今回のワインはTAMAYA WINE STORE(タマヤワインストア)のグランドオープンで30%割引で購入できる機会があったので、吸い込まれるようにブルゴーニュ・ルージュ5本をまとめ買いした内の1本です。
お値打ちブルゴーニュ・ルージュばかりを選び、合計約17,100円のところ、約12,500円で購入。1本平均約3500円が約2500円に!
そして、今回抜栓したのは2100円台で購入したジョセフ・フェヴレのブルゴーニュ・ピノノワール2019です。
そんなワインの感想です。
目次
ジョセフ・フェヴレのエレガントなブルゴーニュ・ピノノワール2019
ジョセフ・フェヴレのブルゴーニュ・ピノノワールの情報は購入先のTAMAYA WINE STORE(タマヤワインストア)から抜粋・引用しています。
ブルゴーニュに140haを所有する大ドメーヌであるフェヴレがつくるベーシックワイン。
輝きのある美しいルビー色。ラズベリーやグロゼイユ(赤スグリ)など、赤い果実を思い起こさせる、典型的なブルゴーニュ・ピノ・ノワールのアロマ。全体的に調和がとれ、チャーミングなフィニッシュ。
ソムリエコメント:
きめ細かいタンニンと豊潤な果実味が心地よいチャーミングワイン!詳しくはこちら(TAMAYA WINE STORE(タマヤワインストア)のページ)
ブルゴーニュ・ピノノワール2019の生産者:ジョセフ・フェヴレ
ブルゴーニュ・ピノノワールの生産者、フェヴレ(ジョセフ・フェヴレ)の情報は輸入元のラック・コーポレーションから抜粋・引用しています。
詳しくはこちら(ラック・コーポレーションのページ)
ニュイ・サン・ジョルジュに本拠を置くフェヴレ社は、1825年の創立から7代にわたって続くグラン・メゾンである。
フェヴレが数ある他のネゴシアンと一線を画すのは、その広大な自社畑から造られるドメーヌもののワインが、全生産量の8割を占めるという事実だろう。
コート・ド・ニュイ、コート・ド・ボーヌ、そしてコート・シャロネーズまで、合わせて120haもの自社畑を所有し、シャンベルタン・クロ・ド・ベーズやエシェゾーなどグラン・クリュに10ha、ニュイ・サン・ジョルジュのレ・サン・ジョルジュやジュヴレ・シャンベルタンのクロ・デ・ジサールなどプルミエ・クリュに25haの畑をもつ。
ひとつのクリマの面積は平均して1haと決して大きくはないが、それだからこそクリマごとに手の込んだシュール・ムジュール、すなわちオーダーメイドのワイン造りを行うことができるのである。(略)
ジョセフ・フェヴレのエレガントなブルゴーニュ・ピノノワールの感想
僅かに紫色がかった美しいルビーレッド。
少し熟したフランボワーズやチェリーなどの赤系ベリー、少し清涼感のあるスパイスが香る。
スワリングすると、清涼感のある香りと共に、ややフレッシュな赤系ベリーのチャーミングさ、そして、少し赤スグリが顔を覗かせる。
非常に落ち着いたブルゴーニュらしい陰性のイメージのワインです。開くと、フレッシュさが出るパターンだろうか?
口に含むと、酸味はほとんど感じない。僅かに甘やかさがあり、非常に繊細なタンニンは感じるが、渋味はごく僅かしか感じない。
やや熟したストロベリーなどの赤系ベリー、果実味は豊富に感じられて、フルーティさがある。ピュアな果実ではなく、酸味がとれた全体的に落ち着いた印象に終始する。
フルーティで、瑞々しさがあります。非常に複雑な味わいの上に、やや熟した赤系ベリーが乗っているような印象でしょうか。フルーティ、ジューシーで、複雑さが美味しい。ジワジワ来ます。
パッと華やかになるワインではなく、じっくりと向き合って、ジワジワとくる味わいの深みを探るようなワインです。
分かりやすい華やかさと正反対のブルゴーニュ通好みのワインです。もちろんワインそのものは美味しいです。
抜栓1時間後、フランボワーズやさくらんぼのような赤い果実の、上品な透明感の味わいに変化している。香りは同様の赤い果実の上品さ、バラの花、スパイスなどの印象です。
うーん、非常に繊細で、上品な華やかさが現れてきている。香りも味わいも強すぎず、しかし、しっかりとした存在感がある。
抜栓直後とは全く異なる美味しさが現れた。美味しい!
