今回はアルゼンチンのボデガ・ノートンが造る上質なマルベックです。
以前からアルゼンチンは、お値打ちで美味しいワインを造る生産国として、お気に入りです。
そのため、アルゼンチンワインのマルベックはよく購入しています。
中でもボデガ・ノートンは1000円台のワインでも、多くのシリーズで美味しいマルベックを販売しています。
ex.
パソ・ア・パソ、コレクシオン、バレル・セレクト、ロ・タンゴ、etc
今回は2000円台のさらに上級のマルベックです。非常に楽しみにしていた1本です。
そんなワインの感想です。
目次
アルゼンチンワイン、ボデガ・ノートンのプリヴァーダ・マルベック2019
アルゼンチンワイン、ボデガ・ノートンのプリヴァーダ・マルベックの情報は、購入先兼輸入元のエノテカから抜粋・引用しています。
黒みがかった深く美しいスミレ色。赤い果実やカシスなどの濃縮した果実のアロマに、ペッパーや花のニュアンスが重なった、華やかで豊かな香りがグラスから立ち上ります。口に含むと、スムースな飲み口ながらも力強いアタックで、丸みを帯びた甘やかなタンニンが際立った印象。余韻にはマルベックの持つピュアさがいつまでも感じられる、力強くもエレガントなスタイルです。
アグレロとルンルンタという2つの自社畑にある、樹齢50~80年の古樹から収穫されるブドウ。排水性に優れブドウ栽培に適した砂礫を多く含む沖積土壌の畑は、標高800〜1100m級の高地にあることから昼夜の気温差が大きく、これにより色濃く、十分に成熟したブドウが育ちます。手摘みで収穫されたブドウを手作業によって選果。発酵を実施した後、ヴィンテージによって果実味と樽香のバランスを見極め、約16ヵ月間フレンチオークの新樽で樽熟成、さらに約12ヵ月間の瓶内熟成を経てリリースされます。
詳しくはこちら(エノテカオンラインのページ)
アルゼンチンワイン、プリヴァーダ・マルベックの生産者:ボデガ・ノートン
アルゼンチンワイン、プリヴァーダ・マルベックの生産者、ボデガ・ノートンの情報は、購入先兼輸入元のエノテカから抜粋・引用しています。
詳しくはこちら(エノテカオンラインのページ)
スワロフスキー社が所有している。 アルゼンチンの首都、ブエノス・アイレスから西へ1000km、 アンデス山脈の麓のメンドーサ地区に最先端の設備を誇るワイナリー持ち、「アルゼンチン最高品質のワインを造る」ことをモットーにしている。
現在では世界60カ国以上に輸出されており、アルゼンチン国内で多くのワイナリーのモデルとなっています。 低価格ながら非常に洗練された味わいで、驚くほどのクオリティを誇る。
ワイナリーとして2010年にアルゼンチンの最も著名な新聞クラリンにおいてNo.1ワインブランドに選出。2011年にはベスト・ニューワールド・ワイナリー・オブ・ザ・イヤーにノミネートされ、「アルゼンチンのワイン造りをリードする存在」「最も親しみやすく賞賛すべきワインを造っている」と世界的に評価されています。
アルゼンチンは標高が高く、昼夜の気温差が激しい気候が特徴です。加えてアンデス山脈からの風の影響でブドウは乾燥し、1年を通じて病害虫や腐敗の心配がありません。つまり、殺虫剤や除草剤が必要ないため、自然とオーガニックでナチュラルなワインを造ることができるのです。また、ボデガ・ノートンでは灌漑にアンデスの雪解け水を使用しており、それがワインに豊かなミネラルをもたらしています。
アルゼンチンワイン、ボデガ・ノートンのプリヴァーダ・マルベックの感想
少し光にかざすと美しい、イキイキとしたやや明るい赤紫色。
グラスを傾けると、エッジのみが美しく透き通る。
スワリングすると、濃厚な赤紫色にグラスが染まり、ワインの涙が非常に長く現れる。
ブラックチェリー、バニラ、ローストした木、タイムや黒胡椒、ナツメグ、乾燥した木片、レッドチェリーなどの香り。
甘くフルーティで、焼いた木の香ばしさもあり、スパイシーさも感じる香りです。
非常に多彩な香りで、奥深さを感じます。
非常に芳しい香りです!
口に含むと、控えめな酸味、密度の高いボディ、甘やかさ、繊細なタンニンによる少し渋味を感じる。
ブラックチェリー、バニラ、ブラックベリー、少しクレームドカシス、控えめにレッドチェリー、黒胡椒やナツメグ、少しココアなどの味わい。
ブラックチェリーやクレームドカシスのフルーティさや甘やかさが非常にいい感じで、美味しいです。
フレッシュなブラックベリーやレッドチェリーがさらに彩りを添えてくれます。
さらに、香り同様にスパイシーさもあります。
黒系果実のフルーティさと甘やかさ、そして、スパイシーさを堪能できるマルベックです。
また、マルベックの中でもより洗練された印象があり、ワンランク上のアルゼンチンのマルベックという印象です。
濃厚だけど、フルーティで洗練されたマルベックです。
非常に美味しいワインです!
今回抜栓したのはアルゼンチンのワイナリー、ボデガ・ノートンが造るプリヴァーダ・マルベックです。
ボデガ・ノートンが造るマルベックはお値打ちな1000円台から色々とありますが、その価格帯でも非常に美味しいです。
今回抜栓したプリヴァーダ・マルベックは2000円台のワインです。
濃厚でまろやかな中にも、フレッシュなフルーティさがあり、上品さを持ち合わせたマルベックだと思います。
今まで飲んだボデガ・ノートンのマルベックとは明らかに一味違う、洗練された美味しさでした。
機会があれば、アルゼンチンの洗練されたマルベックを是非試してみてください!
