今回の記事では、これからワインを飲んで行きたい友人達3名と自宅でプティ・ワイン会を開催した際に、実際にチョイスしたワインなどを紹介します。
ワイン会で選ぶワインは、やはり悩みます。特に、参加者があまりワインを飲んでいない方々の場合はなおさらです。
私のワインのチョイスでワイン嫌いになる可能性もあり、責任が重大だからです。
そこで、エノテカのヘビーユーザーでもある私が、エノテカで取り扱う無数にあるワインのラインナップから厳選した4本をワイン会に提供しました。
今回の記事では、これからワインを飲んで行きたい方向けに、おすすめするエノテカワイン厳選4本と、そのワインを選択した理由他をご紹介します。
・エノテカのヘビーユーザーが厳選したアロマッティックなワイン4本
・ワイン会でのサーブの順番
・ワイン選択のポイント
・ワイン会で使用したワイングッズ
目次
エノテカおすすめワイン厳選4本のワイン会の趣旨
今回のワイン会は私を含めて4名。参加者は日頃お世話になっている友人3名です。
そのため、気軽にワイワイしながら、ワインを楽しめる会になるように考えれば良いというハードルはそんなに高いものではありません。
ただ普段からお世話になっているので、御恩をお返ししたいという想いはありましたので、確実に喜んでいただきたいという意気込みはありました。
単に友人が集まってのワイン会よりは、少しハードルを上げているイメージです。
今回のワイン会の趣旨
・友人4名が集まり、ワインを通じてワイワイと楽しむ会
・日頃の御恩返しとして、ワインの楽しさを知って喜んでもらいたい
エノテカおすすめワイン厳選4本のワイン会の参加者
ワイン会参加者3名についてですが、ここが難しいポイントでした。
まず3名の共通項はワインにそれ程詳しくはないという点です。これはよくあるパターンで、ホストとしてはどんなワインを選ぼうかとワクワクします。
しかし、難しい点が、ゲストの内2名はお酒があまり飲めないということです。
・お一人はアルコール度数は3%以下がお好みで、お酒の種類で言えば、ビール未満のお酒。
・もうお一人は、ビール350mlを普段は1本も飲まないという酒量。
ワインのアルコール度数はだいたい9%から15%位です。よって、ビール未満のアルコール度数から選択できるワインはないのではないか?
また、酒量がビールで350ml未満だと、ワインをグラス1杯を飲むのが限度ではないか?
そもそもこのメンバーではワイン会をするのが無謀と思っていたので、長らく実現しなかったんですが、今回は節目の時で、ご恩返しで何とか実現したいと、楽しみながら悩んで、厳選したワインが次章です。
エノテカおすすめワインのワイン会 厳選4本!
まずは、悩んだ結果の厳選4本のワインを紹介します(ヴィンテージは異なります)。今回のワイン会のために選んだワインの共通点は非常にアロマティックで素晴らしい香りということです。もちろん味わいもいいです。
そして価格帯は1000円台(白)と4000円台(赤)が各1本、2000円台×赤・白1本ずつで、合計10,000円ちょっとです。
なお、ワイン選択のポイントは記事後半で説明しています。⇒こちら
ヴィーニャ・エスメラルダ / トーレス(白)
1500円前後~。スペイン>カタルーニャ州。ブドウ品種:モスカテル、ゲヴェルツトラミネール。
アロマティックなゲヴェルツトラミネールとモスカテルの競演による非常にアロマテックで、エキゾチックな素晴らしいワインに仕上がっています。私の中では超お気に入りのワインです。1000円台はお値打ちすぎます。NIKKEIなんでもランキングでも第1位にランクインされています。
私の感想
「甘い白桃、爽やかで甘やかなマスカット、南国のエキゾチックな果実、ライチ、バラ、白い花、少しスパイスの香り。非常にアロマティック!