但し、現時点の印象だと、非常に繊細なボディに感じるので、早めにピークを迎えそうな繊細なワインかもしれない。
抜栓2時間後、非常に繊細で、フランボワーズ、さくらんぼ、リキュール、バラの花や香水などのかなりしっかりとした豊富な香り。口に含むと、非常に上品な透明感のある味わいで、出汁のようなフランボワーズやさくらんぼ、上品な出汁などの味わい。
抜栓1時間後の延長線上にある味わいと香りです。さらに、非常に洗練されてエレガントになった印象です。まさに、薄旨コク系のワインです。
抜栓初日のベストは2時間後ですね。素晴らしいワインです!
このワインは少なくとも抜栓2〜3時間後までは、ゆっくりと楽しんで欲しです。抜栓直後では想像出来なかったエレガンスを感じることができます。凄いです!
初めて会った時は落ち着いた雰囲気の女性が、2時間後には垢抜けて、突然、パーティーの主役のように華やかでエレガントな雰囲気に!
まるで映画のストーリーのようなドラマチックなワインです。
抜栓3日目、バラの花、爽やかなスパイス、やや熟したフランボワーズなどの赤い果実の香り。華やかで爽やかで、フルーティな香りです。
口に含むと、少しリキュールっぽい艶やかな風味、まろやかでジューシーな赤い果実、スパイス、僅かに出汁っぽさのある味わい。
控えめな酸味があり、少し甘やかさがあり、渋味を僅かに感じる。
フルーティでジューシーな面と、まろやかな面の両方を感じる。まだまだ赤い果実を感じて美味しい!
さらに変化してきて、熟して透明感が増したストロベリーなどの味わい。艶やかな出汁っぽい香りや甘いストロベリー、リキュールなどの香り。
だんだんと抜栓初日の最後のイメージに近づいてきた。
抜栓3日目、2時間程放置。
さらに、室温に近づけるためグラスに注いでしまっていましたが、そのまま放置。
やっと抜栓初日最後のような艶やかで、エレガンスがあり、爽やかさも伴う香りに。熟して甘く透明感を持つフランボワーズの香りも。
うーん、エレガント!
口に含むと、香りと同様に熟して透明感が増したフランボワーズの甘やかで、エレガントな出汁のような味わいに。
うーん、味わいも非常にエレガントです。
ワインは温度と空気に触れさせる時間で非常に印象が変わりますね。全く別ものです。
抜栓3日目の初めはパーティの1人の参加者になってしまいましたが、徐々にトップに近づき、最後の最後にもう一花咲かせて、パーティーの主役に踊り出た!
ついにフィニッシュ!
ジョセフ・フェヴレのエレガントなブルゴーニュ・ピノノワールに合わせた料理
・豚バラ肉のバルサミコ煮:ビストロ フィル
「豚バラ肉をバルサミコ酢で煮込みさっぱりと仕上げました」
脂が落ちたパサっとスッキリした豚バラ肉から旨味だけが味わえます。その旨味に煮詰めたバルサミコ酢の酸味とコクが加わり、非常に美味しい。
見た目ほど濃くなく、ジューシーに感じます。
ジョセフ・フェヴレのブルゴーニュ・ピノノワールに合わせると、豚肉の旨味とワインがしっかりと寄り添い予想以上に合います。
なお、煮詰めたバルサミコの風味とワインのフルーティさが少し控えめになります。特に抜栓1時間後の状態は非常に繊細な味わいになっているので、やむをえないところでしょうか。
豚バラ肉を頬ばり、バルサミコの風味が落ち着いて豚肉の旨味がしっかりと感じられるようになった段階で、ワインを口に含むと、非常に良いペアリングとなります。
と言うことは、ビストロ フィルの「豚バラ肉のバルサミコ煮」よりも「豚バラ肉のビール煮」の方がよりペアリングするのかも。今度はビール煮にしてみよう!
