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1000円台ワイン ブルゴーニュ・ピノノワール2014
このワインは、世界中から安いピノ・ノワールを探そう!をコンセプトに、私が良く利用する楽天市場の「フェリシティ」というオンライン・ショップで11本購入した内の1本です。
「ピノ・ノワール100%」、「2500円未満」、「過去に飲んだことがない」という3つの条件だけで選びました。今回のワインは、その中の1本で、かつ、実際に飲んで、コストパフォーマンスが良く、美味しいと感じたので、本ブログで紹介しています。
こういう買い方をすると期待外れもあるのですが、今まで知らなかった安くて美味しいワインに出会え、ある意味視野が一気に広がります。
このワインは全く知りませんでしたが、フェイリシティのページによると、2016ヴィンテージはジルベール&ガイヤ―ル金賞※を受賞しているとのことです。
私個人としては、あまり賞を参考にして買うことはないのですが、ご参考まで。
※ジルベール&ガイヤール
1989年フランスのパリで創刊されたワイン専門のガイド誌。毎年数回ソムリエを含むプロのテイスターが出品アイテムを試飲して採点を行う。評価点が80点以上を獲得したものに金賞が与えられる。
1000円台ブルゴーニュ 生産者のクーヴァン・デ・ヴィジタンディーヌ
生産者の情報は購入先のフェイリシティ(楽天)から引用しています。辞書を引くと、「ク―ヴァン」は「修道院」を指すようですので、「ヴィジタンディーヌの修道院」といった名前のワイナリーのようです。
フェイリシティのWEBページ⇒こちら
1954年に設立したクーヴァン・デ・ヴィジタンディーヌは、1780年創業のネゴシアン、パトリアッシュ社の傘下にあるワイナリーです。
その名は現在ワイン貯蔵庫として利用している17世紀に建造された修道院に由来し、アーチ状の天井を持つこの建物※は見た目が美しいだけではなく、ワインの貯蔵庫としても最適な環境を有しています。※「アーチ状の天井を持つこの建物」の写真は⇒こちら(フェイリシティのWEBページ)
ワイナリーが築いてきたブルゴーニュ各地の栽培農家との幅広いネットワークと、充実した設備を活用し、ワイナリーが追求する「高品質ながら手頃な価格のワイン」を生み出すため日々努力しています。
1000円台ブルゴーニュのクーヴァン・デ・ヴィジタンディーヌ ワインの感想
抜栓直後から、チェリー、ストロベリーなどのフレッシュな赤系果実、ハーブとスパイスの香り。
スワリングすると、フランボワーズなどの甘酢っぱい赤いベリー系の香りが加わる。
抜栓直後は口に含むとやや酸味があり、果実の風味が薄めで、渋味も感じ、雑念とした風味がする。
第1印象は香りは良いが、味わいは安物のピノ・ノワールかなと感じる。
但し、この時は冷蔵庫から出して直ぐに飲み始めているので、完全に風味が抑えられている。
その後、1時間、2時間とちびちび飲んでいると、少し熟したフランボワーズのような甘酸っぱい赤いベリー系果実、レッドチェリーなどの芳しい香りが、当初よりかなり強調されている。
微かに薔薇、シナモン、白胡椒などスパイスの香りも感じる。
味わいは、レッドチェリー、ラズベリーなどの甘味と酸味のある赤系果実のフレッシュでジューシーな果実味が現れてくる。
温度が室温に近づき、開いてくると非常にいい。
結局、抜栓後1時間以上経って温度が室温に近づいてから本領を発揮しだし、4時間近くたっても微妙に変化をしならが、ポテンシャルを発揮し続けました。
これだけ楽しめたなら、1800円台は非常にお値打ちではないかと思います。
早めに冷蔵庫から出して温度を戻してあげておけば、もっと早い段階から高いパフォーマンスを感じることができたと思います。
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ブルゴーニュのクーヴァン・デ・ヴィジタンディーヌ ワインの基礎情報
・生産地:フランス>ブルゴーニュ
・葡萄品種:ピノ・ノワール
・参考価格:1848円
・インポーター:モトックス
・購入先:フェイリシティ(楽天)
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いずれも2000円程度で何とか購入できるACブルゴーニュ達です。
この価格帯でもやはり個性はあり、どれも異なる香りや味わいを持っています。
いずれもこの価格で一定のクオリティのブルゴーニュを飲めるのも今の内のような気がしますので、おすすめです。
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