口に含むと、マスカット、ライチ、南国果実、ハーブなど多様な味わい。控えめな酸味、少しの甘味。甘さは強すぎず、マスカットの上品さがある。全体としては複雑でアロマティックで、エキゾチックな味わい。」
エノテカコメント「バラやライチ、シトラスやマスカットなどのエレガントなアロマが特徴。口に含むと、溌剌とした酸とほのかに甘さを感じる果実味が見事なハーモニーを奏でます。優しい口当たりに、完熟した柑橘系のフルーツを感じさせる味わいで、香り豊かな長い余韻が続きます。キャンプやピクニックなど、アウトドアを楽しむのにピッタリなワインです。」
グラン・サングレ・デ・トロ・シャルドネ / トーレス(白)
2000円位~。スペイン>カタルーニャ州。シャルドネ100%。
こちらも2000円台と思えない、素晴らしいワインです。味わい・香りともふくよかで、それでいてダラケないしまった美味しさです。
私の感想
「抜栓してグラスに注ぐと、やや薄いゴールドのような美しく、美味しそうな色合い。
ライム、レモン、オレンジなどの爽やかな柑橘系果実、マスカット、王林のようなリンゴ、パイナップルや洋ナシなどの南国果実、花、蜂蜜、ハーブの香り。
スワリングしていくと、シトラス系でありつつ、フローラル系も併せ持つ香り。まるで、素晴らしい香水に出会ったかのような錯覚に陥る。素晴らしく芳しい香り。
口に含むと、しっかりとした、しかし丸みのある酸味、上品な若干の甘味がある。たっぷり入ったパイナップルや洋ナシなどの南国果実と、爽やかなライムなどの柑橘系果実、そして、リンゴや上品な甘みを伴うマスカットなど、様々な果実で構成されるフルーツバスケットを口に含んでいるような多様な味わい。これら多様な果実が上手くマッチして非常にバランスが良い。」
エノテカコメント「外観はゴールドがかった明るいイエロー。白桃やパイナップル、グレープフルーツなどの華やかな果実のアロマと、白い花やハーブの芳しい香りが立ち上ります。口に含んだ瞬間、豊かな果実味とフローラルな風味が広がり、爽やかな酸味と旨味を伴ったエレガントな余韻へと導かれます。しっかりとした果実味を感じられるため、ローストポークやムニエルなどの料理と好相性です。世界で称賛されるスペインの名門の実力を余すことなく堪能できる1本を是非この機会にお愉しみください。」
ブラウ&ブラウ / イエルマン(赤)
4200円台~。イタリア>フリウリ・ヴェネツィア・ジュリア州。ブラウフレンキッシュ(フランコーニア)、ブラウブルグンダー(ピノ・ネロ、ピノ・ノワール)
昔から何度もリピートしている非常にエレガントなワイン。開いた後の芳しい香りは秀逸です。
私の感想
「抜栓直後、ブルーベリー、豊富なスパイス、少し燻製の香り。チャーミングな赤いベリー系の果実の香り。口に含むと、しっかりとした酸味があり、フレッシュなブルーベリー、チェリー、フランボワーズなどの赤系・黒系果実、白胡椒などのスパイスを感じる。スワリングして開いてくると、シナモンの香りも加わり、よりエレガントで、爽やかさになる。
抜栓1時間後、まるで香水のように芳しい香りに。甘く切ない香り。酸味も控えめになり、熟れた赤い果実の優しく柔らかい味わいになります。黒系果実は姿を消し、熟したフランボワーズやストロベリーなどの赤いベリー系果実のよりエレガントなワインに変わります。香りも熟した赤いベリーの果実やバラの花の香りなど、非常にエレガントです。」
エノテカコメント「グラスに注ぐと、ブルーベリーや熟したイチゴの果実のアロマと、シナモンや黒コショウなどのスパイシーな香りが溢れ出します。味わいは、しっかりとした果実味と濃厚なタンニンが同居した力強いスタイル。タンニンとともに引き締まった酸が余韻へと続き、心地良い苦みやミネラルをお愉しみいただけます。グリルしたポーク、トマトソースを使った料理と好相性です。」