また、楽しみが増えました。
抜栓2時後の薄味のコク旨に近づいているジョセフ・フェヴレのブルゴーニュ・ピノノワールの味わいは、一見、バルサミコの濃厚さに負けそうですが、逆にバルサミコの酸味やコクにも負けず、共存しています。
料理が冷めて酸味が控えめになったからかもしれません。
いずれにしろ、抜栓2時間後の方がワインと料理ともに美味しく、ペアリングとしては非常に良かったです。
【ビストロ フィルの実店舗】
・気軽にフレンチとワインが楽しめるビストロ 『Repas (ルパ)』
「本町駅徒歩3分、ビルの2階で営業しています。平日ランチ2,000.土曜日ランチは3,500円。
ディナーはアラカルトのみでの営業です。各国ワインを全てグラス🍷でご提供しております。カウンター席もありますので、お一人でも気軽にご来店下さい。天満橋に系列店、 」(公式ページから引用)
公式URL | 食べログ上の公式ページはこちら
Instagram公式アカウント:bistr_fil Repas ルパ【大阪 本町】 |
住所 | 大阪市中央区本町4-8-8 リズム本町 2F |
TEL | 050-5600-0699 |
営業時間 | 【ランチ】 11:30〜13:30(L.O.) 【ディナー】 17:30〜21:00(L.O.) |
定休日 | 水曜日ランチ、日曜日、祝日 |
アクセス | 御堂筋線・四ツ橋線 本町駅徒歩3分 |
グルメサイト | 食べログはこちら |
・とりみ5本塩とおまかせ3本盛り合わせ:やきとり正や福島店。
過去に注文してペアリングした経験から、ピノノワールには塩よりタレが合うと認識していつつ、やきとり塩が食べたくて、塩を注文。
抜栓3日目のジョセフ・フェヴレのブルゴーニュ・ピノノワールと、やきとりの塩を合わせると、塩の旨味がワインのフルーティさには邪魔なようで、味わいがバラけてしまう印象です。
やきとりの塩を合わせる時は、同時に口に含まないのがベターです。交互に楽しむ分には影響はほとんどありません。ワインもやきとりも美味しくいただきました。
やはりタレだったようです(笑)
・やきとり正や 福島店:大阪市福島区。JR大阪環状線 福島駅 徒歩3分。阪神本線 福島駅 徒歩5分。JR東西線 新福島駅 徒歩4分。
「新鮮旬野菜と厳選丹波地どりの炭火焼を堪能下さい」
公式ページはこちら
ジョセフ・フェヴレのブルゴーニュ・ピノノワールの基礎情報
・ワイン名:ブルゴーニュ・ピノノワール2019
・生産者:ジョセフ・フェヴレ
・生産地:フランス>ブルゴーニュ
・葡萄品種:ピノノワール
・原産地呼称等:AC.ブルゴーニュ
・気候や土壌:粘土石灰質。
・栽培・醸造法等:リュット・レゾネ。手摘み。15~30度で10日間ステンレスタンク発酵・熟成。
・インポーター:ラック・コーポレーション(公式ページはこちら)
・参考価格(ネットショップ):2400円位~
・購入先:TAMAYA WINE STORE
TAMAYA WINE STORE(タマヤワインストア)のグランドオープンのキャンペーンで30%割引、2100円台で購入。
2000円台で買えるブルゴーニュ・ピノノワール関連のおすすめ記事
今回抜栓したのはジョセフ・フェヴレのブルゴーニュ・ピノノワール2019です。うまく開かせれば、5本の中では最もエレガントなワインでした。
下記の記事はTAMAYA WINE STORE(タマヤワインストア)で、5本まとめ買いしたブルゴーニュ・ルージュの別のワインです。写真の左1本目と2本目。
しかもネットショップだといずれも2000円台で販売しています。やはりこちらもおすすめのブルゴーニュワインです!
ブルゴーニュ・ピノノワール2020/ジョセフ・ドルーアン
2000円位~。抜栓直後より2日目の方が美味しい! バラなどの赤い花、ややフレッシュな赤い果実、プラム、爽やかなスパイスなどの香り。口に含むと、フレッシュなチェリーやストロベリーなどの赤系果実、プラム、木苺、少し熟した赤い果実、清涼感のあるスパイスなどの味わい。
ブルゴーニュ・ピノノワール2017/シャルル・ノエラ
2700円台~。やや熟した赤系ベリー、赤スグリ、ドライフルーツ、白胡椒、バラなどの赤い花、タバコなどの香り。口に含むと、熟した赤系ベリー、ミネラル、土、火打石、スパイスなど味わい。
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