今回はブルゴーニュのお気に入りのワイナリーのオリヴィエ・ルフレーヴの、ACブルゴーニュです。
ACブルゴーニュはキュヴェ・マルゴとピノノワールの2種類をオリヴィエ・ルフレーヴでリリースしていますが、いずれもお気に入りです。価格帯も同じです。
今回はキュヴェ・マルゴ2014です。
そんなワインの感想です。
目次
オリヴィエ・ルフレーヴのブルゴーニュ・キュヴェ・マルゴ2014
オリヴィエ・ルフレーヴのブルゴーニュ・キュヴェ・マルゴ’14の情報は輸入元兼購入先のエノテカから抜粋・引用しています。
キュヴェ・マルゴはオリヴィエ・ルフレーヴ氏の愛娘の名前を冠した1本。コート・ド・ボーヌの自社畑と契約農家から購入したブドウをブレンドして造られます。
栽培は有機栽培をベースに行われており、化学薬品の使用は必要に応じて最小限。収穫は全て手摘みで行われ、最適な成熟度のブドウだけを選果して醸造が行われます。
醸造においてはフルーティーで軽やかなスタイルを目指した手法を使用。ブドウは全て除梗し、醸しの行程の前に低温発酵を14~17日間行うことで、タンニンの抽出を抑え、繊細なブドウのアロマや味わいを引き出しています。
出来上がったワインの熟成は、まず全量をステンレスタンクで3ヵ月間、その後全体の90%を新樽比率12%のオーク樽で9ヵ月間熟成。ブドウのフレッシュな風味が損なわれないよう、細心の注意を払いながら熟成させています。
詳しくはこちら(エノテカオンラインのページ)
ブルゴーニュ・キュヴェ・マルゴ’14の生産者:オリヴィエ・ルフレーヴ
ブルゴーニュ・キュヴェ・マルゴ’14の生産者、オリヴィエ・ルフレーヴの情報は輸入元兼購入先のエノテカから抜粋・引用しています。
詳しくはこちら(エノテカオンラインのページ)
ルフレーヴ家は、1500年代からブルゴーニュでワイン造りを始めた名門中の名門。ドメーヌ・ルフレーヴは、「世界最高峰のシャルドネ」の名声を欲しいままにしていましたが、当時としては先鋭的なビオディナミを導入。名声はさらに高まり、2006年にはイギリスのデキャンター誌で「世界で最も優秀な白ワイン生産者」に選ばれ、世界最高峰の白ワイン生産者として確固たる地位を築き上げました。
このドメーヌ・ルフレーヴから独立したオリヴィエ氏が1984年、自らの名を冠してスタートさせたネゴシアンが「オリヴィエ・ルフレーヴ」です。
契約農家のブドウについては、オリヴィエ・ルフレーヴのチームが栽培方法や収穫日まで細かく指定、そしてそのチームが全て手摘みでブドウを収穫しており、それらは「ドメーヌワイン」と言っても過言ではありません。
オリヴィエ・ルフレーヴのブルゴーニュ・キュヴェ・マルゴ’14の感想
抜栓直後から香水のような甘い華やかな花々が香る。
そして、程良く熟したフランボワーズ、ストロベリー、チェリーなどの赤系果実の華やかな香り。
少しフレッシュな赤い果実やバニラも感じられる
抜栓直後から、素晴らしい華やかな香りです。
やはりオリヴィエ・ルフレーヴはいいなぁと感じます。
口に含むと、程良い酸味、少しの渋味、僅かな甘やかさがある。
程良く熟した赤系果実の華やかさや旨味が溢れている。バニラや少しスパイスの味わい。
味わいには高い透明感があり、ピュアな果実を頬張っているようです。
甘酸っぱい若いピノノワールではなく、優しい果実感と透明感、そして、華やかさをイメージするブルゴーニュ・ルージュです。
やはりオリヴィエ・ルフレーヴはACブルゴーニュでも美味しいです!
個人的には今回のブルゴーニュ・キュヴェ・マルゴと、オリヴィエ・ルフレーヴのもう一つのACブルゴーニュのブルゴーニュ・ピノノワールを交互に毎日抜栓してもいい位のお気に入りです。
というのも、美味しい上に価格が手頃だったからです。
2018年にエノテカで購入した時は、3000円位の価格に、20%割引を適用して2400円位で入手しています。
今思うと、ダース買いしとくんだったと思います。
現在、ネットショップをチェックすると、3000円後半から4000円前半で売っていることが多いようです。
辛うじて3100円台で売っているのを見付けましたので、ぜひ今の内に入手されることをおすすめします。完売すると、3500円以上が最安値になりそうな予感です。
ブルゴーニュ・ルージュをこれから飲んで行きたい方にもおすすめのワインですが、3100円台で買える内に、まずは飲んでみて欲しいです。
オリヴィエ・ルフレーヴのブルゴーニュ・キュヴェ・マルゴ’14の基礎情報
・ワイン名:ブルゴーニュ・キュヴェ・マルゴ2014
・生産者:オリヴィエ・ルフレーヴ
・生産地:フランス>ブルゴーニュ
・葡萄品種:ピノノワール
・原産地呼称等:AC.ブルゴーニュ
・栽培・醸造法等:ベースは有機栽培。化学薬品の使用は最小限。手摘み。最適な成熟度のブドウだけを選果。全て除梗。14~17日間低温発酵。ステンレスタンクで3ヵ月間、その後90%を新樽比率12%のオーク樽で9ヵ月間熟成。
・抜栓時期:2020.04.
・インポーター:エノテカ
・参考価格(ネットショップ):3100円台~
・購入先:エノテカオンライン(公式ページはこちら)
エノテカオンラインのクラブエノテカプレミアム(VISAカード)の特典であるケースオーダー20%割引で、2018年度当時、2400円位で購入。
オリヴィエ・ルフレーヴのブルゴーニュ・ルージュ関連の記事
今回はオリヴィエ・ルフレーヴのブルゴーニュ・キュヴェ・マルゴ2014を抜栓しました。
優しい果実感、透明感、そして、華やかさをイメージするブルゴーニュ・ルージュでした。
下記は同じくオリヴィエ・ルフレーヴのブルゴーニュ・ルージュです。もう一つのAC.ブルゴーニュとヴィラージュ・クラスのワインです。
・ブルゴーニュ・ピノノワール2013/オリヴィエ・ルフレーヴ
3000円台前半~。
クランベリーやフランボワーズなどのベリー系の赤系果実の華やかな香り。
口に含むと、フレッシュでジューシーなベリー系の赤い果実、スパイスなどの複雑味がある。 透明感があり、タンニンはあまり感じず、スムーズな舌触り。
・サントネイ・ルージュ2013/オリヴィエ・ルフレーヴ
3900円台~。
熟したフランボワーズなどの赤いベリー系果実、花々、スパイスの非常に甘やかで、うっとりさせられる香り。
熟した赤系果実やアメリカチェリーのような甘やかさがあり、爽やかなハーブとスパイスが複雑さを演出している。