クラレンドル・ルージュ / クラレンドル(クラレンス・ディロン・ワインズ)(赤)
2400円台~。フランス>ボルドー。メルロー73%、カベルネ・ソーヴィニヨン14%、カベルネ・フラン13%。
サンテミリオンの特級格付第一級、5大シャトーのひとつシャトー・オー・ブリオンと、シャトー・ラ・ミッション・オー・ブリオンの2つの偉大な名門シャトーを擁するワイナリー。2000円台ワインも素晴らしいワインに仕上げています。
私の感想
「濃厚で艶のあるルビー。カシスやブラックベリーなどの赤系・黒系果実やほのかにチョコレート、森林、タバコ、ミントのニュアンスなどが上品で複雑な香りを作り上げています。
味わいは黒系果実だけでなく、赤い果実も加わったような華やかで、フレッシュ感もあり、やや凝縮感もあり濃密でもあります。香りの余韻も長く、素晴らしい香りが鼻腔に長く留まります。」
エノテカコメント(2015vt)「グラスに注ぐと鮮やかな濃いルビー色。カシスやラズベリー、ブラックチェリーなどの赤系黒系果実にナッツや煎ったコーヒーのニュアンスを感じる上品なアロマ。口に含むと、絹のように滑らかなタンニンが印象的。フレッシュな酸が豊かな果実味をしっかりと引き立てています。バランスの良い味わいは仄かにタバコやアニスの香りを伴った魅力的な余韻へとつながります。 」
エノテカおすすめワイン厳選4本のワイン会 サーブの順番
サーブの順番も大切です。ワインの飲む順番によっては、繊細な味わいなどは、濃厚な味わいに掻き消されてしまいます。
選択した4本のサーブの順番とその簡単な理由をこの章でご紹介します。
1本目 ヴィーニャ・エスメラルダ / トーレス(白)
1本目は開けてすぐに美味しく、非常にアロマティックで、少し甘味もあり、味わいも優しく柔らかいワインを選択。アペリティフにもちょうど良いワインです。
グラスは白ワイン用を使用しました。
2本目 グラン・サングレ・デ・トロ・シャルドネ /トーレス(白)
1本目のワインは優しく柔らかいワインのため、シャルドネのしっかりとした味わいや香りにかき消されないように、シャルドネを2本目にサーブします。
タイミングは1本目が完全に空いてしまわない内に、2本目のシャルドネをサーブします。
このシャルドネは少し温度を上げて開かせた方が、香りも味わいも南国感が出てきます。そこで、1本目を飲み切る前にサーブして飲み比べながら、2本目のシャルドネをゆっくりと開かせながら飲んでいただきます。
1本目が空く頃には、2本目の温度も上がり、開いた状態となり、開くことによる味わいや香りの変化も楽しめます。
大ぶりのブルゴーニュグラスで、しっかりとスワリングして香りを楽しむようにします。
トーレスのおすすめワイン 価格帯別、厳選のエノテカワイン
今回の白ワインはいずれもスペインのトーレスのワインでした。トーレスは高価なワインだけでなく、1000円台、2000円台でもお値打ちでクオリティが高いワインを造っています。下記記事は実際に飲んだ、または、購入したトーレスグループからおすすめワインを紹介しています。
3本目 ブラウ&ブラウ / イエルマン
白ワインの次は赤ワインです。
ボルドーワインは渋みが強めで、果実の凝縮感が高いので、ピノ・ノワールよりは渋く重いワインとなります。逆に、ピノ・ノワールは酸味が強めで、繊細で華やかな味わいです。
そこで、ボルドーワインよりピノ・ノワールからサーブした方が、繊細でエレガントなピノ味わいを打ち消すことがなく、美味しくいただけます。
また、ボルドーワインの後にピノを飲むと、軽く感じ過ぎたり、酸味をより強く感じてしまいがちです。
よって、3本目はピノ・ノワール系のブラウ&ブラウです。
こちらもシャルドネと同様に大ぶりのブルゴーニュグラスで、スワリングしてゆっくりと開かせながら、華やかな香りと味わいをしっかりと楽しんでいただきます。1時間から2時間も経つと、素晴らしい香りに包まれます!
