラン レゼルバ2015 /クネ

ビウラ種主体の甘さはありますが、そこまで甘くないセミ・スウィートで、チーズケーキとベストマリアージュのワインとの説明がありました。

まるで芳しい香りのオーラをまとっているようなワインです。

口に含むと、しっかりとした甘味を感じますが、強過ぎず、飲み続けることができそうなレベルです。

セミ・スウィートの良さが良く出ています。

そして、何よりデザートと合わせてみたくなる味わいです。

凝縮感のある甘味と深みがありますが、上品で美味しいです!

ナッツ、蜂蜜、煮詰めたトロピカルフルーツ、バニラ、オイルなどの凝縮感のある香り。

口に含むと、洋梨、バニラ、蜂蜜などを感じ、様々な甘味を凝縮したような深みのある味わい。

※以下は、コロナ/クネの情報です。

ブドウ生産地 スペイン>ラ・リオハ州>リオハ
ブドウ品種 ビウラ85%、ガルナッチャ・ブランカ15%
原産地呼称等 DOCaリオハ
気候・土壌等 粘土質ローム土壌(赤土)
栽培・醸造法 ステンレス及び225Lのアメリカンオーク新樽を使い、15~17℃で発酵。225Lのアメリカンオーク新樽で6ヵ月熟成。
ワインについて 複雑性のある貴腐特有の華やかなアロマとバルサミコを想わせるような木樽で熟成した香り。リッチで粘性を感じる口当たりで、酸度と糖度のバランスは完璧です。また、オーク樽での熟成により、深みと長い余韻を感じられます。

2015vt:“SAKURA” Japan Women’s Wine Awards 2018 ゴールド

輸入元 三国ワイン。引用元のワインのページ⇒こちら

 

 

 

・シグネチャー ジェロームチーズケーキ

新しいレシピの特別なチーズケーキです。

日本で食べられる最高峰のバスクチーズケーキとの説明がありました。

 

非常に柔らかい食感、少し冷やしてあります。

独特な味わいが含まれていて、それらがアクセントになっていて、普通のチーズケーキとは一線を画す美味しさがあります。

非常に美味しい、絶品のチーズケーキです!

ワインと合わせると、チーズが引き立ちつつ、ワインの甘味と凝縮感のある味わいが、中和した絶妙のバランス感のある美味しさになります!

最後まで素晴らしいペアイングでした。

・合わせたワイン:コロナ グラン レゼルバ2015 /クネ

 

 

 

・プティフール

アップルベリー、チョコガナッシュ。

 

非常に濃厚な生チョコレート、僅かに抹茶がコクを出しているかも。

アップルベリーは、シナモンの風味をイメージしつつ、温かいりんごがジューシーで、非常に美味しい!

写真にはないですが、ザクロのシャーベットがサッパリした美味しさで、ショコラやデザートワインの口直しにピッタリでした。

まさにフィニッシュに相応しい美味しさでした!

 

 

スペイン料理『Tinc gana』(ティン・ガナ)の基礎情報

下記は今回いただいたスペイン料理を提供してくださった『Tinc gana』(ティン・ガナ)の基礎情報です。

詳しくは『 JEROME signature recipe 』内の『Tinc gana』(ティン・ガナ)公式ページをご参照ください。

同公式ページと食べログの情報を参照して作成しています。

店舗名 Tinc gana (ティン ガナ)
公式ページ https://jeromequilbeuf.jp/tincgana
SNS Instagram:@tinc_gana_tokyo
最寄り駅 ・JR市ケ谷駅 徒歩3分
・東京メトロ有楽町線・南北線 市ケ谷駅 徒歩3分
・都営新宿線 市ケ谷駅 徒歩3分
住所 東京都千代田区六番町4-3 GEMS市ヶ谷 1F
TEL 03-5357-1921
営業時間 17:00~24:00(L.O.22:00)
休業日 火曜日
支払方法 クレジットカード
予約 可。TEL、WEB(公式ページ、グルメサイト)
グルメサイト 食べログはこちら

 

 

 

スペインワインのクネ社のガラパーティの関係者

今回はGEMS (ジェムズ)が実施していたキャンペーンに当選してご招待いただいたガラパーティでした。

本ガラパーティの関係者のURL・SNS等を紹介しています。

興味のある方は、是非チェック・フォローしてみてください。

 

・主催:クネ社

詳細は上述の他の章で紹介しています。

・クネ社(ESP版、ENG版):https://cvne.com/

・インポーターの三国ワイン公式ページ内のクネのページ⇒こちら

・Instagram:@cvnevino

・X:@Cvne

 

 

・三国ワイン

ワイン等の酒類のインポーター。クネ社100%出資会社。

・URL:https://www.mikuniwine.co.jp/ 

・Instagram:@mikuni_wine

 

 

・『Tinc gana』(ティン・ガナ)

料理提供兼会場

詳細は上述の章で紹介しています。

 

 

・在日スペイン商工会議所

本ガラパーティに参加して、ご挨拶をされていました。

三国ワインは同会議所の会員とのことでした。

・URL:https://spanishchamber.or.jp/?lang=ja 

・Instagram:@spccjapan

また、ガラパーティ当日に、同商工会議所から下記のご紹介がありました。

CEJ (Comete España en Japón)-通称 ”コメテ”

在日スペイン商工会議所が主催するスペイン料理プログラムで、スペイン料理の豆知識やレシピ、レストランを紹介しているとのことでした。

CEJ (Comete España en Japón)-通称 ”コメテ”

・URL:https://cometeespana.com/ 

・Instagram:@cej_oficial 

 

 

・野村不動産コマース

野村不動産100%出資会社で、同グループの野村不動産コマースの方もご挨拶をされていました。

今回のガラパーティへの招待キャンペーンを、商業施設のグルメタワー「GEMS」(ジェムズ)のInstagramアカウントで実施していたのも同社です。

「GEMS」とは

「GEMS(ジェムズ)」=英語の「GEM(ジェム)=宝石」の複数形です。「GEM(ジェム)」、それは宝石から転じ、研磨された貴石のように美しいモノ、完璧な人という意味を持ちます。

生き生きとした宝石(店舗)がいくつも集積された都市型商業施設として、さらに将来にわたりその輝きを放ち続け、≪各々の街において、人々の生活を輝かせる存在となる施設≫≪施設にかかわる人々の、大切な宝石となる施設≫という思いを込めて名付けました。
ロゴも宝石を彷彿とさせる形状を、ビルのように積み重ねました。

グルメタワー「GEMS」(ジェムズ)の公式ページから抜粋・引用しています。

グルメタワー「GEMS」(ジェムズ)

・URL:https://www.gems-portal.com/index.html

・Instagram:gemsportal_official 

 

 

ABOUT ME
ワインの探究者ヴァンさん
◆実際に飲んだワイン、及び、料理とのペアリングを紹介。 ◆各ワインの情報を掲載:テイスティングコメント、ワイン名、生産者、生産地、ブドウ品種、栽培・醸造法、原産地呼称、輸入元、購入先、参考価格、合わせた料理など ◆ワインイベントやワインが美味しいお店などのレポートなども掲載 ◆X:日々のワインライフをtweet ◆instagram:ワイン、及び、料理とのペアリングをポスト。
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