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カリフォルニアのピノノワール ラ・クレマのモントレー・ピノノワール2016
ラ・クレマは以前から気になっていたカリフォルニアの生産者です。先日、モントレー・シャルドネ(本ブログの他の記事)と一緒にピノノワールを購入しました。
世界でどんどん美味しいワイン造られるようになり、飲まないといけないワインが増えて、ワインの探究先は広がるばかりでやっぱり嬉しいですね。
カリフォルニアのピノノワールも今後探究していきたいと思います。
カリフォルニアのピノノワール 生産者:ラ・クレマ
生産者の情報を、購入先のエノテカのページから抜粋・要約しておきます。
ラ・クレマについて
詳しくはこちら(エノテカオンラインのページ)
ラ・クレマは、1979年にソノマ・コーストの中心部、ロシアン・リヴァー・ヴァレーに創設されたワイナリー。アメリカの有名ワイン誌ワイン・エンスージアスト誌の選ぶ「ワイナリー・オブ・ザ・イヤー」を受賞した実績をもつ実力派で、1993年からはカリフォルニアを代表するビッグカンパニー、ケンダル・ジャクソンの傘下でソノマ・コーストの冷涼な気候「クール・クライメット」を活かしたワイン造りを追及しています。「クール・クライメット」のワインは、従来のパワフルなカリフォルニアワインのイメージを覆す、洗練された味わいで、各方面から注目を集めている、「いま旬のカリフォルニア」というべきスタイル。
そのワイナリーの基礎を築いたのは、アメリカNo.1であるとの呼び声高い天才醸造家、グレッグ・ラフォレット氏。カリフォルニアワインの伝説的ワイナリー、ボーリューで「カリフォルニアワインの父」と呼ばれるアンドレ・チェリチェフ氏に師事し、大学時代に学んだ生物学や食品科学の知識を用いてカリフォルニアのワイン造りに大きな影響を与えました。その功績が称えられ、ワイン・スペクテーター誌、ワイン・アドヴォケイト誌、ワイン&スピリッツ誌という3大ワイン評価誌より、世界あるいはカリフォルニアエリアの「ベスト・ワインメーカー」としてのタイトルを授与されており、ラ・クレマをはじめ、多くのワイナリーをコンサルティングし、それら全てをトップワイナリーに仕立て上げました。
カリフォルニアのピノノワール ラ・クレマのモントレー・ピノ・ノワールの感想
ストロベリーなど赤系果実の甘い香り、そしてハーブなどが加わり複雑さを感じる。
アメリカらしい陽気なワインかと思いきや、ブルゴーニュのような少し陰性の雰囲気を持つ。
レッドチェリーなどの赤系果実、スパイス、ハーブなど複雑味も味わえる美味しさ。
樽の風味が少し出ているかもしれません。
数年前から飲みたかったラ・クレマのピノをついに飲むことができました。
クールクライメット(冷涼な気候))によるんでしょうね。
カリフォルニアワインでイメージする陽気なイメージとはかなり異なりました。気候はブドウ栽培や、ワインの味に影響を与えることが良くわかります。
やはり想像以上に美味しかったので、すぐにモントレーをリピートしつつ、同じ生産者のセントラルコーストのピノ・ノワールも購入してしまいました。
セラーの在庫を減らさねばと思って抜栓すると、セラーから1本減って2本増える…。悲しく嬉しいワインラーバーあるあるです。
カリフォルニアのピノノワール ラ・クレマのモントレー・ピノ・ノワールの基礎情報
・生産地:アメリカ>カリフォルニア州>セントラルコースト>モントレー
・葡萄品種:ピノノワール100%
・参考価格:3000円台後半~
・購入先:エノテカオンライン
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ソノマ・コースト・ピノ・ノワール2016 ラ・クレマ
2500円台~。抜栓直後は、控えめだった様々な要素が、スワリングすると次々に現れ、2日目に再度味わうとフレッシュな赤系果実の酸味が現れていました。変化が楽しいピノノワールでした。
ピノ・ノワール スモール・ロット2016 パラドゥッチ
2000円台前半から。オーガニック認証を受けている醸造所で造られるカリフォルニアワインです。酸味や甘みを伴う赤い果実、スパイスなど、酸味と上品な甘みがあるイキイキとした華やかピノです。