ピノノワールのおすすめワイン 価格帯・地域別の厳選5本
ブドウ品種ピノノワールで造られたワインから、1000円台、2000円台、3000円台の3つの価格帯、地域別におすすめワインを厳選して5本ずつ紹介しています。
4本目 クラレンドル・ルージュ2013 / クラレンドル(クラレンス・ディロン・ワインズ)(赤)
3本目のサーブ時点で、あまり飲めないお二人はかなり飲んでいることになるので、4本目は軽くテイスティングしていただくレベルを想定して早めにサーブします。
3本目にサーブしたグラスワインがある程度開いて香りや味わいを楽しんだ後のタイミングで4本目をサーブします。
まずは、軽くサーブして抜栓直後をテイスティングしていただきます。
直ぐにボトルのワインを一部デキャンタに移して、パフォーマンスを楽しんでいただきます。赤ワインの赤い液体がデキャンタの壁面に沿って流れていく姿は本当に美しいです。初めてご覧になられた方は、感嘆の声が上がります。
そして、デキャンタージュしたワインをグラスに注ぎ、デキャンタージュ前後の比較をしてもらいます。
デキャンタージュして開いた後の方が、やはり華やかで美味しいと感じていただけます。
少し大ぶりなボルドールージュ用のワイングラスを利用して、渋味を抑えて、スワリングしつつ。ゆったりと楽しんでいただきます。
※デキャンタがない場合も大丈夫!
デキャンタージュしなくても、ゆっくりと時間をかけて飲めむと開いてきますので、大丈夫です。例えば、白ワインを飲み始めのタイミングで、4本目を抜栓して予めグラスに入れておき、3本目の後に飲む位のタイミングでも良いと思います。
エノテカおすすめワインのワイン会 厳選4本の選択のポイント
大前提として、今回の参会者はあまりワインは飲めない。ひょっとすると、お一人は軽く一口で終わるかもという前提で楽しめるワインとは?をまずは考慮に入れておく必要がありました。
そこをクリアできれば、もうお一人の酒量が少ない方も楽しめることにつながると判断したからです。少なくとも1杯のワインか、軽く2杯のワインは飲んでいただけるだろうと考えていたからです。
幸いにもワインは、色、香り、味で楽しむことができるお酒です。そこで香りだけでも喜んでもらえそうなワインを考えることにしました。
ワイン選択のポイント:アロマッティックなワイン
赤・白ワインとも芳しい香りで、かつ、香り豊かであることをワインのチョイスで最も重視しました。もちろん味わいも素晴らしいワインです。
エノテカおすすめワイン厳選4本のワイン会 白ワイン2本
大きな方向性は決まりました。
次はアロマティックなワインの中から、さらに4本に厳選した理由を説明します。
あまりワインを飲まれたことがない方には嫌煙されがちな、重い、渋い、開かないと本領発揮しないの3点から赤ワインを後回しにして、メインとしては白ワインを選択。
特に赤ワインは開いてから本領を発揮するので、上手くワイン会の間に開かせないと、良さを分かってもらえず、失敗する可能性が高まるからです。
おすすめのワインだけに、おすすめワインでもあんまり美味しくないとの印象を与えてしまうと、逆の効果(赤ワインが嫌いになる効果)が高まります。
ワイン飲み始めの方に、開いていない、渋くて重い赤ワインを飲んでしまい、赤ワインを嫌いになってしまうのだけは避けたいところです。
白ワインをメインに選択:赤ワインと違い、重くない、渋くない、開かなくても大丈夫
次に、白ワインにも様々なワインがあることを知っていただきたいので、少なくとも2本を選択。
2本は特徴が異なる必要があり、そこで異なるブドウ品種のワインを選択しました。逆に生産地と生産者は一致せることにしました。
後者は同じ地域、同じ生産者が造っても、ブドウ品種によってこれ程違うワインになるということを知っていただこうという趣旨です。
選択した2本の白ワインのポイント
・ブドウ品種の違うワイン
・生産地と生産者は同一
さらに、1本のワインは、アロマティックに加えて、多少甘味を伴うもの、そして優しく柔らかいもの。これはワインを飲み始めた方はドライでシャープなものより、少し甘味がある方がお気に召す場合が多いからです。
アロマティックで、多少の甘味を伴う優しく柔らかいワイン、白桃、マスカット、ライチなどの多彩な香り。
また、飲み始めの方はドライなワインだと味わいをあまり分解して捉えない印象があります。少し甘味があった方が味わおうとしてくださいます。あくまで私のざっくりとした主観です。
2本目はアロマティック、かつ、1本目と異なる香りや味わいを示すシャルドから選択。柑橘系果実や南国果実など多様な香りと味わいのしっかりとしたワインとしました。
アロマティックで、柑橘系果実、マスカットや王林、南国果実など多様な香りと味わいで、しっかりとしたワイン
あと、ワイン飲み始めの方は、いきなり高価なワインは買いにくいと思いますので、ご自身で購入しやすい価格帯(1000円台~2000円台)のワインから1本ずつとしました。
エノテカおすすめワイン厳選4本のワイン会 赤ワイン2本
酒量が少ない2名を含む4名のワイン会で、白ワイン2本あれば充分と思いますので、一応ワイン会のワインの選択としては既にコンプリートしています。
しかし、もうお一人が赤ワインを所望された場合や、あまり飲めないお二人にもワイン会中におすすめできそうであれば、赤ワインもぜひ試していただきたい!
