最近、美味しいピノ・ノワールを探究中にドイツのファルツという地域のシュペートブルグンダー(ピノ・ノワール)で安くて美味しいワインに出会いました。
それを契機に、ファルツのワインを意識して飲む用にしています。
ベッカー、フーバーなどを最近飲みましたが、美味しいワインに出会うことができました。また、価格をもっと下げても外れることが今のところありません。
そんな時に出会ったワインが、今回のベッカーのシュペートブルグンダーです。今回も当然のように美味しかったです。
目次
ドイツのピノノワールおすすめ シュペートブルグンダー・ドッペルシュテュック2014
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ワインの名前にある「ドッペルシュテュック」というのは「大樽」という意味です。私は基本樽の風味は控え目で、果実味豊かなピノが好きですので、大樽歓迎です。
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シュペートブルグンダーとは、ブルゴーニュで有名なピノ・ノワールのドイツ名。ベッカーは同価格で通常のシュペートブルグンダーもリリースしていますが、ココス取り扱いのこのキュベは一味違います。通常は225L の小樽でワインを熟成するのですが、このワインは2400Lの大樽(ドッペルシュテュック)で熟成。大きな樽に入れることで、ワインが樽の表面に触れる割合が下がり、樽の風味の影響が小さくなります。結果として、よりピュアな果実味が感じられる、素晴らしいピノ・ノワールとなります。
ドイツのピノノワールおすすめ 生産者:フリードリッヒ・ベッカー
生産者の情報は購入先の葡萄畑ココス(楽天)から引用しています。
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フリードリッヒ・ビッカー醸造所は、ファルツ地方の中でもフランス・アルザスに面した国境近くにあります。
ゴーミヨ誌で8年連続最優秀赤ワイン賞を受賞するほどの、ピノ・ノワールの名手です。1973年に独立当時、周囲をはじめドイツの多くの生産者が、甘口の白ワインを作っていました。ベッカーはその当時から、周囲にあざ笑われようとも、きりっと酸のあるエレガントなワインを作り続け、やがてその実力はドイツ中、世界中に認められるようになりました。
ベッカーを特徴づけるキツネのラベルは、イソップ童話の「酸っぱいブドウとキツネ」のお話から。当時の周りの評価を皮肉ってエチケットに採用しました。
ドイツのピノノワールおすすめ ベッカーのドッペルシュテュックの感想
抜栓直後から、ストロベリー、チェリー、フランボワーズなどのフレッシュな赤い果実、スパイスとハーブの香り。少し草花を感じる。
スワリングすると、チャーミングな赤い果実やエレガントな花や、爽やかなスパイスの香りが溢れる。そして、少しスモーキーな香りも感じる。
香りからは、瑞々しいフレッシュな赤い果実を思い浮かべつつ、エレガントな花の香りが漂い、華やかで少し酸味もあるワインを想像する。
口に含むと、フレッシュな赤系ベリーと少し熟した赤系ベリーが同居して、チャーミングさとエレガンスを感じることができる。
そして、スパイスが刺激と爽やかさをうまく与えている。このピノノワールは美味しい!
非常に上品で、すーと飲めてしまう美味しさですが、いろんな要素がワインに奥行きを与えていて、しっかりと味わいつつ、余韻まで長く楽しめるワインでもあります。
程良い酸味、タンニンは非常に繊細でほとんど感じない滑らかな舌触り。
このワインは、花の香りとまとったジューシーな赤い果実のイメージですね!
さすがフリードリッヒ・ベッカー、そして私が好きなピノ・ノワールが多いファルツのシュペート・ブルグンダーです!
そして、必ず美味しいドイツのシュペート・ブルグンダーにあたり続けている輸入元がヘレンベルガー・ホーフです。
ほんといつも美味しいです!
ピノノワールのおすすめワイン 価格帯・地域別の厳選5本
ブドウ品種ピノノワールで造られたワインから、1000円台、2000円台、3000円台の3つの価格帯、地域別におすすめワインを厳選して5本ずつ紹介しています。
ドイツのピノノワールおすすめ ベッカーのドッペルシュテュックの基礎情報
・生産地:ドイツ>ファルツ
・葡萄品種:シュペートブルグンダー(ピノ・ノワール)
・参考価格:3000円位~
・栽培・醸造法:大樽による熟成
・インポーター:ヘレンベルガー・ホーフ
・購入先:葡萄畑ココス
エノテカ・オンラインのおすすめの活用方法のポイントを解説
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ドイツのピノノワールおすすめ関連の記事
下記ワインはいずれもドイツのファルツのピノ・ノワールです。いずれも私好みのワインです。これからチャレンジしていくならば、1000円台のワインからどうぞ。もし財布事情が許すなら、3000円台の少しいいワインから、お値打ちワインの1000円台に向けて買い進めるのもおすすめ。
・1000円台
クロスター・ピノノワール・ファルツ2017 クロスター醸造所
約1000円~。熟したフランボワーズ、花やスパイス、フレッシュなレッドチェリーなどの赤い果実、爽やかなハーブの、野性味を感じる野ばらの香り。口に含むと、フレッシュな赤いベリー系果実、少しスパイスを感じる。高い透明感を感じて、さっぱりした味わい。
・2000円台
シュペートブルグンダー2016 マルティン・ヴァスマー
2500円台~。抜栓直後から、熟したストロベリーやフレッシュなチェリーなどの赤系果実、華やかな花、爽やかなハーブやスパイスの香り。熟したストロベリーやフランボワーズなどの華やかさと、控えめな上品な甘み。
・3000円台
ベッカー・シュペートブルグンダー2014 フリードリッヒ・ベッカー
3000円台。フレッシュ感からくる軽めの飲み心地と、果実味豊富なふくよさかさのバランスが非常によく、余韻では甘いベリー系の赤い果実の香りがエレガントなワイン。
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