今回のワインはエノテカが時折実施する「よりどり10本11,000円」のセットを購入した際に選択した1本です。
私も妻もトーレスのワインはお気に入りで色々と飲んでいますが、その中でもチリのワイナリーのミゲル・トーレス・チリが造るカベルネ・ソーヴィニヨンです。
チリのお値打ちのカベルネは重口でどっしりのイメージですが、その中ではミゲル・トーレス・チリのワインは洗練度が高いと感じます。やはりキング・オブ・スペインと言われる技術と最新設備で造るワインは一味違います!
目次
カベルネソーヴィニヨン サンタ・ディグナ・カベルネソーヴィニヨン・グラン・レゼルヴァ2018
「サンタ・ディグナ」はフェアトレード認証を受けているシリーズのワインです。ミゲル・トーレス・チリの社会への真摯な姿勢も伺い知れます。その結果、素晴らしいブドウを造ることができ、美味しいワインが完成するのではないかと思います。
また、サンタ・ディグナ・シリーズのワインで私が飲んだことがあるのは、赤ワインはカベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、白ワインではソーヴィニヨン・ブラン、シャルドネ、そしてスパークリングです。私もリピートをちょくちょくしていますので、おすすめのシリーズです。
ワインの情報は購入先のエノテカから引用しています。
2018ヴィンテージのコメント
濃く美しいルビー色。赤系・黒系果実の豊かな香りに、なめし革やリコリスなどが複雑に絡み合うアロマが広がります。果実味は力強く、威厳とエレガンスを兼ね備えた深い味わい。余韻はシルクのように滑らかなタンニンと芳醇な樽の香りが、上品に感じられます。
「サンタ・ディグナ」シリーズは、ワイン造りに携わる人々を大切にする取組みが評価され、フェアトレード認証を取得したシリーズ。チリワインの先駆者として数々の高評価ワインを生み出すとともに、同国最大規模のフェアトレードキャンペーンを展開しています。
詳細はこちら(エノテカオンラインのページ)
カベルネソーヴィニヨン 生産者:ミゲル・トーレス・チリ
ミゲル・トーレス・チリのワインでは、サンタ・ディグナ以外ではトルメンタ・オーガニック・ソーヴィニヨンブラン、エミス・フェリオ・ソーヴィニヨンブランとカベルネ・ソーヴィニヨンを飲んでいますが、サンタ・ディグナと同様いずれもクオリティの高いワインです。
個人的にはエミスフェリオのソーヴィニヨンブランは非常にお値打ちで好みです!
生産者の情報は購入先のエノテカから引用しています。
詳しくはこちら(エノテカオンラインのページ)
チリに、ヨーロッパのメーカーとして初めて進出したのがスペインで140年以上のワイン造りの歴史を持つ名門トーレス家でした。現在もトーレス社の社長を務めるミゲル・A・トーレス氏が「それは信じられないほど、理想的な土地だった」と話すほどにチリの土地に惚れ込み、1979年ミゲル・トーレス・チリを設立しました。
ステンレス・タンクなどの最新の醸造設備と技術の導入によって、チリのワイン産業全体を牽引。以後、多くのメーカーがトーレスに追随しチリに進出していきました。
トーレスの挑戦は、醸造面だけにとどまらず、栽培面でも、チリの自然環境、そこに暮らす人々の生活を大切に高品質ワインを生産するため、殺虫剤、除草剤などの化学薬品は使用せず、ブドウ畑の土壌や周辺環境に対して細心の注意が払われています。
良質なブドウを収穫するため、日々ブドウの生育状況の分析を行い、そしてブドウが持つ個性を最大限に引き出せるよう名門トーレス家が培ったワイン造りの技術が惜しみなく注ぎ込まれています。
トーレスのおすすめワインは下記記事にしています。ご参考まで。
チリワインおすすめカベルネソーヴィニヨン サンタ・ディグナの感想
抜栓直後、フレッシュなブラックベリーなどの黒系果実、煮詰めたような黒系果実、リコリス、スミレの花、胡椒などのスパイスの香り。フレッシュ感と煮詰めたような黒系果実と爽やかなスパイスの印象的な香りです。
口に含むと、煮詰めた黒系果実、ややフレッシュな黒系ベリーの果実、スパイスの味わい。濃厚でフレッシュな黒い果実感があり、しっかりとした重口で楽しめつつ、酸味もあるので、ぐいぐいと飲めるカベルネ・ソーヴィニヨンです。
タンニンはそれほど感じないですが、しっかりとあります。
抜栓2時間後、濃さや重さがあまり気にならなくなり、フレッシュなカシスなどの美味しさが前面に出てきて、豊富な果実味のジューシーさが楽しめます。やはり少し時間をかけて飲んだ方が洗練された印象になります。
このワインはお肉系料理に合わせつつ、食後もゆっくりと開かせながら、飲んでいただきたいです。抜栓直後のワイン単独の味わいや香り、その後、肉料理に合わせた時の味わい、最後に、開いた後のワイン単独の味わいと香りの3段階で変化を楽しんでいただきたいワインです。
約2000円ですが、今回は「よりどり10本1万円」で1本あたり1100円で購入できたので、お値打ちに購入できる機会を利用してセラーに保管しておき、少しずつデイリーワインとして楽しむがおすすめです。
合わせた料理
猪肉のパテ
今回は猪肉のパテに合わせていただきましたが、お肉に合わせることで重口を少し軽やかにし、また、パテに入ってるローズマリーや胡椒の爽やかさともよく合う。酸味もありフレッシュ感のあるワインですので、特に肉系の料理とは簡単に合わせやすいと思います。パテもワインも非常に美味しくいただけます!
・バゲット(byデリカテッセン・トランク(公式ページはこちら)):小麦の香りと味わいがしっかりとする美味しいバゲットです。ワイン、猪肉のパティ、そしてバゲット。非常によく合いました!
「パリパリだけど、しっかりモチモチ。まるで空気(AIR)のような軽食感バゲット。記事を一晩寝かせて、ゆっくりと発酵。熟成を促すオーバーナイトを採用し、パリパリで、香ばしいクラスト(ベゲットの皮)を実現。記事の温度管理をキッチリと行い、クラム(バゲット内部)は、しっかりモチモチに。」
チリワインおすすめカベルネソーヴィニヨン サンタ・ディグナの基礎情報
・生産地:チリ>セントラル・ヴァレー
・葡萄品種:カベルネ・ソーヴィニヨン
・評価:Mundus Vini(独)、Catad’or Gran W(チリ)、EXpo Vinos(ペルー)で金賞受賞歴
・栽培・醸造法等:フレンチオーク主体のオーク樽で6カ月間熟成。
・インポーター:エノテカ
・参考価格:1700円台~
・購入先:エノテカオンライン
エノテカの 『よりどり10本11,000円』で1本あたり1100円で購入
チリワインおすすめカベルネソーヴィニヨン関連の記事
カベルネ・ソーヴィニヨン2018 / ロス・ヴァスコス
1200円台~。ラフィット社がチリで設立しているワイナリー。フレッシュなカシスなどの果実、リコリス、スパイス、ハーブなどのボルドーの濃厚なカベルネを思い起こさせる香り。口に含むと、フレッシュなカシスなどの黒系果実、スパイスも豊富なチリワインらしい味わい。
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