そのため赤ワインもチョイスしておきました。
白ワインと同様にあまり飲めないことを前提に、香りで楽しめるワインとして、特徴の異なるアロマティックな赤ワイン2種類を選びたい。
アロマティックな赤ワイン2種類
特徴の異なる赤ワイン
すぐに思い浮かぶのは、フランス2大産地、1つはボルドー、1つはブルゴーニュです。ブドウ品種も異なり、また、複数品種をアッサンブラージュ(ブレンド)するボルドー、単一品種が基本のブルゴーニュと特徴が異なります。
また、味わいも酸味が強めでエレガントなブルゴーニュに対して、若いうちはどっしりと重く、果実の凝縮感があるボルドーと好対照です。
やはり定番のチョイスです。
但し、フランスワインは陰性のワインも多く、ワイン飲み始めの方には、上手くサーブしないと、かび臭いとかちょっとハードルが上がりそうです。また、ブルゴーニュは価格も高価です。
そこで、ブルゴーニュは今回は見合わせて、ブドウ品種がブルゴーニュと同じピノ・ノワールから選択します。その中でも、私のお気に入りの華やかなイタリアのピノ・ノワール系(このワインはピノ単一ではありません)を選択しました。
ボルドーも陰性なものが多いですが、私がお気に入りの香り豊かで華やかなボルドーワインがセラーにありましたので、ボルドーで決定。このワインは何度もリピートしてよく知っているという点も決定した理由です。
ブドウ品種から選択
ブルゴーニュ系 ⇒ アロマティックで、熟した赤い果実やバラが香る華やかなイタリアのピノ・ノワール系
ボルドーワイン ⇒ 赤・黒系果実、チョコレート、森林、ミントなど素晴らしい香りの定番ボルドーワイン
エノテカおすすめワイン厳選4本のワイン会で使ったワイングッズ
この章ではワイン会で使用したワイングッズを紹介しています。実用的で、あまり高価でなく、ワインを美味しくするグッズ達ですので、おすすめです。
エノテカおすすめワイン厳選4本のワイン会で使ったワイングッズ
ドロップストップ
丸めて注ぎ口に差し込むだけで、ワインを注いでも液漏れが全くと言っていい程しません。安くて便利で、何度でも使えます。初めて使い始めたものを繰り返し、10年以上使っていると思います。耐久性もあら上、便利ですよ。2枚入りで300円位。
デキャンタ
デキャンタは閉じているワインを一気に開かせることができます。ワイン会などのホームパーティーでのパフォーマンスとしても面白いのでおすすめです。
まだ眠っているワインの香りも味わいもデキャンタージュすると、かなり良くなりますので、ワイン好きには必須のグッズです。
私は10,000円ちょっとのプジョー社製のデキャンタを使っています。
ワイングラス
日頃から私はあまり高価なグラスは使わないのですが、ワイン会ではより実用的なグラスを使っています。本数も必要なので、なおさらお値打ちなグラスとなります。
白ワイン用も赤ワイン用もお値打ちで、割れにくく、見栄えがするロナのル・ヴァン・シリーズをエノテカで購入して使っています。
ワイングラスもエノテカで20%割引で購入!