他のシリーズもおすすめですが、プリヴァーダ・マルベックもおすすめです。
アルゼンチンワイン、ボデガ・ノートンのプリヴァーダ・マルベックに合わせた料理など
・ショコラタ プディング/カカオサンパカ
「スペイン産高品質カカオパウダーとダークチョコレートクーベルチュールを使用したカカオの風味を味わっていただけるすっきりした甘味のチョコレートプリンです。」(公式ページから引用。こちら)
濃厚さがありながら、少しフレッシュ感があり、上品な美味しさです。
上品なショコラをたっぷりと味わいつつ、カカオの風味も感じられ、より奥行きのある美味しさが表現されています。
また、プルプルした少し弾力のまる柔らかい食感が、ショコラをよりまろやかで、優しい味わいに感じさせてくれます。
非常に美味しいです!
ボデガ・ノートンのプリヴァーダ・マルベックに合わせると、ワインはフレッシュさがアップし、黒系果実のフルーティさをより感じます。
そして、余韻に近づくにつれて、ショコラ・プディングの味わいがしっかりとワインに馴染み、ワインにカカオやショコラの味わいが加わり、より美味しく感じます。
ワインの味わいに変化をもたらし、さらに余韻にかけての変化も楽しめ、ボデガ・ノートンのプリヴァーダ・マルベックとの相性は非常に良かったです!
・マンゴー イ ショコラタ/カカオサンパカ
「マンゴーの濃厚感・果肉感を楽しんでいただけるゼリーとすっきりした甘味のチョコレートプリン」(公式ページから引用。こちら)
ボデガ・ノートンのプリヴァーダ・マルベックに合わせたショコラタ プディングは、カカオサンパカに商品の提供をいただいています。
・カカオサンパカ
「カカオサンパカ:1935年創業のスペイン最大のカカオ豆の輸入・チョコレート原材料の製造会社「Nederland(ネダーランド)」グループの子会社として、1999年バルセロナに誕生しました。
ミシュラン三つ星レストラン「エル・ブリ」のシェフやパティシエをはじめ、 20数名のスペインを代表するクリエイターたちの出資のもと立ち上げられたカカオサンパカは、常に斬新なアイデアと絶妙なコンビネーションでカカオの魅力を最大限に引き出し、新たなチョコレートの可能性に挑戦し続けております。
カカオの産地にも工場をもつネダーランド社をマザーカンパニーとするカカオサンパカでは、カカオ豆の選別から、高品質なチョコレート原材料の製造にいたるまで全工程を管理することができ、アトリエのショコラティエにより、300種以上の製品を作り上げる事ができます。
ハンドメイド:カカオサンパカは、人の手でしか作り得ない、心のこもったチョコレートづくりを大切にしています。 1つ1つ熟練した職人の手によって丁寧に作られるチョコレートは、 大きさや長さ、デコレーションも自然の形を生かして作るため、一つとして同じものがありません。」(公式ページから抜粋・要約。こちら)
オンラインショップ公式URL | https://cacaosampaka-shop.com/ |
cacaosampaka_jp |
アルゼンチンワイン、ボデガ・ノートンのプリヴァーダ・マルベックの基礎情報
・ワイン名:プリヴァーダ・マルベック2019
・生産者:ボデガ・ノートン
・生産地:アルゼンチン>メンドゥーサ>自社畑(アグレロとルンルンタ)
・葡萄品種:マルベック100%
・気候や土壌:排水性に優れた砂礫を多く含む沖積土壌。昼夜の気温差が大きい標高800〜1100m級の高地。
・栽培・醸造法等:自社畑。樹齢50~80年。手摘み。手作業で選果。発酵後、ヴィンテージによって果実味と樽香のバランスを見極め、約16ヵ月間フレンチオークの新樽で樽熟成、さらに約12ヵ月間の瓶内熟成。
・評価・受賞等:サクラアワード2023ゴールド
・インポーター:エノテカ
・参考価格(ネットショップ):2000円台~
・購入時期/抜栓時期:2022.08./2023.06.
・購入先:エノテカオンライン(公式ページはこちら)
エノテカオンラインのクラブエノテカプレミアム(VISAカード)の特典であった(当時)ハッピーワイン40%割引で、2000円弱で購入。
アルゼンチンワインのマルベック関連のおすすめ記事
今回はアルゼンチンワイン、ボデガ・ノートンのプリヴァーダ・マルベックを抜栓しました。
濃厚でまろやかな中にも、フレッシュなフルーティさがあり、洗練されたマルベックでした。
下記は同じくマルベックで造るアルゼンチンワインです。アルゼンチンのマルベックは美味しいものばかりに出会います。
・カイケン・エステート・マルベック2018/カイケン
アルゼンチン。1700円台~。
熟したブラックベリーなどの黒系ベリー、カカオ、モカ、ローストした木、スミレの花、爽やかなスパイス、加えて、赤系ベリーなどの香り。口に含むと、モカ、熟したブラックベリーなどの黒系果実、バニラ、ココア、スパイス、鉄、ローストした木、野性味のあるニュアンスなどの味わい。
・ロ・タンゴ・マルベック2020/ボデガ・ノートン
アルゼンチン。1700円台~。
フレッシュなブラックベリー、カシスなどの黒系果実、シナモンや胡椒などのスパイスの香り。
口に含むと、フレッシュな黒系果実の凝縮感があり、タンニンも豊富でしっかりしたボディで、また、リコリスやスパイスなどの味わい。