私の場合、エノテカのケースオーダー20%割引を活用して下記価格より20%割引で購入しています。詳しくは下記記事内の「クラブエノテカ・プレミアム・VISAゴールドカードのおすすめ特典」の「ケースオーダー割引」を参照ください。
1 ロナ ル・ヴァン・ブラン
1本目のワインに使用した白ワイン用のグラス。グラスが足らない時などは、赤ワインにも使ったりと、ある意味万能に使っています。1100円程と価格もお値打ち。自宅には4脚あり、プティ・ワイン会などに使っています。
ロナのル・ヴァン・シリーズは品質が良くて、傷がつきにくく、割れにくい実用的なグラスです。
ロナは一流ホテル向けに商品を納めるなど、 創業当初よりホテルやレストラン向けの専用グラス作りに力を入れており、プロ達から高い支持を集めているメーカです。
2 ロナ ル・ヴァン・ブルゴーニュ
2本目シャルドネと3本目ピノ・ノワールに使用したのは、こちらのブルゴーニュ用グラスです。同じくロナのル・ヴァン・シリーズ。1300円程で非常にお値打ちです。私はピノやシャルドネをよく飲むので、6脚セットを購入して所有しています。
3 ロナ ル・ヴァン・ボルドー
4本目のボルドールージュに利用したのはこちらのボルドー・ルージュ用グラスです。ロナのル・ヴァン・シリーズ。1300円程。同じメーカの同じシリーズです。自宅には4脚あり、プティ・ワイン会などに使っています。
ガス圧式オープナー
このオープナーは力を全く使わず、ガス圧でスポンッときれいにコルクを抜くことができます。短めのコルクに対して使っています。コルクを抜く作業が楽しくなります。5600円台~。
力がなくてもガス圧で抜けるので、ワイン会では女性にこのオープナーでコルクを抜栓していただいてます。大きめな音が鳴ってびっくりして盛り上がるので、ワイン会では毎度使っています。
但し、コルクが長いものや、抜栓するのが凄く固い場合は抜けないこともあるので、難しかった時はソムリエナイフに変更して抜栓します。
ソムリエナイフ(ダブルアクション)
女性からよく抜栓が大変とお聞きするので、実演と説明を兼ねて、女性にも使いやすいダブルアクションのソムリエナイフをワイン会では使っています。
「てこ」の支点となる場所が2箇所あり(普通のナイフは1箇所)、長いコルクでも支点を途中で変えて2段階で引き抜くことができます。コルクを折らずに抜きやすいです。コルクが長いめのイタリアワインにぴったりです。1200円台~。
その他ワイングッズなどは下記記事を参照ください。
https://winelover-vinsan.com/wine-info/goods/
エノテカおすすめワイン厳選4本のワイン会で使ったその他グッズ
ワイン会で使っているワイン関連以外のグッズです。それぞれお役立ちで、いつもワイン会では使っています。中でも下記パン切りナイフは超おすすめです。
パン切りナイフ 『せせらぎ』
超おすすめのパン用のナイフです。このナイフは本当にどんなパンでも綺麗に切れます。ふわふわのパンが潰れることもなく、また、ハード系のパンでもサクッと美しく切れます。3300円。
このナイフは創業70年の刃物メーカー(株式会社さんクラフト)が1本1本職人の手で丁寧に作っています。
1つの刃の中に、3種類の刃の形状があり、そのため非常に滑らかです。ハードな部分を切る大波の刃、パンの断面が綺麗に仕上がる小波の刃、パンの縁を綺麗に切るストレート刃です。1本のナイフで見事にこれらの役割を演じています。
楽天市場のふるさと納税でも返礼品として受け取れます。寄付金額10,000円。下記リンク先は楽天市場です。
チーズドーム / ケラ
ワイン会でチーズやパンを入れています。乾燥してカピカピにならないように使っています。(長時間のワイン会では、皿に盛るだけだと、テーブルのパンとチーズは確実にカピカピになります。)
また、ディスプレイ効果もあります。4000円台。
ワイドダストパン
テーブル上の散らかったパンのくずを取ります。綺麗に食べてもパンくずは多少なりとも散らかります。ちょっとしたことですが、パンくずを取って差し上げると、非常に喜ばれます。3000円台。
エノテカおすすめワイン厳選4本のワイン会 まとめ
今回は友人3名と自分の4名のワイン会を開催した際に、エノテカのラインアップから厳選した4本のワインや選択ポイントなどを紹介しました。
そもそもあまりお酒が飲めないという、ある意味ハードルの高いワイン会でしたが、それだけにワインは厳選しました。
香りだけでも楽しめる、一口でも美味しさがわかるような、そんなワインをあまり高価すぎない価格帯で選びました。(1000円台と4000円台各1本、2000円台2本)
ワイン選択のポイント:アロマッティックなワイン
白ワイン2本 選択のポイント
・特徴の異なるワイン:異なるブドウ品種、同一の生産地・生産者
1本目:アロマティックで、多少の甘味を伴う優しく柔らかいワイン、白桃、マスカット、ライチなどの多彩な香り。
2本目:アロマティックで、柑橘系果実、マスカットや王林、南国果実など多様な香りと味わいで、しっかりとしたワイン
赤ワイン2本 選択のポイント
・特徴の異なるワイン、ブドウ品種の違いから選択
3本目:ブルゴーニュ系⇒アロマティックで、熟した赤い果実やバラが香る華やかなイタリアのピノ・ノワール系
4本目:ボルドーワイン⇒赤・黒系果実、チョコレート、森林、ミントなど素晴らしい香りの定番ボルドーワイン
結果的には、4種類の全てのワインをテイスティングしていただき、また、ゆっくりと飲んでいたので、赤ワインもしっかりと開き、楽しんでいただけたようです。
後日、お世辞も含めてですが、下記のようなコメントをいただき、ますまずのワイン会だったのではないかと思います。
「耳学問だったワインを実際に飲むことができた」
「ワインごとの違いが分かったことに自分でも驚きです」
「ワインをあんなに美味しく飲めたのは初めての経験です」
「電車に乗り過ごすこともなく、二日酔いの症状もありません」
ワインの選択だけでなく、その他の工夫をしてみました。
ワインをより美味しくする工夫
サーブの順番やタイミング、グラスやデキャンタなどもワインをより美味しく飲むための工夫をしてみました。
それ以外のパフォーマンス
デキャンタージュやガス圧式オープナーによる抜栓など、パフォーマンスも少し入れて楽しんでもらえるようにしました。
サプライズ・ゲスト
当初は私を入れて3名という設定で周知して、当日に共通の懐かしの1名に登場していただきました。涙も誘い、盛り上がりました。
また、ワイングッズは実用的でお値打ちな価格帯のものを、ワイン会で実際に使用して紹介しています。
ワイングラスやソムリエナイフは、実用的でお値打ちな価格帯(1000円台前半)を使用
今後ワインを楽しもうと思われたときに、あまりコストをかけずに容易に始められるようにと考えてのことです。
最後に、今回のあまりお酒が飲めない、かつ、ワインをこれらから飲み始める方々に喜ばれるワインを目標にして4本を厳選し、その結果、喜んでいただくことができました。
味わいも香りも素晴らしいワイン
4本のワインの味わいや香りなどの違いが明確
価格も手頃:1人3000円位(合計10,000円ちょっとで4人で割れは1人3000円程度。)
この4本のワインは普通にお酒が飲めて、これからワインを飲み始める方々にも、きっと喜ばれると思います。飲み比べは、なお、喜ばれると思います。
是非、エノテカから厳選したワイン4本を試してみていただければと思います。ワイン会にも最適と思います!
もちろんある程度ワインを飲み慣れた方にも、非常におすすめの4本です!
エノテカのヘビーユーザーが厳選したアロマッティックなワイン4本
・ヴィーニャ・エスメラルダ / トーレス(白)
・グラン・サングレ・デ・トロ・シャルドネ / トーレス(白)
・ブラウ&ブラウ / イエルマン(赤)
・クラレンドル・ルージュ2013 / クラレンドル(クラレンス・ディロン・ワインズ)(赤)